月に一度はこれに乗る!
そう決めてから早数年。
だけども、ほかにも乗らねばならないバイクも多く、実際のところは3か月に2度程度?
だから年でいうなら10回乗れているのだかどうだか!
これはやばい!
というのも、こいつに乗り始めてはや35年。
気がきゃ昨年還暦を迎え、今後も順調に歳をとり続ける予定。
ゆえに、それに併せて体力もどんどん落ちていくはず!
そう考えた時…
さて、一体何歳までならこいつに乗れる?
主張の激しい大きなエンジンと図太い鉄製のフレームはかなりの重量。
乾燥重量で280キロなので、オイルと燃料を入れるともう300キロオーバー!
きょうび、バイクで300キロオーバーといえばスピードのことと勘違いされますが、こいつの場合は純粋に重量。
ですので、エンジンを切っての押し歩きなどは、本当に大変。
だって、私の体重が60キロなのでその5倍ですよ!5倍!
正直な話、ひっくり返してしまったら一人で起こせる自信が今はもう無いです。
だからこの先いつまで乗れるのかを考えると、
「今、乗れるうちに乗っておかねば!」
とそう思ってしまうのですよ。
そういうわけで、冒頭の毎月乗るぞという話へとなったわけなんです。
で、こういう話をした場合、
「それなら、もっと軽いバイクがあるよ。」
とか、
「今のハーレはもっと押し歩きが楽やで。」
とか、そういう話をしてくれる方々もおられます。
ですが、そういう話ではないのです。
わたしはこいつに乗りたいのです!
このグネグネと有機的なエンジン周り!
頭が悪そうなほどに大きなブレーキローター!
そして何より…
このシートからの眺め!
これらすべてが、私には必要で、これ以外では嫌なんです。
思えば昔からそうであったからか、
他の人(例えばハーレ仲間)とかとつるんで走るとか、そういう集まりに出かけるとか、
そういったことが特に好きでもなかったし、
新型のバイクや,この手のニューモデルが出ても全く関心がなかったし、
跨って遠くへ走りだしたりしなくとも、近所のちょい乗りで満足できたし
もっと言うなら、ガレージに入れたままエンジンを始動させるだけでも十分楽しくワクワクできたのです。
ここまで書いていて気がつた…
だからか!
そんなだから、扱えなくなり手元に置けなくなるのが嫌なのか!
そういうわけで、還暦を超えた今も私は週に三度のジム通いを続けております。
2007年からだからもう17年目かな?
今さらマッチョを目指す気は毛頭ないですが、
少なくとも、こいつを今まで通り操れる状態を維持したいとそう思いつづけ。
そんなわけで、この日も朝から引っ張り出してドカドカドカ♪
そしていつもの場所で一服です。
ストーブはピジョンことPIGEON ・IGNUS
可愛い見た目の1940年代のフランスのストーブです。
寒冷な気候のヨーロッパ仕様であるために、構造上熱のこもりがかなりある。
だから高温多湿な日本の夏場は全く使う気にはなれないストーブ。
でもこの日のように寒の戻りで真冬並みに冷え込む時なら最適な一台。
可愛いヘッドを輝かせながら燃焼し、けなげにお湯を沸かしてくれます
そして高く立ち上る湯気はまるで天国への階段!
こうして寒空の元、一杯の熱いコーヒーとおやつ。
そしてお気に入りのバイクを前にすりゃ、もうこれ以上のものはないでしょう?
これからもこういう時間を楽しめるように日々頑張らねば!
**動画**
いつまでもいっしょに! ~HD FXR&ピジョン~French vintage stove PIGEON ・IGNUS
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