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    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

アフィショマニ!ミュシャマニ! ミュシャ美術館~ポスターと~リトグラフ~

2024-10-03 09:17:12 | ぷ♂の日記
先日の休日に訪れたここは、堺・アルフォンスミュシャ館

真夏の8月に展示が入れ替わってからずっと行きたかったのですが、
あの酷暑に負けて出ていく気になれず、今回やっとの出動です。

で、その新しい展示内容というのがこれ!

P1040761.jpg
アフィショマニ!ミュシャマニ!

アフィショマニというのは19世紀末のフランス語でいうところの、「ポスターマニア」。
ですので、今回の展示はつまり…
「ポスターマニア!ミュシャマニア!」ヽ(^∀^)ノ

そういうわけですから展示室に入る前の通路までもがすでにこの状態。

P1040766.jpg


P1040767.jpg

非常に雰囲気が盛り上がりますね♪

そういうわけで、今回は19世紀末に花開いたポスターブーム、それを彩った数々の名品が一度に!
ですから、作家もミュシャだけではなく、ジュール・シェレやロートレックん度の巨匠の作品も数多く展示。

これは楽しみ♪

と、展示室に一歩踏み出すと…

P1040764.jpg
おお!大迫力~!

あの大きなウミロフ・ミラー画デ~ンとお出迎え!
そしてそのサイドにはびっしりと往年の名ポスターが!

でもこれやけに小さいぞ?

P1040775.jpg

実はこれらは、縮小版のリトグラフ(版画)なのです。、
当時加熱するポスターブームで、街からポスターの難度などが相次ぐほどの人気ぶりで、
そこに目を付けた出版社が発行したもの。
その中でも質量ともに最高と言われる、『ポスターの巨匠たち』1895~1896年版なのです。
しかし、縮小版とはいうものの、今のグラビアなどとは違い一点一点きちんと製作されたリトグラフなため、
その美しさと迫力は、見るほどに唸ってしまうほど。

そしてまた嬉しいことに、今回は併せてオリジナルの大判ポスターも展示されているので、
その各々を見比べて差異を楽しむといったこともできあるのです。
(これが結構楽しく、意外に縮小版の方が良いところもあったりするのですよ!)


こうして多くのポスターを見て幸せになれたらば、エレベーターで階下に下り、ミュシャラボへ♪


今回ここではポスターぶーくの立役者とでもうべきリトグラフ(平版画)を詳しく解説。

凸版、凹版と違っていまいち理解しづらい平版ですが、
その製販から印刷までの一連の理屈と仕組みをわかりやすく解説してくれております。

P1040773.jpg

実際私も、製版とインク乗せのあたりが、なぜきれいにそうすることがd系るのか不思議であったのですが、
今回はかなり詳しく解説してくれてあったので、長年のもやもやが消えスッキリできました。

特に、12もの版を使った多色刷りの段階を踏んだ各刷りの展示は面白かった♪

P1040770.jpg
ミニミニ印刷機セットもあり、とっても素敵♪


そんなわけで、ポスター好きには絶対おすすめのこの展示。
年内いっぱい開催しておりますので、ぜひどうぞ~!

ヽ(^∀^)ノ



企画展「アフィショマニ!ミュシャマニ!」
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