『主婦悦子さんの予期せぬ日々』久田恵/潮出版社(2017年9月)
シングルマザーを決意した娘、いつまでも無職の息子、離婚して実家に戻ってきた弟。
主婦悦子さんが次々と浮上する家族の問題に翻弄される日々を描いた家族ドラマ。
久田恵さんの本は3冊目にして小説は初めて読みました。
前にも書きましたが、この方の人生相談の回答が好き。
なるほどなぁ~との回答にいつも納得させられるの。
この小説も楽しめましたよ、実際はそう上手くいくかどうかは横に置いといて。
『花だより みをつくし料理帖特別巻』高田郁/角川春樹事務所(2018年9月)
澪が大坂に戻ったのち、文政五年(一八二二年)春から翌年初午にかけての物語。
店主・種市とつる家の面々を廻る、表題作「花だより」。
澪のかつての想いびと、御膳奉行の小野寺数馬と一風変わった妻・乙緒との暮らしを綴った「涼風あり」。
あさひ太夫の名を捨て、生家の再建を果たしてのちの野江を描いた「秋(しゅう)燕(えん)」。
澪と源斉夫婦が危機を乗り越えて絆を深めていく「月の船を漕ぐ」。
シリーズ完結から四年、登場人物たちのその後の奮闘と幸せとを料理がつなぐ特別巻、満を持して登場です! ~BOOKデータベースより
待ちに待ったみをつくし料理帖の特別編であり完結編。
大切に大切に読みました。
どの話しも良かったけれど、やはり野江ちゃんと又次の章が心に残りました。
またいつかシリーズ最初から読み返したい。
『書店ガール2最強の二人』碧野圭/PHP文芸文庫(2013年3月)
『書店ガール3託された一冊』碧野圭/PHP文芸文庫(2014年5月)
1を読んでから7年経っている間にシリーズ7まで進んでいたのですね。
順次読み進めようっと。
2の50年後まで残したい本に興味を持ちました。
既に読んだ本や知らない本もあったりして・・・。
3は更に面白くなっていったし。
続きが楽しみな良書です。