プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
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大阪レトロ建築さんぽ(2)

2022-10-12 | その他お出かけ
中之島図書館でランチの後、
レトロ建築さんぽのスタートは北浜から。
大阪取引所の建物を見ながら南下します。。。

直ぐ出てくるのは新井ビル



大正11年報徳銀行大阪支店として建ったビル、
河合浩蔵の設計。
列柱が銀行建築っぽいですね。



竣工100周年のポスターも



吹き抜けの美しい廻り階段。

 

1、2階には洋菓子店GOKAN(五感)が入ってます。



2階は回廊に沿って五感のカフェになっていて
一度午前中の空いてる時間帯に入りましたが、
いつも人気で待ち人数が多いカフェです。
地上4階建てビルでしたが、全体像の撮り忘れ



高麗橋野村ビルディング

 

野村財閥が建てた最初の貸しビル、昭和2年竣工。
安井武雄設計。
地上7階地下1階建て。

 

玄関の柱の上に三日月の装飾が可愛い



堺筋に面して広い間口だけど、奥行きは狭いビルなの。



1階にサンマルクカフェが入っています。



旧大阪教育生命保険ビル

 

明治45年建築。
以前はシェ・ワダが入っていた時期もあったけど、
現在はオペラ・ドメーヌ高麗橋となっています。



赤レンガなのでもしや・・・と思ったら
やっぱりここも辰野金吾の設計ですね。
白い御影石でぐるりと帯を回す赤レンガの外観が辰野式。



目を引く素敵な建物です。



それから、こちらもとてもインパクトある建物。
アール・デコ調の生駒ビルヂング

 

時計塔が目を引きますね。
木で隠れちゃってますが、
時計塔の下に伸びる縦長の窓と丸窓は時計の振り子をイメージ。



明治3年創業の生駒時計店、昭和5年竣工。
宗兵蔵設計。
地上5階地下1階建て。

 

全面別注の手掻きスクラッチタイル張り。
このビルの前を歩く度にとても気になっていたので、
TVで中や屋上が見れて嬉しかった



そして、こちらもTV放映された綿業会館
村野東吾が渡邊節事務所で最後に担当した建物。
昭和6年12月竣工、翌年1/1開館。
地上7階地下1階建て。



外観も立派ですが、
各部屋のスタイルを変えて
世界各国の来賓や会員の好みによって好きな部屋を選んで貰うため
内装に色々な国の建築様式を取り入れているそう。



 



開館早々、リットン調査団も来館。

 

「名建築で昼食を」放映記念お食事つき見学会が行われています
うわ~、願ったり叶ったりだな。
ぜひ参加したいです



清水猛商店

 

大正14年竣工、
住友ビルディングも手掛けた小川安一郎の設計。
表からは近代建築に見える洋風デザインですが、
木造3階建ての町屋の建物。
船場の商家が町屋から西洋建築へと移行する過渡期を示す貴重な事例の建物。



旧板谷歯科医院



大正末期から昭和初期頃の竣工。
鉄筋コンクリート造の3階建て。
設計者は不明。
丸窓やアーチ窓が可愛い。
小さなビルだけど、
角地で目を引くレトロモダンなビルです。



船場ビルディング



大正14年に竣工、設計は村上徹一。



ここもTV放映されて、
ビル内にポスターも貼ってありました。



中央の細長いパティオが印象的。



木レンガの張り替え工事中だったのが残念。





環境にやさしく古くて新しいビル

 

大正時代のスタイルを守る続けるビル。
オフィスと住居を合わせ持つ大阪発のユニークな革新的なビル。
アットホームな雰囲気のビルで
ここにオフィスがあるって、素敵ですね~。



と、長くなりましたので、
大阪レトロ建築さんぽ(3)に続く






ご訪問ありがとうございます




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