プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

紅雲町珈琲屋こよみシリーズ

2023-04-06 | プクニの本棚
『月夜の羊』吉永奈央/文藝春秋(2021/10)

コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む杉浦草は、
秋のある日、道端で「たすけて」と書かれたメモを拾う。
折しも紅雲町では女子中学生が行方不明中。
メモと関連づけ、誘拐・監禁を視野に警察も動き出すが、
直後に少女は家出とわかる。
そして、無関係なメモの件は放置される。
腑に落ちないお草は周辺をあたり、
独居の老女が自宅で倒れているのを発見、救助する。
ところが数日後、留守のはずの老女宅に人の気配を感じて――。
親の介護や「8050問題」に悩む人びとに、
お草さんの甘いだけではなく厳しさも伴う言動は響くのか。




『薔薇色に染まる頃』永奈央/文藝春秋(2022/10)

一度は売ったものの手放したことを後悔していた帯留めが戻ってきたと、
旧知の東京のアンティークショップから連絡をもらったお草。
早速その店に向かうが、
そこで耳にしたのは顔なじみのバーの雇われ店長が殺されたらしいという話だった。
生前に彼と約束を交わしていたお草はそれを実行に移すが、
その後、新幹線で何者かに追われている様子の母親と少年と隣り合わせる。
そして、その少年を預かることになるが――。
殺された知人、生前の約束と怪しげな現金、最凶の男……。
事件の全貌もわからぬまま少年と逃避行を続けるお草は、どこへ行くのか?



紅雲町珈琲屋こよみシリーズの第9冊目と10冊目を読了。
特に10冊目は、え!!!
いつものほのぼのした内容と違って。。。
ハードボイルドサスペンス
う~ん、お草さんの良さが出てませんでしたね。
このシリーズももう終わった方が・・・なんて思ってしまいました。
無理やり社会問題のテーマを盛り込むのも要らんかなと。
残念です。
紅雲町界隈の日常のちょっとした謎を
お草さんが心づくしで解決するのが良かったのにね。
って言いながらも新刊が出たらまた読むのだろうけれど






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