計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

日本気象学会・秋季大会・・・お疲れ様でした。(次回こそは)

2007年10月18日 | 気象情報の現場から
 さて、細胞生物学からすっかり遠ざかってしまった元バイオメカニクス専攻です。

 計算気象予報士にキャリア・チェンジしてからというもの、LESによる局地風のシミュレーションを研究していたかと思ったら、やれ回転熱流動問題やら、やれニューラルネットワークやら、今度は熱対流のセル・・・それで?今度は何をやっているの?(もう、何が出てきても驚かないよ・・・)と思ったら・・・今度は長期予報の実験に向けて準備中です。

 この私が長期予報の研究!?・・・いえいえ、別に新しい事ではないのです。ず~っと前からあれこれ手法を試しては失敗しているのです。かつて、CAMJ東北支部が、旧名の仙台支部として発足間も無い頃、私の話題提供デビュー戦でも、いきなり(←いきなりかいっ!)山形県置賜地方の冬の長期予報への挑戦を題材にした事がありましたが・・・見事に撃沈しました。もう、かれこれ・・・数年前

 それからも新しい方法を思いついては実験して、失敗して・・・の繰り返し。いつしか、長期予報はもうや~めた・・・と放り投げてしまった事も(爆)今度は少しマシなものになると良いけれど・・・良い加減、根気強く検証してみようと思います

 ちなみに、長期予報の専任技術者になるわけでは勿論ありません。長期予報はあくまで私の個人的な意地です(つまり、事業ではありません)。意地も張り続ければいつかはモノになる筈・・・(山形県置賜地方のLES研究のように!気象の研究は必ずしも、気象事業者や気象庁、気象系の大学や研究機関に身をおかなくても出来るんです)

 そういえば・・・今週は日本気象学会・秋季大会だったのですね。ぶっちゃけ、参加したかった・・・(学会デビュー戦も考えてはいました)。でも、無理でした。

 北海道は遠すぎる・・・(会場が北海道だったのです)。気になる交通費ですが、北海道←→新潟県某市の往復で・・・飛行機を使っても、JRで青函トンネル突っ切っても、それ程のコストの違いは見出せず、結局、往復の移動だけで六萬円近く、さらにホテル代だの何だのって・・・ドンブリ勘定で見積もっても約壱拾萬円也!!あっ、じゃあ無理だわ⇒ほぼ即決! 

 で、来年の春季大会はどこだ?⇒横浜か・・・じゃあこっちにしよう。⇒けって~い!!というノリで、今回の学会進出をあっさりと断腸の思いで見送り。(学会進出を実現するためには・・・やっぱり先立つものが必要だなあ・・・バイトでもしようかな

まあ、このブログやメールマガジン、さらには7月のCAMJ東北支部例会の場で、学会進出は公言しているわけで・・・万が一、学会進出が図れなかった場合は・・・切腹!・・・というのは勘弁して下さい(懇願)。多少時間は掛かっても公約は果たせるように善処します(さすがに「職を賭して」とは書けませんが)。

 現時点で、研究予稿もある程度準備は出来ています。今後新たな知見があればそれを加える用意はあります。場合によっては2件の投稿も検討しようかと・・・(爆)。(それはさすがに参議院で否決されるかな?)

 その前に、折角なのでCAMJ会報の「てんきすと」にも何か面白いものを投稿しようかと企んでいます(よしっ!閣議決定して国会に提出だ!)。
コメント
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