計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

最近のマイブーム

2010年04月25日 | 何気ない?日常
 今回の桜の開花予報では単純な統計モデル予測式を立てて、開花日を予測しました。その結果、4月11日に開花して予想は概ね的中したわけですが、その時、ふと「アレ」も使えるじゃないか・・・と閃いたのは先日の通りです。閃いたからには試してみないと気が済まない性分なので、それからずっと研究を重ねています。

 これを英語で書いてみると・・・(多分、間違いが多々あるでしょう)

I predicted when the cherry blossoms were going to start to bloom (or blooming) in Niigata by developing a linear statistic model formula for forecast.This prediction came true on April 11th.At that time, I thought I could use "a new method" to predict the blooming day because I could make my prediction come true by the statistic way.Thus,I have reserched this way,recently....

 英語で書くのはやっぱり疲れます・・・。というわけで、今日の所はギブアップ。最近、天気予報を英語で書いてみようと試みておりますが・・・難しいですね。とにかく「英語で書いてみる」と言うのが、最近のマイブームです。

 事の発端は、英会話のクラスメートの方から聞いた話です。英語が堪能な同僚から聞いた話として「英語で毎日日記を書くと良い。また英英辞典を使うと勉強になる」と言っていました。

 それならば・・・と言う事で、日記とは行かないまでも「少しずつでも英語を使っていこう」と考えたわけです。私の場合は、英会話と言うよりも英文のやり取り(つまり、読み書き)の方が現実的に直面する可能性が高いので、今から少しずつでも、勉強していかなければなりません。

 さらに、学習塾では(予想通り)中3生(=受験生)を主に担当するようになりました。学習の進んでいる生徒さんは、早くも受験用問題集で自由英作文に挑戦し始めています。だからこそ、指導できるだけの基礎を身に着けて置きたい、という思いもあります。

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新潟でも遂に、サクラ咲く・・・

2010年04月11日 | 気象情報の現場から
 4月9日(金)に上越市の高田公園で開花が発表され、4月11日(日)には新潟地方気象台から開花が発表されました。これまで新潟のサクラの開花は「4月9~11日辺り」と言い続けてきた立場上、開花のタイミングが何とか間に合ったので、安堵しております。

 これでもう、教室長からの「サクラの開花はいつ?」攻撃も止む事でしょう・・・(だって塾に行くと「毎回」聞かれるのです!・・・)。

 今年は民間各社共に独自に趣向を凝らしたテクノロジーで開花予報に挑んだわけですが、私の場合は、ごく単純に直近の気温の変化傾向を説明変数、開花日を目的変数とした線形重回帰分析を行って予測モデル式を構築しただけです(とは言え、この説明変数と目的変数の設定・選び方に、ちょっとした工夫があるのです)。後は、予想日以降の気温の変化傾向を如何にして予測するか・・・が課題でした。

 今年の(新潟の)開花予報レースは終わりましたが、来年は本格的に「参戦」できるように、しっかりと研究していきたいと思います。単純な重回帰分析でもこの水準での予想が出来るのであれば、原理的には「アレ」が応用できる筈・・・そう、「アレ」です。
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4月9日になりました。

2010年04月09日 | 気象情報の現場から
 新潟でも、そろそろサクラの開花が発表される頃ではないでしょうか。私も「ごく内輪」の範囲を対象に、独自のサクラの開花予想を行っております。この「ごく内輪」というのは、気象予報士事務所および塾の教室スタッフ、そして英会話のクラスメートの合わせて10名強です。

 今年からは気象庁の開花予報が無くなり、民間気象会社3社の独自予報がマスメディアで伝えられるようになりました。各社ともそれぞれに、実に面白い手法を駆使して独自の予報を発表しています。そこで、私も独自の計算方法を発案して実験的に予報を試みております

 特に4月の始め頃から、学習塾や英会話のクラスで「県内のサクラの開花がいつなのか」と毎度のように聞かれるので、その度に「4月9~11日」の範囲で答えています。日によって微妙に予想の変動はありますが、大抵は9(金)、10(土)、11(日)のどこかで開花が発表され、その5~6日後が満開期となるでしょう、と答えています。

 今年は「ごく内輪」で(もう内輪じゃないけど・・・)実験的に予報を行いましたが、来年は独自予報を大々的に発表できるようになりたいものです(願わくば、地域のマスメディアを通じて?)。

 これから3日間、サクラの開花の便りを、今か今かと、それこそ戦々恐々の心境で待つ事になるでしょう。
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謹んで「新年度」のお慶びを申し上げます。

2010年04月01日 | 何気ない?日常
 新しい「2010年度」が、遂にスタートしました。希望に胸を膨らませ、新しい人生の船出をする方々も少なくないのではないでしょうか、新しい学年、新しい学校、新しい会社、新しい職場・・・新しい人生・・・

 中には、自分の「本当の希望」とは違う門出を迎える方もいらっしゃるかもしれません。いずれにしても、大切なのは、今、自分に与えられた場所から、次の、本当の希望へと続く展開につなげるような生き方をする事ではないか、と私は思います。

 私自身、これまでの人生を振り返って、お世辞にも「順風満帆」とは言えるものでは、全くありませんでした。まさにその正反対を行くようなものでした。「回り道」と「曲がり道」で塗り固められた年月・・・。むしろ、だからこそ、気付く、見える、わかる、そして言える(書ける)事があるのです。

 今日、ここに新年度を迎えられた事を、ただただお慶び申し上げ、新年度の御挨拶と致します。
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