計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

遠出の散歩という名の遠足・・・

2014年04月26日 | 何気ない?日常
 今日は快晴の空の休日だったので、リフレッシュを兼ねて遠出の散歩(と言うよりは遠足?)に行ってきました。片道1時間程度の距離です。


 まだ、木が桜色に染まっていますね。


 公園内には出店も結構あります。


 桜の向こうには天守閣。


 広場では子供たちが遊んでいます。


 綺麗な景色ですね。


 川の流れです。

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もうGWに入ったのか?

2014年04月25日 | 何気ない?日常
 さて、人生初の市民講座も終わり、何やら「アンケート結果」なるものも頂きました。

 狙ったツボ(=資料や説明のわかりやすさ)は外さなかった反面、ちょっと「遊び心」(=余談・脱線話)が過ぎたようです。しかし、「マーケティングリサーチ」としては「一定の成果」があったのではないか、と思っています。

 もし今後、一般向けの講座・講演のお誘いを(量子力学的な確率で)頂くことがあるならば、より具体的なイメージを基に企画立案できるでしょう。

 とは言え、今度はいよいよ「学会発表」の方に舵を切ることになります。あー、やばい。準備が進んでいませんf(-_-;)。その一方で、会社の方ではプログラミング関連の勉強に追われています(これはこれで面白いけどね)。関連の(入門~初級レベル)資格・・・あったら何か受験しようかな。

 で、「今頃」気付いたんですが、世間はもう「黄金週間の連休期間」に入ったのでしょうか。

 そろそろ、故郷の山形県米沢市では「上杉まつり」の季節。川中島の合戦をモチーフとした豪華絢爛なイベントですが・・・上杉家の名君として忘れちゃいけないのがこちらのお方。


為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり


 「為せば成る」の精神で、学会発表に挑みましょう・・・。
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市民講座・無事閉幕

2014年04月20日 | 何気ない?日常
 市民講座「『ゆきぐに羽越』の冬空に挑む ~お天気ビジネスの最前線から~」も無事に閉幕しました

 自分のやれるだけの事はやれたと思うので、悔いはありません。やってみなければ分からない事、見えない事もあると思うので、その意味においては「やって良かった」と思います。また、次の機会を掴むことができたならば、挑戦したいですね。

 前向きな挑戦は成功はもちろん、失敗も含めて貴重な財産となります。失敗は経験になりますし、成功は実績になります。その両者は共に、やがて大きな自信へとつながります。

 私も遂に「講師」としての小さな一歩を歩みだしました。小さな小さな一歩ではありますが、0と1の違いは余りにも大きい。しかし、その壁を乗り越えることができました。「まずはちょっとだけ、踏み出してみる」ことが大切。

 ずっと立ってみたいと思っていた「あちら側」の世界から見える景色は、やはり新鮮なものでした。そこに立つための準備はもちろん、内容の企画・構想までが全て、自分の「手作り」・・・だからこそ、ずっと試してみたかった事をあれこれ盛り込むことができました。

 ここまで「自由に」企画できるチャンスは、これが最初で最後になるかも知れない・・・そう思いながらも、充実していました。そして、改めてこれまで受講してきた講師の方々の凄さも感じました。

 そして改めて実感したのは、これまでのような「コンピューターを使った科学技術計算を行う」のみならず、「難しい理論や知識を、わかりやすく、かみ砕いて解説する」ような仕事にも挑戦したい!ということ。一見、相反するようにも見えますが「"良きモデラー"は"良き表現者"である」との立場に立ってみると、両者はしっかりとつながってきます。

 自分の考えを「コンピューターを相手に解説する」のか「人間を相手に解説するのか」の違いなんですね。

 私にとっての「夢の舞台」は終わりました。今度は・・・5月の学会発表に備えて「黄金週間返上」です!
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市民講座・後半の準備中

2014年04月15日 | 何気ない?日常
 市民講座「『ゆきぐに羽越』の冬空に挑む ~お天気ビジネスの最前線から~」も無事、前半の『お天気ビジネスと雪国の話』が終わりました。

 後半は4月20日(日)で『ここが違う!新潟と山形のお天気学』(20日)を予定しています。いよいよ「ゆきぐに羽越」の本丸ですね。

 羽越本線の脱線事故を振り返り、列車横転させる横風がどれほどのものになるのか?の理論的な考察を行う他、山形と新潟の冬の気象について計算気象シミュレーションを交えて解説します。さらに、私が山形の冬を研究するに至ったエピソードも登場します。

 現在も、後半についての準備の追い込みに入っています。
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市民講座・開講間近

2014年04月09日 | 何気ない?日常
 市民講座「『ゆきぐに羽越』の冬空に挑む ~お天気ビジネスの最前線から~」もいよいよ開講目前に迫ってきました。私もついに(塾講師じゃない)「(セミナー)講師」としてデビューします。

 前半は4月13日(日)でテーマ『お天気ビジネスと雪国の話』、後半は4月20日(日)でテーマ『ここが違う!新潟と山形のお天気学』(20日)を予定しています。

 前半では、講師自身のこれまでの歩みや専門分野の紹介と気象ビジネスや雪国の気象を概観し、後半では山形と新潟の気象についての理論を(これまで学会で発表してきた内容を中心に)解説します。

 現在も、前半についての準備の追い込みに入っています。
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ゆきぐに羽越の冬空に挑む!

2014年04月05日 | オピニオン・コメント
 四月も三が日が過ぎ、少し遅くなりましたが、新年度、明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 さて、突然の発表ですが、この度、ちょっとした市民講座を行うことになりました。4月13日(日)と20日(日)、いずれも午前中です。

 タイトルはまさしく「ゆきぐに羽越の冬空に挑む!」で、私の専門分野を端的に表しています。本音を言えば「ゆきぐに羽越の計算気象シミュレーション」の方が、私の専門分野としてはしっくり来るのですが、学会じゃないんだから・・・と言う所もあって、こんなタイトルにしました。

 もちろん、私が講師を務めるので、やっぱり「計算シミュレーション」の話もします。とは言え、今回は市民企画講座の一貫なので、学会発表のようなハイレベルなものでは無く、どちらかと言うと「概論」に近いものです。そして、地域の気象の特徴やメカニズムの理論(それも専門家にとっては「当たり前」すぎる内容)も、分かりやすく解説したいと思います。ただ、知識や知見の(しかも「概論」)解説に留まらず、私がこれまで歩んできた道程やエピソードを交えてお話しする所が、オリジナリティーになるかも知れません。

 さて、難しい専門知識や概念を、そのポイントを整理して、わかりやすいイメージや形に表現し直して伝える事は、モデリング(解析モデルの構築)において非常に重要なことである、と私は思います。モデルを構築する、という事は、自分の頭の中にあるイメージを、頭の外に取り出して模型のイメージに具現化することでもあります。つまり、良き「モデラー」は良き「表現者」であるという事です。私の日頃取り組んでいる分野「局地気象の計算シミュレーション」って、実際にはどんなことをやっているのか?に、ついてももちろん言及します。

 日夜、コンピューターに向かって、膨大なデータや理論解析と格闘している私ですが、ずっと憧れていた仕事があります。それは「講師業」です。これまで多くの講座・セミナーに参加して、自らの見聞を広め、講師や共に学んだクラスメートとの交流を楽しんできました。その時に、新たな知識や人々との出会いに良い刺激を受ける一方で、やはり、受講者の席から講師の姿を見つめながら「いつかは自分のあちら側に立ってみたい」という想いがありました。

 私はもともと勉強が得意だったわけではありません。地頭は決して良い方ではないと思っています。だから、難しい事を理解するのには非常に非常に苦労します。これは昔からそうなんです。そんな私でも、今では熱流体解析の数値計算シミュレーションのような高度に専門的な分野に関わっているのですから、人生、分からないもんですよね。

 最近になって、色々な方からお褒めを頂くのが「難しくて専門的な事を分かりやすく解説できる」という事です。小さいときはそれこそ、あらゆる面で「超劣等生」だった私が、今こうして難しい「頭脳労働」に従事している・・・つまり、ここまでのプロセスを一人で経験してしまっているので、「何をどのように理解すればよいのか」を掴もうと、それこそ無意識の内にもがき続けてきたのでしょう。

 そんな経験を活かしたいと思って、学生時代にはクラス指導の学習塾で教壇に立ち、そこでは「相手に教える・伝える技術」をビシバシと鍛えられました。それ以降も、無意識の内に「どんな順序で、どんな風に表現したら、相手に伝わるか、イメージしやすいか」を考えるようになっていました。だからこそ、数々の講師の姿を見つめながらも「いつかは自分のあちら側に立ってみたい・・・」と言う想いが湧いてきたのかも知れません。

 よく「地道に頑張っていれば、誰かがきっと見ていてくれる・・・」と言われますが、私は正直そうは思いません。ただ「地道に頑張っている」だけでは駄目で、その上で「自分の存在」をアピールしなければ、だれもその存在に気付いてくれません。存在にさえ気づかれないのに、どうして見ていてくれるのでしょうか?

 だから、敢えて昨年の11月下旬に「市民企画講座」に応募しました。とは言え「締切の一週間前」に公募の旨を知り、慌てて書類を書いて応募したものです。内容も思いつきの滅茶苦茶で、自分のこれまでの取り組みやアイデアを殴り書きに近い状態で書き、提出しました。そんな状況だったので、審査に通ることは万に一つもないだろう・・・さえ思っていました。

 しかし、奇跡的に、私のアピールは相手に通じました。そして遂に、ようやくそのチャンスを手にしました。でも、ひょっとしたら、これが私にとって「最初で最後」になってしまうかも知れません。

 全国の皆さん、成功を祈っていて下さい。
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