計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

カウントダウン

2013年05月15日 | 気象情報の現場から
 本日、日本気象学会2013年度春季大会が遂に開幕しました。開催期間は15日(水)~18日(土)という事で、私は後半の3日目4日目(最終日)に登場します。いよいよ出陣までの「カウントダウン」開始だな・・・。

 今回は2件のテーマをポスター発表します。

 最近は新潟気象にどっぷり傾いている私ですが、もとは山形気象を中心に取り組んでいました。山形気象は久しぶりだな・・・でも・・・実に面白い。新潟県と山形県では隣県同士であるにも関わらず、局地的な気象特性は異なります。

 新潟県に移って初めて「新潟市で大雪が降った」様子をニュースで見た時は、驚天動地の心境でした・・・。新潟市でそんな大雪が起こり得るのか!!と言う具合に(この時はまだ、山形気象の感覚で見ていたのです)。

 もちろん、今は理論的な理解を深めているので、特に驚くことも無くなりましたが(逆に可能性を予想しなければならない?・・・かも?)。簡単に一言で書くと「新潟市と米沢市は同時に大雪にはならない」という事なんですね。

 さて、私にとっては年に一度の定期考査(?)のようなイベント。この1年間でどれだけ進歩しているかが問われそう・・・。
コメント
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