記事「台風19号に伴う大雨(10月12日)」に続いて、10月12日~13日の48時間降水量の分布を分析してみました。主な地点のみのプロットなので、かなりラフな分析ですが大まかな傾向は掴めました。

地形の影響も併せて考察するために、さらに地形図を重ね合わせてみます。

この結果、山沿いの地域で特に降水量が大きく極大域となっているのが判ります。
この特徴から、そもそも台風本体の雲自体が大雨をもたらす力を持っていたのに加えて、さらに地形の条件が重なったことが窺えます。暖かく湿った空気が山の斜面に向かって流れ込み、そこで上昇気流となったことで、付近の対流活動がさらに活発化したものと考えられます。

地形の影響も併せて考察するために、さらに地形図を重ね合わせてみます。

この結果、山沿いの地域で特に降水量が大きく極大域となっているのが判ります。
この特徴から、そもそも台風本体の雲自体が大雨をもたらす力を持っていたのに加えて、さらに地形の条件が重なったことが窺えます。暖かく湿った空気が山の斜面に向かって流れ込み、そこで上昇気流となったことで、付近の対流活動がさらに活発化したものと考えられます。