アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

逍遥訣解読-2

2025-01-15 05:58:58 | エクスタシス 夢の夢なるneo

◎天上に遊び帰って行く

(2018-07-24)

 

太乙金華宗旨の逍遥訣から

『第五句

水中にそよ風が吹く

 

第六句

天上(中心太陽)に遊び帰って行き、死の世界の至福(坤徳)を味わう。』

 

呂洞賓の解説では、この二句は、7チャクラ(北斗七星の柄)と昇降のすべてのプロセスを説く。

水中とは坎である。目がそよ風(巽風)のこと。目光が坎宮に照らし入り、太陽の精を摂召するとはこのことである(坎=水。水の卦は陰陽陰で成り、陰に挟まれた陽が太陽の精)。

天上とは乾宮(サハスラーラ)のこと。

『遊び帰って行き、死の世界の至福(坤徳)を味わう。』とは、精神エネルギーが気の中に入り、天が地の中に入り、火を養うこと。

 

「天が地の中に入り」についてOSHOバグワンは、神があなたのもとに既に到達した状態と読む。ここであなたは消え失せた、と。

 

結局、7チャクラをどう昇降するかは書いてはいないが、天が地に入り、坤(地)徳を味わうということで、一つながりのもの(アートマン)は、個なる自分を呑み込んだ。

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ディヤン・スートラの七つの段階-3

2025-01-15 05:54:29 | 冥想アヴァンギャルドneo

◎思考(マインド)の浄化

(2021-11-07)

 

現代人のほとんどは金かセックスか権力について始終考えている。これをOSHOバグワンは不純な思考に分類し、この周辺に嘘をつくことや不正をやることが位置するとする。

一方彼は、純粋な思考の焦点とは、真善美だとする。

不純なマインド(思考)のままでは、光明を得られない(悟れない)。

 

そしてマインド(思考)は、行動の源泉であるから、不純なマインド(思考:金、セックス、権力)は、不純な行動となり、純粋なマインド(思考:真善美)は、純粋な行動となる。

 

ここで彼は、行動する前にその行動は真善美に沿っているものか考えなさいと言う。だが、素直にそうしようとする人なら、自分は真理が何かを知りもしない、自分は善とは何かを知りもしない、自分は美が何かを知りもしないと感じるものだ。

だが、そのように内省する人は、次第に真理とは何か、善とは何か、美とは何かを知っていることに気づくだろう。

 

この原理の下に思考を浄化する基本線は、3本。

1.自分の思考の主要な焦点は何かを観察する。

思考はすべて外側からやってくるが、内側にはそれを引きつけ取り込む種子があり、溝がある。その思考は本当に自分の望むものなのか。ゴミである思考を、出入り自由なマインド(頭)のままで貯め込んでいるだけではないか。

 

2.思考を観察する

常に内側で起こっていることを見つめ、不要な思考は捨てる。何か害になることをするよりも何もしないでいる方がましだ。それでもって不純な思考の識別が容易となる。

 

3.かそけき純粋な思考に努めて近づく

世の中には無数の不純な思考があり、それは延々と繰り返されるが、その闇の中にかすかだが真善美の純粋な灯がある。それに近づき、身を置くこと。

 

これを可能とする条件についてOSHOバグワンは、三つ挙げる。

(1)純粋で真正な思考の側にいる。

(2)純粋で真正な人々の側にいる。

(3)空や森など自然の側にいる。

 

神を盗もうとするやつらでも、「今日はだめだったが、明日はきっと」と思い続ければ、ある日それは起こる、と。

(以上参照:ディヤン・スートラ―瞑想の道/OSHO P117-139)

 

ここでは、いわゆるポジティブ思考の有用性を呼び水に、連続して発生する想念、思考を識別し、邪なる思考を排除するやり方を説いている。

このやり方では、未悟なる人が真善美を思っても、厳密には、邪の方に分類されるが、それでもそれを継続することが、純粋な思考、真善美への王道たることを示す。

この辺は、初心者が相手の説明というような側面があって、「いつかはゴールにたどり着く」のようなカルマ・ヨーガ的なアプローチを認めている。

 

だが大衆や冥想修行に疎い人にとって、こうした王道とも言えるアプローチを示しておくことは、その後の更に厳しい修行の隘路にとって助けとなることと思う。たとえ今、時代が切迫しているとしても。

※只管打坐では、浮かぶ思考、想念は相手にしない、捨てる。

 

誠に、思考(マインド)の浄化の重要性を理解することは大切である。まず知的理解して、冥想に向かう決意を固め、そして坐る。

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ディヤン・スートラの七つの段階-2

2025-01-15 05:49:08 | 冥想アヴァンギャルドneo

◎身体の浄化

(2021-11-05)

 

最初の段階の「身体の浄化」とは、次のようなものである。

1.身体の障害やブロックやしこりをなくする。

2.今の身体の持っているブロックやしこりをとるために、人に見られることのない林の中などで、身体のしたいことをするがままにさせる。それは、想像上の敵を殴ることだったりする。

これにより、古いしこりやブロックを解放し新しいブロックが育たないようにする。

 

OSHOバグワンは、ここで原理を説明する。まずあなたは怒っているとする。怒りのエネルギーすべてが、(例えば胃や足や両手の)筋肉の収縮に使われていると想像し、怒りのエネルギーすべてを筋肉の収縮に投入する。すると不思議なことに1、2分後には怒りは消えている。

これこそ怒りという心的エネルギーが筋肉の収縮エネルギーに転換されたもの。

この転換の原理を用いたのが、古いブロック・しこりを解放し、新しいブロックを創造的に変容させるということ。多くのヨーガのアーサナの狙いは、この創造的に変容を狙うもの。

OSHOバグワンは、この説明の後半で、やばいことを言っている。身体を創造的に使わないなら、そのエネルギーは呪いとなり、人は自分のエネルギーによって苦しみ、エネルギーは重荷になると。身体を創造的に使わないなら、人は集めたエネルギーのすべてを破壊的に使い、それは地獄への道であると。

以上により、創造的に生きるとは、適度に食べる、適度に運動する、ストレス発散のために適度休息するということから始まるのだ。休息も重要。

 

以上の彼の説を見ると、当時多摩川の川原で見かけたというダイナミック瞑想の由来を思わせるものがある。またウィルヘルム・ライヒの所説を思わせる部分がある。

グルメで食べ過ぎのエネルギー、何かと貯め過ぎのエネルギーはそのままでは破壊に向かうというのは、今の世相を見れば納得できよう。

現代の冥想修行者は、ストレスで胃をやられがちなのだが、予防のために、また爾後の修行のために身体の浄化、心的エネルギーの創造的転換は誠に重要であると思う。

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がんばろう大阪万博2025

2025-01-15 03:28:32 | 時代にFace it

◎いろいろ言われているシンプソン予言

 

大阪万博が2025年4月13日(日)からほぼ6か月間開かれる。二言目には、どうしてシンボルがあのみゃくみゃくなのかと、みんなが口を揃えて不審に思う。

シンプソン予言は、的中率87%とも言われ、注目されている。大阪発のパンデミック予言は、Osaka Flu(大阪風邪Simpsons 、Season 4、Episode 21)と言われ、以前は新型コロナを予言したシンプソン動画として注目されていたが、シンプソン動画ほどの致死率ではなく、大阪発ではなかったので、はずれ予言として今は忘れ去られているようだ。

ところが、

https://www.youtube.com/watch?v=l-gXR_JTGNk&t=56s

これを見ると、病原体は大阪から世界中に宅配便で運ばれ、空気感染で、致死率は高いっぽい。なんと感染者の顔とその周囲を飛び回る病原体のイメージが、みゃくみゃくに似てないこともない。

シンプソン予言は、当ててくる時はディテールをばっちり当てるので、気になるところである。要するに大阪は、以前からパンデミックのシンプソン予言でロックオンされていて、時期だけが問題だったところに、みゃくみゃくのサインが出てきたということ。

 

その場合気をつけるのは、大阪のみならず、日本も世界もということになる。マスク、アルコール、防護服など他国に送らず、事前に通常時に(今ですね)買っておきたい。

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