珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

母の日にエプロン

2011年05月07日 | 母のこと

昨日、母を連れてお買い物に行った。

いつも行く大型スーパーで、少し早いけれど、母の日のプレゼントを買うつもりだった。

数年前から、母の日のプレゼントはエプロンということになっている。

これは母の希望なのだ。

「エプロンなんか、母の日じゃなくてもいつでも買えるでしょう」と思うけれど、それがそうでもない。

母の理想のエプロンは、軽い生地で、丈はあまり長くなく、後ろ部分がたっぷりあってお尻まですっぽり隠れるタイプ。

早い話が、襟ぐりの大きく開いた、薄手のジャンバースカートのイメージだ。

ところが、見た目はそれほどとも思えないのだが、母のウエスト周りは結構すごい

タイヤ2本分くらいの贅肉に覆われている。

そうなると、着れるものというか入るものが、ふだんの品揃えの商品では、見当たらない。

普通の胴回りの人用はたくさんあるけれど、LLサイズはほとんどないのだ

 

それが、母の日が近くなってくると、わずかながらも出回ってくる。

やはり必要としている人が結構いるのだろう。

だから、ここぞとばかり、母の日のプレゼントとして買っているのだけれど、色や柄がどうのと言っていられない。

わずかな種類の中から選ぶしかない。

母が「あら、素敵!」と広げてみるエプロンは、どれも一目瞭然、母の胴回りには幅が足りないのだから。

「母さん、いい加減おのれを知りなさいよ」と、口に出しては言わないが、「見るだけ無駄なのに・・・」と、ため息をついてしまう。

 

20分ほどもあれこれ見て、母が選んだのは、黒白チェックの地にポケットにうさぎのついた1枚と、グリーン系縞柄で、猫がついた1枚。

「動物がついているのはあんまり好きじゃないんだけど・・・」と、気に入ってはいないようだけれど、仕方がない。

その2枚もいれて、3種類のデザインしかなかったのだから

 

「太るということは健康に悪いばかりじゃなく、思いがけないところで不便だな~」と、毎年 思うのだ。