「ドイツのメルケル首相が、財政危機にあるギリシャなど南欧諸国の早い退職年齢や長い休暇を批判し、反発を買っている」
という記事を読んだ。
そこで、思い出したこと。
まだギリシャがドラクマを使っている頃、娘と二人で旅行に行った。
そのとき、お世話になった現地係員さんは、ギリシャ人と結婚してアテネに長く住んでいる日本人女性だった。
その方が言っていたのだけれど、ギリシャは退職が早く、年金支給年齢も早く、金額もかなり多いのだそうだ。
聞いたとき、へえ~!と驚いたのだから、退職年齢は、50代前半くらいだったか・・・はっきりとは記憶にないけれど。
それに、家を街中と、長い休暇を過ごす郊外や避暑地に、2軒持っているのが普通なのだとか。
中には3軒持っている人もいるとのこと。
エリートやお金持ちの話ではなく、ごく一般の労働者の話だ
15年以上前のことだから、今はどうかわからないし、そもそも本当のことなのかどうかもわからない。
私の印象だけれど、外国で現地ガイドや係員をしている日本人は、わりとその国の日本より良い部分を誇張して言う傾向があるような気がする。
でも、メルケルさんがこういう発言をなさるとは、当たらずとも遠からずだったのかなと思う。
「他人に助けを求める前に、自分でもっと働きなさいよ!」というお怒りはごもっとも。
これって、「 ミンクのコートを脱いだだけ」の東電とだぶるところがある。
「パンツ一枚になるまでやっていただかなければ」と、枝野さんだったか細野さんだったか、どなたかがおっしゃっていたけれど、とりあえず、半減しても3800万円という役員報酬を何とかしていただきたいものだ