飲みに行く夫を地下鉄の駅まで送って帰って来たら、部屋の中が暗い。
でも、外はまだ薄明るくて、少し早いかなと思いつつ電灯をつけてカーテンを閉めた。
時計を見ると、午後4時40分だった。
随分と日が長くなったものだわ。
私の住んでいる辺りは、クリスマス前からお正月過ぎまでが一番日が短い。
3時過ぎたらもう暗くなり始め、4時前には真っ暗だ。
この頃が一番気が滅入る。
暗いということが精神に及ぼす影響って無視できないらしい。
冬季うつという言葉があって、
冬はうつ状態になり、春になると回復する症状だそうだ。
毎年冬になると気が滅入って落ち込んでいたけれど、それを知って、
私だけじゃない、れっきとした病状なのだとわかれば、返って気が楽になった。
冬に落ち込む人は珍しくないんだわ。
その冬季うつは日照時間に関係あるそうで、
日を浴びる時間が短いと発症しやすいらしい。
そうか、それで、ゴミ捨てに行って朝日を浴びる夫は冬季鬱にならないのかしら。
納得いくな~。
これからは、少しずつ日が長くなる。
その分、春が近づいて来るような気がする。
ああ、待ち遠しい~~。
だけど、冬はまだ半分以上残っているのよね~。
は~~~(ため息)