珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

くまのパディントンとシンデレラ

2017年01月12日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

年末に録画してあった「くまのパディントン」と「シンデレラ」を観た。

 

くまのパディントンって、私は映画を見るまで知らなかったけれど、かなり有名な熊だったのね。

映画はCGを駆使しているのだろうけれど、パディントンがほんとうにリアルで、

熊が街角に佇んでいても、誰も何も思わないロンドンの街が、とてもファンタスティック。

パディントンが居候することになるブラウン家のお父さんが、

なんと、ダウントンアビーのクローリー伯爵だった。

危機管理コンサルタントかなんとかで、クローリー伯爵同様、

家族思いの素敵な紳士だ。

始めは迷惑がってパディントンを追い出したがっていたけれど、

結局、拉致されたパディントンを助けるために、女装までして大活躍していた。

パディントンを剥製にしようと、つけ狙う剥製マニアの女にニコール・キッドマン。

美しいのにちょっとイカレタ感じがとっても怖くてセクシー。

楽しかっただろうな、この役。

 

さて、「シンデレラ」

主人公のシンデレラが見たことあるわと思ったら、ダウントンアビーのレディ・ローズだった。

ダウントンアビーでは、可愛いけど軽薄でお騒がせな女の子だけれど、

シンデレラは優しくて誠実で魅力的な女性。

王子でなくとも恋してしまいそうだ。

そして、あらら、継母の連れ子姉の一人が、やはりダウントンアビーのコック見習い、

デイジーじゃない!

ほとんど素顔で粗末な身なりのデイジーと打って変わって、豪華なドレスをまとって

シンデレラに意地悪をする。

デイジー役の女優さんが、素敵な衣装を着られる貴族一家の役が羨ましいと、

インタビューで話しているのを見たことがある。

役とは言え、やっぱりそうよね~。

ダウントンアビーでの欝憤は晴れたかしら。

それにしても、女ってお化粧と衣装で変わるわね~。

 

継母は、私の大好きなケイト・ブランシェット。

演技が上手くて鬼気迫る悪役だった。

美しい人の悪役って、ほんとうに怖い。

それにしても、普段正義のヒーローや、ヒロインを演じている人が悪役を演じると、

とても楽しそうに見えるのは不思議だわ。

 

「くまのパディントン」も「シンデレラ」もお子様向けなのだろうけれど、

とても楽しめた。