珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

以前と変わったことと言ったら

2023年11月06日 | 日々のこと

大阪にいた息子が、今年1月に転勤で帰ってきたことだろうか。

行ったきりだろうと思っていたのでびっくりしたけど、やはり嬉しいのが本音。

会社もいろいろ事情があるのだろう、1月という中途半端な時期でしかも、急だったから、何かと慌ただしかった。

孫の学校は3学期を終えるまでは大阪で通わせたいということで、取り敢えず本人だけ単身赴任で来ることになった。

住まいを探すにしても時間が足りない。

我が家に居候しながら、家族が引っ越してくる3月までに探すということになった。

 

その頃私は、数年前にアブレーション手術をした不整脈がまた出てきていてその3か月ほど前の検査では

「もう一度手術の選択肢もありますよ」とお医者様に言われていた。

ただ、自分としては以前によりもずっと軽い症状で、確かにつらい時はつらいが、日常生活に支障があるほどでもないので、様子見の状態だった。

でも、息子の面倒を見るとなると、どうなのだろう?

現役の家族がいるということは、それなりに家事にも真面目に取り組まなければならないはず、

できるだろうか?

不安でいっぱいだったけれど、嫌とは言えない。

そんな母の心配をよそに、息子は能天気にやって来た。

そして、朝5時起きの生活が始まった。

菓子パンにコーヒー、ヨーグルトの朝食が、納豆ご飯、目玉焼き、野菜サラダ、果物を入れたヨーグルト、コーヒーになった。

コロナ自粛が続いていたから、夜はほぼ定時に帰って来て家で夕食をとる。

その夕食には、肉や魚を意識して野菜とのバランスにも気を配る。

それまでの食生活が嘘のような、真面目な夕食になった。

そんな生活をして一月ほど経ったら、なんだか体調が良くなったような気がし始めた。

手首の脈を図ると4回に一度は飛んでいた脈が飛んでいない。

どういうわけだろう

そして3か月がたったころには、不整脈はすっかりなくなっていた。

この間の検査でも、先生から「正常です」のお言葉をいただいた。

やっぱり、息子の為に動いたことが良かったのか

そうとしか考えられない。

住まいも無事見つけ、息子は3月の末に引っ越してきた家族と暮らすようになった。

私たちはまた二人の暮らしに戻って、やれやれ。

でも、納豆ご飯、目玉焼き、野菜サラダ、果物を入れたヨーグルトは今も欠かさない。

息子のお陰で良い習慣がついたかも知れない。