珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

母の四十九日でした

2014年11月07日 | 母のこと

昨日は、母の四十九日だった。

同時に納骨も済ませた。

母名義のお墓を弟名義に変更し、位牌に魂入れもしていただいた。

これで、母は無事にあちらの国の住人になった。

墓碑に刻まれた母の名と戒名を見て、もう、どこへ行っても会えないのだと、改めて思う。

人が亡くなった時、行事や手続き、面倒なことがいろいろ続く。

残された家族は、そういうことを一つ一つこなしながら、その死を納得していくのかも知れない。 

弟が母と父の遺影の小型版を作って渡してくれた。

母の遺影はカラーで、赤い花を持っていることもあって、華やかできれいだ。

32年前に亡くなった父の遺影は、白黒でぼやけている。

二つ並べると、時代を感じるとともに、ほんとうに長い時間を、母は一人で生きた来たのだと思う。

あの世では、父が、お前老けたな~なんて、意地悪なことを言っていなければ良いけれど。

 

 


銀杏を拾う

2014年11月05日 | 日々のこと

今日は、風もなく日差しも暖かかった。

その良いお天気に誘われて、近くの遊歩道に散歩にでかけた。

 左側は自転車用、右側は歩く人用。

ななかまど、この赤い実は 鳥たちの冬の貴重な食べ物になる。

 

柏やナナカマドに混じって、イチョウの木がある。

イチョウがあれば、その下には銀杏がある。

枯れた落ち葉の中にいくつか見つけて拾いたいと思ったけれど、入れ物がない

銀杏の実の臭いは強烈で、バッグに直接いれるなんて、とてもできない。

諦めようと思ったけれど、夫が、誰かが捨てたのだろうクリームパンのビニールの袋を見つけた。

まあ、何てラッキーなのかしら、大きな枯葉で包み込むように拾っては、その袋に入れていった。

いくつか拾うと、目が銀杏を探して、次々に見つけて行くものだから、散歩はそっちのけで銀杏拾いに没頭してしまった。

公園の横を通ると、「夫が、そこにもイチョウの木があるよ」と言うので、公園に移動。

こういうことって、止められなくなっちゃうよね。

よく、山菜採りに行って帰れなくなる人がいるけれど、あそこにもここにもと、採っているうちにだんだん山奥に入ってしまって迷子になるのでしょうね。

その気持ちがよくわかる。これって、一種の本能かしらね。

結局、50個くらい拾った。

お店で売っているよりは、ずっと小さいけれど、嬉しい

家に着いたら、空の植木鉢に土を入れて銀杏を埋めた。

1週間くらいで堀り出せば、周りの果肉が腐って、楽に実(種?)を取りだせるのだそうだ。

スイカの種ほどしかなくて、食べられないかもしれないけれど、楽しみ

 

 

 

 


大根を干したら・・・

2014年11月04日 | 日々のこと

最近「このブログの人気記事」の欄に、大名漬けのレシピを載せた記事が度々出てくる。

漬物シーズンだから、検索でひっかかって寄ってくださる方が多いのだろう。

レシピが、少しでもお役に立っていたら嬉しい

私自身は、記事を書いた2008年を最後に、何年も漬けていない。

子供たちがいなくなって、夫婦二人ではいくらも食べない。買ったほうが経済的だ。

でも、スーパーで漬物用の大根が山積みで売られているのを見て、久しぶりに漬けたくなった。

というより、食べたくなった。

でも、面倒だな~、どうしようかな~、大根の前に佇んで、手順を思い浮かべてみる。

皮をむく→1週間干す→調味液に漬けて重しを載せる→1か月たったら食べる。

容器や重しはある。楽勝じゃん

よーし、やったるで!

といっても、買った10本の大根は夫に持たせ、私が皮を向いた後で縛って干したのも夫。

はい、大変なところは、すべて夫がやりました

さあ、後は1週間待って漬け込めばいいのよ。

と、ほっとしたのもつかの間、雨がぽつりぽつりと落ちてきた。

慌てて大きなビニールをかけて雨を防ぐ。

そうしたら、雨粒が大きくなってきてみぞれに、やがて雪に。

ああ、ついてない。どうしたものか・・・

いくら何でもしばれないとは(凍らないとは)思うけど、しばれちゃったら美味しくないのよ。

ビニールをかけたままだと、かびるかもしれないし・・・

でも、お天気だけはどうしようもないしね~

 

 

 

 


秋も終わりです

2014年11月03日 | 日々のこと

北海道の秋は短い。

夏が過ぎたな~と思っていると、秋は一瞬で通り過ぎる。

あっという間に日が短くなって、いきなり晩秋だ。

 

夫が、大きな本屋さんに行きたいというので、札幌駅近くの紀伊国屋書店へ出かけた。

本屋さんへ行く前に、今話題のショッピングビル、赤レンガテラスへ。

赤レンガテラス前の遊歩道、歩いていくと道庁に行きつく。

イチョウ並木がきれいだけれど、もうかなり葉が落ちてしまっている。

それなりにいいムードだと思うけれど。

 

 赤レンガテラスのエントランス

 

 3階のレストラン街、YAKINIKUBAR TAMURAでランチ。

 一日20食限定の何とかランチ、お肉が柔らかくて美味しかった。

 

紀伊国屋書店で目的の本を買った後、5分ほど歩いて北海道大学構内へ。

学生、観光客、地元民が入り混じって、かなりの人がそぞろ歩きしている。

紅葉は殆ど終わっているところで、一人頑張っている木、健気だわ。

 

 風が吹くと、たくさんの木から落ち葉がざざーっという音とともに一斉に舞い散って

子供たちは大喜び。

 

 フカフカの、落ち葉のクッション。

 

 

 

こちらも、イチョウ並木。まだまだ綺麗です

北8条から北18条まで大学構内を歩いて地下鉄に乗った。

200万都市札幌のほぼ真ん中に、しかも駅から歩いて数分というロケーションに、

一大学が、これだけの広さのキャンパスを所有しているってスゴイことだと思う。

この広大な土地をもっと有効利用しようと、道だか市だかが、何度か移転計画を

持ちかけては、大学側の猛反発で断念していると聞いたことがあるけれど、

絶対譲っちゃいけない。

構内に自動車道路を通すという計画だって、結局地下を通した。

私は、ここに大学があるということ自体、誇るべき気ことだと思う。

札幌の町に、品格といったら大げさだけれど、文化の香りみたいなものを与えていると思う。

ここに商業ビルやマンションが立ち並んだら、札幌じゃないよ。

頑張れ、北大!