にほんブログ村
アマチュア無線ブログランキング
BCL・ベリカードブログランキング
http://taste.blogmura.com/ham/ranking_pv.html
続編の「ベヒモス」と「ゴリアテ」も楽しみ。
にほんブログ村
アマチュア無線ブログランキング
BCL・ベリカードブログランキング
http://taste.blogmura.com/ham/ranking_pv.html
60歳の定年までまだ7年あるが、最近、50歳を過ぎたあたりから定年後のことが気になりだした。
この本は、特にサラリーマンの男性をターゲットに書かれたもので、自分は当てはまる。
長年組織に守られて生きてきたサラリーマンは、所属する組織がなくなると急に孤独を感じることになる。
定年後のことは45歳くらいから考えた方が良いと著者は言う。
正解は無いので個々人が決めることであるが、社会とつながっている状態を続けていた方が良い。
自分は、「60歳の定年で仕事を辞めてのんびり過ごそう」ということは選択肢にしないようにしようと思った。
で、何をしていきたいか、は考えないといけない。
今の勤め先の仕組みでは、とりあえず今の会社にシニア契約で残るという選択肢がある。
時々読み返して考えていきたい。
定年後 - 50歳からの生き方、終わり方 (中公新書) | |
中央公論新社 |
にほんブログ村
アマチュア無線ブログランキング
BCL・ベリカードブログランキング
http://taste.blogmura.com/ham/ranking_pv.html
シンギュラリティ・ビジネス AI時代に勝ち残る企業と人の条件 (幻冬舎新書) | |
齋藤和紀 | |
幻冬舎 |
カーツワイルは、「テクノロジーの進化のスピードが無限大になる」シンギュラリティが、2045年に到来する、と予言した。
例えば情報端末としては、マイコン、パソコン、ノートパソコン、PDA、携帯電話、スマホなどと急速に進化。そのスピードも速くなっているように確かに感じる。電話、カメラ、ゲーム機、パソコンがスマホ一台に収まってしまった。進化のスピードは指数関数的(エクスポネンシャル)に増大し、やがてはスピードは無限大となる。それもそんな遠くではない2045年。
その影響はどのように各方面に及んでいくかわからないが、無料のエネルギー源である太陽光エネルギーをもとに、太陽光発電が発達し、電気代がタダ同然になる。多くの仕事がロボットに代替され、働かなくてもよくなる。生きていくために必要な最低限のお金は支給される共産社会になる。創薬の開発スピードも無限大になり、病気が無くなる。医者が要らなくなる。淡水化プラントも安くなり、水不足の心配がなくなる。
このまま、テクノロジーのスピードが増大していったら、本当に世の中はどうなってしまうのか、もう定年まで10年を切っている私の人生の最後にも影響があるだろうし、自分の子や孫は間違いなく直面する問題になってくる。
この本はおススメです。
にほんブログ村
アマチュア無線ブログランキング
BCL・ベリカードブログランキング
http://taste.blogmura.com/ham/ranking_pv.html
椎名誠が自身の子供の頃を描いた私小説「家族のあしあと」
図書館で借りて、スイスへの出張中に読んだ。
私も最近になって時々考えることと同じことが、テーマの背景にあり、
思わず記録してしまった。本文と、あとがきの部分にそれがある。
(本文より)
家族全員と叔父、叔母のそろった食卓は賑やかで、楽しかった。いまはもうその楽しい会
話の断片さえ記憶にないのだが、こんなふうにして家族が全員そろって、あれやこれや言い
ながら、そして絶えず笑いながら一緒にごはんを食べる、という情景は人生のなかでもかな
り上等な至福の時間であったのだろう、と思う。一度につきわずか二時間程度とはいえ、そ
ういう時間は一生のうちにあまりないのだ、ということを後年、ぼくはよく考えるようにな
った。
(あとがきより)
やがて自分の家族ができる。それだって家族全員で顔をあわせていられる時間はわずかな
ものだ。この連続的大河小説(みたいなもの)の一番最初の「岳物語」では、ぼくは自分の
作った家族の話をベースにして書いていたが、いまは見事に夫婦二人だけになっている。
家族という、まあ基本はあたたかく強いつながりであるはずの集団は、実にあっけなくも
ろい記憶だけを残していくチームなのだ、ということをぼくはこの一連の私小説で書いてみ
たかったのかもしれない。
(ここまで)
======
私自身、大学から家を離れて、そのまま就職してしまったので、
自分の親との家族の時間はそれほど多くない。両親とも亡くなって
しまったので、そう考えると、高校を卒業してから何回一緒にご飯を食べた
のだろうかと考えることがある。
今度は立場が変わって、自分の二人の子供も就職と大学で離れて住むことになる。
あと何回、一緒にご飯を食べるのかと考えるのである。
家族のあしあと | |
クリエーター情報なし | |
集英社 |
にほんブログ村
アマチュア無線ブログランキング
BCL・ベリカードブログランキング
http://taste.blogmura.com/ham/ranking_pv.html
今日は少し暑さがマシでしょうか。この連休初めて、冷房なしで日中過ごしています。
2012年に角川文庫から発行された「レ・ミゼラブル」(上・下巻)
妻が発行当時に買ったもので、当時に私も読みかけましたが途中でストーリに集中できずに挫折しました。
今回、久しぶりに再読したところ、最後まで読み終えることができました。
さすがの古典、いい小説だと思いました。ジャンバルジャン、マリウス、ジャベール警部などの登場人物が素敵です。
ところがですね。この上下巻は、オリジナルのものの半分くらいの分量にしたものらしいです。
読了後、巻末の解説で初めて知りました。たしかに2012年以前に発行されている文庫ですと4巻くらいの分量です。
オリジナルでは、本筋とはあまり関係のない登場人物の描写や、時代の説明が所々で長くて、読みこなすのが大変らしく、ストーリーに影響の無い範囲でカットした英語版を、日本語に翻訳したものがこの角川文庫の上下巻版になります。
これでも、内戦の描写など理解しながら読みするめるのは結構つらかったです。
レ・ミゼラブル (上) (角川文庫) | |
クリエーター情報なし | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
レ・ミゼラブル (下) (角川文庫) | |
クリエーター情報なし | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
にほんブログ村
アマチュア無線ブログランキング
BCL・ベリカードブログランキング
http://taste.blogmura.com/ham/ranking_pv.html
3月に偶然本屋で手に取った、SF小説「星を継ぐもの」(ジェイムズ・P・ホーガン)を某読書SNSサイトにアップしたら、「続編も読むべき」と紹介を受けた。結局、買わずに図書館で借りたが、続編「ガニメデの優しい巨人」、こちらの方が面白かった。そして現在、そのまた続編の「巨人たちの星」を読んでいるところです。
闘争心を持たない優しい異星人ガニメアンや、月面で死体で発見された人類よりも過去に発展したルナリアンが登場します。
まだ途中なのでこれからどうなるんだろう…。
これらは1977~1981年の作品です。(図書館でかりたのは1982年の版で、経年で紙がかなり茶色に変色しています)
とくにSFが好き、というわけではありません。50歳を過ぎて以降、乱読中です。
明日は、ついに洗濯機が納品です(笑)
星を継ぐもの (創元SF文庫) | |
東京創元社 |
古い本ですが図書館で借りた林芙美子著「浮雲」を読み始めました。
その中で「河内」と書いて「ハノイ」と読み仮名がうってありました。
当て字なのか、ハノイは川の内側にあって漢字文化圏ではそう書くのか?
で、iPhoneで「はのい」を変換すると「河内」も候補に出てきました。
お、すごい!
WindowsのMicrosoft IMEでは変換できませんでした。
あれ、わざわざ図書館で借りなくても、青空文庫で無料で手に入るではないか。
浮雲 | |
メーカー情報なし |
さすがに年齢が50を超えて、最近この手のハウツー本は避けてきたが、たまたま図書館のこの手の棚に立ち止まってこの2冊を引っ張り出して借りてきた。まず一冊目は、
世界一わかりやすい「インバスケット思考」 (講談社+α文庫) | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
「インバスケット」は「未処理箱」で、たくさんたまった案件を短時間でどのようにこなすのか、が「インバスケット思考」のポイント。この本の具体例では20の案件を1時間で処理を経験できる。
昔に会社の昇進試験でこのインバスケットがあって経験済み。もっとも正解はないが、優先順位の低い案件を後回しにして、優先順位の高い案件にどれだけ時間をつかうかということが観察される。この本は、読み物としても面白くできているので一見の価値がある。
二冊目は、
スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考 | |
クリエーター情報なし | |
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) |
こちらは、決断が必要な時に、あらゆる可能性を考えて、決定しているかということがポイント。
ディシジョンツリーを作成して判断する。普段頭の中では考えているつもりでも、こうやって書いてみると見逃していることや、本当に期待していることは何かわかりやすくなる。ただ実際に詳細にこれをやることは、どのレベルまで考えて書き出すかが問題で、なかなか難しいように感じた。