
昨日、終了した連載小説「研修生 プラクティカンティン」に続いて、
今日からは「スナックふたり」(川上弘美著)が始まりました。
とある街のスナックを舞台に、店を営む2人のママとお客たちの
人間模様を描く、心温まる、ちょっぴり切ない物語です。
今日一回目のシーンは、スナックに冬なのに薄着の一見さんが来店し、
「ここ、いいですか」と言いながら座ったカウンターの奥から2番目席は、
いつも誰かが座る椅子であることをにおわせる雰囲気を残しつつ、
明日の2回目へつづく・・・といったいきなり、その席はだれの指定席なの?
と引き込まれるスタートでした。
政治も経済も世界もニュースがつまらないので「小説」が楽しいのでした。