去年の7月に関係会社に出向した自分は、多くの人が初対面の人。
コロナ禍の状況が当時から続いているので、普段見るのはお互いにマスクをした顔になる。
時々、マスクを外す顔を見ることがあるが、あまりにもイメージと違って驚くことがある。これまで顔の下半分を自分の頭の中で勝手にイメージを作ってしまっていて、その人の顔全体はこんな顔と記憶しているのだ。
なので、人を探している時に、その人がたまたまマスクを外していると、別人かと思って一瞬声をかけるのをためらうこともあるくらいだ。
それでも同じ事業所の人はだいぶ慣れた。でも違うロケーションの人はZOOMでしか顔を合わせていない人も多く、おそらく直接会っても判らない人が殆どであろう。
そんな経験をしている人も多いのではないかと思う。
昨日から読み始めた「ポストコロナのSF」は短編集。
この二つ目の「オネストマスク」(伊野隆之)は、コミュニケーションをよくするために開発された、口元の表情がマスクの表に表示されるマスク。神経信号をピックアップしてその時の気分を表示するので、仕事中に違うことを考えていると不都合なことが起こってくるというお話。
マスクで口元を隠すことになれてしまうと、今度、外した状態でのコミュニケーションがストレスになることもありうるかもしれない。
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