五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

彼女に何が起こったのか

2011-05-03 01:52:19 | 雑記

パートに出て、早、半月。

人は、仕事に出ると世間が広くなるとか申しますが、
私に限って言えば、逆に狭くなったような気が致します。

仕事が終われば疲れ果て、スーパーにも行かず、
気付けば、会社と家の往復のみ。

前置きが長くなりました。
今日、久々にイオンに行ってみました。

買い物をしていると、一人の女性が、知り合いらしい男性に
「あら、久しぶりです。私きれいになったでしょ

えっ?

思わず女性の顔をみてしまいました。

残念ながら、元の顔がどんなだったのか知らないので、
きれいになったかどうかは判別できないのですが、
自分から、申告する厚顔ぶりに唖然。

男性がどんな反応をしたのかわからなかったのですが、
自分の奥さんにだって、「きれいになったね」
なんて言った事は恐らくないのに、きっと返答に困ったことでしょう。

「50にもなったのに、何してんだかね」
と自嘲気味に話す女性。

(えっ、50才過ぎているんだ)

その女性、私と買い物する品が一緒らしく、
パン屋に行けば会うし、ヨーグルトを買おうとすると会うし、
じっくり、観察させていただきました。

確かに50才には見えないな。40代前半くらいに見える。
ストレートパーマなのか、サラサラのオカッパで、
黒縁の眼鏡をしている。
スプリングコートの下には何を着ているのか、
いきなり、黒タイツのみが見える。

トウのたったショップの店員って雰囲気?

50才になったと自分から申告しているくらいだから、
あの知り合いらしい男性は、同級生か?

(私、痩せたでしょ、とか、若作りしてるでしょ、でもなく)
自分からきれいになったと言う位だから、余程変身をとげたのだろうか。

彼女に何があって、中年になってからきれいになろうと努力したのか、
そこら辺をじっくり聞きたかった。


そして、家と会社の往復ばかりでなく、
ちょっと出かけると、面白い事があるなあ、と思った次第でした。


いつもと変わらぬ連休

2011-05-01 23:59:11 | 雑記

「がんばろう、日本」とか、
「がんばろう、東北」とか、
「ひとつになろう、日本」とか、
(ひとつになんかなれる訳ないじゃん)

そんなキャッチフレーズは好きじゃないのですが、
とりあえず、こんなの作ってみました。

テレビでは、「今年の連休は、いつもと違う連休になっています」
と、アナウンサーが言っていましたが、
「うちなんか、いつもと同じだよ」
と、一人で突っ込みを入れていました。

新聞のコラムにこんな記事がありました。

「偉ぶる事も飾る事もなく、日々の仕事をしてきた民の強みは、
 さして変わらぬ生活を続ければいいということです。
湯水のごとく電気は使ってこなかったし、オール電化などという掛け声は、
ハナから信じていなかった」

「日本の力を信じている」というたいそうな標語も、
「民の力を信じている」の意味である限り、内実をもつはずです。

原発をどうにかしてくれるのも、
何をしゃべっているのかわからない、東電のエリート社員でなく、
現場で身を挺して働いている、下請け企業の人です。

たいそうな事を書いてしまいましたが、
今年も渋滞の映像を見ながら、
「渋滞なんて、巻き込まれたことないし」
と、ボランティアにも行かず、のんびり過ごしている私は、
どこか、日本人として疎外感を感じてしまうのでした。