らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

初詣の由来

2009-01-03 | 雑学

皆さん初詣に行かれましたか?
初詣は正月三が日に限られた事ではありません。
今日は初詣の由来などについて調べましたのでご紹介します。

先ず、初詣とは、年が明けてから初めて寺社(寺院・神社)や教会などに参拝し、一年の無事と平安を祈る行事であり、初参りとも言われています。

「初詣の由来」
元々は「年篭り(としごもり)」と言い、家長が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神の社に篭る習慣だったようです。
その年篭りは、やがて大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」に分かれ、「元日詣」でが今の「初詣」の原型となったそうです。

また昔は、初詣は「恵方詣(えほうまいり)」とも言われ、元日に陰陽道で示すその年の最も良い方角(恵方)にあたる神社に参詣すると、特に福が授けられると言われていました。
その後、関西の鉄道会社が沿線の神社仏閣を宣伝し始め、本来の恵方ではない神社仏閣に詣でるようになりました。
このため現在では、本来の意味は失われて、有名な神社に参詣するようになったと言われています。

私も毎年地元の「大森神社」に参詣しています。
たまたま今年は、この大森神社は私の家から、恵方の方角(今年は「東北東」)に当たります。
故に、今年は特別な福が授けられるかと期待しているところです。

(熊取:大森神社です)

「参詣日及びその回数」
参詣する日は元日に限らず、お正月の三が日または松の内(1月7日または15日)までに参詣することを初詣といいますが、1月中に参拝すれば特に問題は無いとも言われています。
そしてその回数も、多数の神社仏閣に参詣すればいろいろなご利益があるとも言われており、特に規定は無いようです。

(参考)
毎年の「恵方」の早見表と見方を書いておきます。
今年は「己(つちのと)丑(うし)」で、恵方は「東北東」の方角です。

干支の年は分かりにくいので、西暦の下1桁の数字を見てください。
例えば、今年の場合は2009年なので、下記の「恵方早見表」で一番上の蘭(4と9)の方角「東北東」となります。

「恵方早見表」
(年の干支) (西暦年末尾の数字)      (方  角) 
    
 甲・己の年     4と9          甲(寅卯の間) 「東北東」
 乙・庚の年     0と5           庚(申酉の間) 「西南西」
 丙・辛の年     1と6          丙(巳午の間) 「南南東」
 丁・壬の年     2と7          壬(亥子の間) 「北北西」      
 戊・癸の年     3と8          丙(巳午の間) 「南南東」