11月9日は「119番の日」です。
そこで、今日は「119番の日」と「秋の全国火災予防週間」について調べました。
「119番の日」とは、国民の消防全般に対する正しい理解と認識を深め、住民の防災意識の高揚を図る事を目的として、1987年(昭和62年)、自治体消防発足40年を機に、消防庁によって制定された記念日で、11月9日の数字が緊急通報番号である119番に因み、語呂合わせで決まったようです。
又、今日から15日までの1週間は、全国火災予防運動が行われる「秋の全国火災予防週間」となります。
今年の全国統一防火標語は、
「消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子」 です。
・総務省消防庁HPより「秋の全国火災予防週間」のポスターです。(モデルは福田沙紀さんです)
消防庁によれば、今年度も依然として建物火災が多く、全体の過半数を超え、その中でも住宅火災が高い割合を占めているようです。
また、住宅火災の死者の過半数は65歳以上の高齢者ということです。
このようなことから、総務省消防庁のHPが掲載している、「火の用心の7つのポイント」及び「住宅火災、命を守る3つの習慣、4つの対策」をご紹介します。
「火の用心の7つのポイント」
1.家の周りに燃えやすいものを置かない。
2.寝タバコやタバコの投げ捨てはしない。
3.天ぷらを揚げるときは、その場を離れない。
4.風の強い時は焚き火をしない。
5.子供には、マッチやライターで遊ばせない。
6.電気器具は正しく使い、たこ足配線はしない。
7.ストーブには、燃えやすいものを近づけない。
「住宅火災、命を守る3つの習慣、4つの対策」
・3つの習慣
1.寝タバコは絶対やめる。
2.ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
3.ガスコンロなどのそばを離れる時は、必ず火を消す。
・4つの対策
1.逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
2.寝具や衣類からの火災を防ぐために、防災製品を使用する。
3.火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を備える。
4.お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制を作る。
この記事により、少しでも防火に寄与できれば幸甚です。
(参考)
「119番の日」に因み、以下に特殊電話番号をご紹介しておきます。
・100番 100番通話(通話料金を知りたい時)
・104番 電話番号の案内
・106番 コレクトコール(オペレーターによる、料金着払いで電話をするとき)
・108番 自動コレクトコール(プッシュ回線による、料金着払いで電話をするとき)
・110番 警察(事件、事故)
・113番 電話の故障
・114番 話し中の調査
・115番 電報の申し込み
・116番 電話の新設、移転や各種サービスの問い合わせ
・117番 時報
・118番 海上の事件、事故の急報
・119番 消防(火事、救急)
・171番 災害用伝言ダイヤル
・177番 天気予報