らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

笑門来福

2014-01-09 | 季節

「笑門来福」。これは四字熟語ではありません。
ご存知、「笑う門には福来る」の諺を四字熟語ふうに書いたものです。

この諺は京都のいろはかるたの一つで、その意味は、
いつも楽しそうに笑い声があふれる家には自然に幸せがやって来る。また、辛さ悲しさにくじけることなく、そして希望を失わず明るく暮していれば、いつか必ず幸せが訪れると言うものです。

年の初めには「初笑い」や「笑い初め」、「福笑い」など、「笑い」に関する話題がよく出てきます。
テレビでもお笑い番組が多く、これらも「笑門来福」ということで、すっかりお正月の定番となっているようです。

そう言えば昔、爆笑王と言われた噺家に柳亭痴楽がいました。
お正月には彼も引っ張りだこだったように記憶しています。
痴楽の落語では、冒頭に「笑う門には ラッキー カム カム(lucky come come)」が入り、「痴楽綴り方教室」で爆笑を誘うと言うワンパターンですが、いつも爆笑していたことを覚えています。
痴楽綴り方教室は覚えておられると思いますが「東京娘の言うことにゃ・・・」からはじまるものです。
ネットを調べていたら「痴楽綴り方教室」を載せたブログがありましたので、リンクしておきます。

一方、「笑うこと」が人に与えるデータもありました。
それによると、漫才を楽しんだ後に血液を調べると、免疫力の指標となるナチュラルキラ―細胞の働きが高まるということです。
また、おかしくなくても大笑いするとストレスの大きさを示す物質が減るという研究もあるそうです。

「笑門来福」は、福はともかく健康には良さそうだということなので、今年一年、笑顔を絶やさず、時に大笑いを交えながらラッキーカムカムを待ちたいものです。