13日から一昨日にかけて日本列島の殆どの地域に黄砂が飛来し、2年ぶりに黄砂を観測した所が多かったようです。
今日から明日にかけても、先日ほどの濃度にはならないものの、再び西日本を中心に黄砂が飛来する可能性があるそうです。
充分ご注意ください。
さて、今日はその黄砂に関係する難読漢字を取り上げたいと思います。
次の漢字は何と読むでしょうか?
「霾る」
実はこの漢字はNHK大阪放送局のお天気コーナーで紹介していたものです。
正解は「つちふる」と読みます。
私は初めて見る漢字であり、読めませんでしたが、皆様は如何でしょうか?
「つちふる」を広辞苑で調べてみました。
「つちふる」は「土降る」となっており、その意味は、大風に吹きあげられた土砂、特に黄砂が降る。「霾る(つちふる)」。俳句で春の季語と説明しています。
春の季語となっているのは、毎年春になると中国大陸で発生する黄砂が海を渡って日本の上空にやってくることからのようです。
日本全国を襲った先日の「黄砂」は、正に「つちふる」でした。
車や車庫の屋根には一面黄砂が降っていました。
花粉症などのアレルギー症状や呼吸器系に疾患のある方は、黄砂の影響で症状が悪化するおそれがあるようです。
黄砂の注意報が出たときは外出を控えるなど、十分ご注意ください。