らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

美しい雑草「サギゴケ」の花

2022-04-10 | 

春になっていろいろな植物が花を咲かせています。
梅やサクラ、桃などのよく知られた花は勿論ですが、道端などに生えている名も知らない野草や雑草の花たちも綺麗に咲いています。
今日はそのような花の中から、畑のあぜ道に咲いている美しい雑草の花をご紹介します。

「サギゴケ(鷺苔)」
その雑草の名前は「サギゴケ」です。
サギゴケ(鷺苔)は春になると小さな花をたくさん咲かせる雑草ですが、花姿は愛らしく「何の花かな?」って見入ってしまう不思議な魅力があります。

サギゴケはゴマノハグサ科の多年草で、4~6月にかけて小さな花を咲かせます。
原産地は日本で、本州〜九州のやや湿気のある畔などに生えています。
サギゴケの葉は根ぎわに集まり、その間からイチゴのようにランナーを伸ばして繁殖します。



「名前の由来」
名前の由来は、白いサギゴケの花が鷺の姿に似ていることから「サギ」の名を、地面を這うようにしてたくさんの花を咲かせる様子を苔に見立てて「コケ」の名をとり、合わせて「サギゴケ」と呼ばれるようになりました。

サギゴケの増え方は、種子の他に、イチゴやユキノシタのように、茎からランナーを延ばして繁殖します。
このような性質から、ランナーの先端についている子株が増殖を繰り返して群生しているようです。



「花」
鐘形の花は紫色で、長さ1.5〜2cm、上唇は2裂、下唇は3裂し、中央部は隆起して黄色となり赤褐色の斑紋があります。
このサギゴケ、雑草にしておくには惜しいような綺麗な花を咲かせます。




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1 コメント

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鷺苔  (iina)
2022-04-10 10:31:32
> 花が鷺の姿・・・「サギ」の名を、地面を這うように・・・花を咲かせる様子を苔に見立てて「コケ」の名をとり、合わせて「サギゴケ」
世の中には、いろいろなお花が咲くものです ^^

そうでした。「鷺草」もありました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/22067a27ed9a52b746d56bc757836771


アンテロープの子供を我が子のように育てていたという記事から笑撃に採りました。アフリカ・ケニアのメスライオンです。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/c3018834be4765a52d3fd893b12c7eb6

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