今月の9日にスイカの初収穫をしました。
昨年は収穫直前で蔓が枯れたことから失敗のスイカ栽培でしたが、今年は何とか収穫まで漕ぎ着けました。
スイカ栽培では収穫時期の判断が難しいので、今日は私が実行している「収穫の目安」についてご紹介したいと思います。
「収穫の目安」
私がスイカを収穫する時は以下の4点を確認しています。
①受粉後、5日~6日するとピンポン玉より少し大きめの幼果になるので、その日を書いた札を立てておきます。
(もし5~6日経っても、この大きさにならないようであれば、もう少し様子を見ますが、多分、受粉が失敗したと思われます)
②その立て札の日付から35日目くらいになったところで、叩いて音を確かめます。
(音はスーパーに行って、売られているスイカを叩いて覚えます)
③次に、スイカが生っている蔓の最初のヒゲが枯れていることを確認します。
④そして最後にスイカが畝と接しているお尻の部分が黄色に変色していることを確認します。
この4点を確認すれば、経験則から収穫時期の到来ということになります。
「収穫目安の実例」
今年のスイカ栽培は4月下旬に苗を植え付けました。
その後、順調に生長し、6月1日に初めて雌花が咲きました。
そして人工授粉した後、6月5日にはピンポン玉くらいの大きさになったことから、その日を書いた札を立てました。
・6月5日の立札と7月9日時点のスイカです。
その後、炭疽病やアブラムシなどの予防のため農薬散布を2~3回行いました。
そして、立札から34日目になる7月9日に、上記収穫目安に書いた、 ②の音の確認と、③の蔓のヒゲの枯れ具合を確認しました。
・赤い丸の中のヒゲが枯れていることを確認します。
更に、目安④のスイカと畝が接しているお尻の部分が黄色になっていることを確かめます。
黄色が濃くなっていると、間違いなく熟れています。
・このくらい黄色に変色していればOKです。
「初収穫は10.4kg」
目安の4項目を確認後、受粉から39日目となる7月9日に今年最初のスイカを収穫しました。
持ち上げた瞬間、その重さにびっくり、おそらく10㎏は超えているだろうと思いました。
家に帰って計ってみると、その大きさは直径27㎝、高さ25㎝、重さ10.4㎏の見事な大玉スイカでした。
・初収穫は10.4kgありました。
そして、私の収穫目安が正しいかを確認すべく西瓜を切ってみると、下の画像の通りよく熟れており、収穫時期はぴったり合っていました。
・収穫時期がぴったり合っていたスイカです。
今年は6月下旬から雨模様の天気が続き、7月に入ると1週間余り毎日雨が降りました。
このため、西瓜の畝が水没寸前までなったことが度々あり、根腐れを起こしていないかと心配しましたが、蔓が枯れることなく収穫までたどり着きました。
今年は10個くらいスイカが生っていますが、初収穫が10㎏を超えたことから満足できる、うれしい収穫のスタートとなりました。
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私の所も大玉西瓜ですが、受粉に失敗して数が少ないです!カラスの被害に遭ってからネットをかけました。
切り置きのスイカを買って食べましたが、まだまるまる一個をわが家では見ていません。
食べる順序良く実ってくれれば良いのですが・・・