ガーベラ
2020-06-04 | 花
ガーベラの花をご存じだと思います。
この花はキク科の半耐寒性多年草で、原産地は南アフリカです。
日本には大正初期に渡来し、当時その花姿から「花車」「花千本槍」と呼ばれていたそうです。
現在栽培されているガーベラは南アフリカの原種のヤメソニーを中心に交配・改良を繰り返して作り出されたものだそうで、赤の一重咲きで舌状花が細かい在来種のほか、多種多様な園芸品種があります。
草丈40~80㎝の切り花向き品種は欧州を中心に品種改良され、草丈15~20㎝の鉢物向き矮性品種は日本で育種されました。
・真っ赤な一重のガーベラです。
ガーベラは陽気で明るい雰囲気をもつ花で、葉は地際に集まって茂り、花茎だけが長く伸びて咲くすっきりした草姿が特徴です。
原種のヤメソニー(Gerbera jamesonii)は赤色で花弁が細く、枚数も少ないのですが、ほかのいくつかの原種との交配により、多数の園芸品種が育成されました。
花名の由来は、ドイツの医師で植物学者であるガーバーが19世紀末にアフリカで発見したことから、そのガーバー(Traugott Gerber、1710~1743)に敬意を表して「ガーベラ」と命名されたということです。
・クレオパトラの別名を持つガーベラです。
そのガーベラは別名「クレオパトラ」とも言われています。
その由来は、真っ赤で灼熱の太陽のような花や爽やかに緑色に葉を装う個性的な美しさがクレオパトラの印象を思わせることからで、花言葉にも「崇高美」「究極美」がつけられているようです。
女王クレオパトラにふさわしい真っ赤なお花です。^^
きのうの誤変換「そろそろ火炎ナイト・・・」