保存していたつくね芋の種芋が芽を出してきたので植え付けることにしました。
昨年は芽が5~6㎝伸びたころに植え付けたのですが、今年は下の画像のように、芽が吹いただけの状態で植えたことから、新芽が伸びてくるまでには少し時間がかかりそうです。
今日は私のつくね芋栽培をご紹介します。
私の栽培方法は、先ず、畝には1週間以上前に石灰、発酵鶏糞、バーク堆肥、牛糞などの肥料をすき込み、畝を立てておきます。
そして、幅60㎝の畝の中央に深さ10㎝ほどの溝を掘り、株間30㎝間隔で植え付けます。
種芋は切らずに7株植えました。
植え付け後、畝を作り直して水をたっぷり与えました。
この後、芽が出てきたら支柱を立てて蔓を誘引します。
以上が私の栽培方法なのですが、専門家の栽培方法を知りたいと思い、JAの栽培方法を検索しました。
「検索した栽培方法」
・種イモは頂芽部分を切り除いて、1個あたり60〜80gを目安にミカン切りにします。(下図参照)
切ったら腐敗防止のため2週間程度、日当たりの良い場所で乾燥させておきます。
「植え付け」
・畝幅60cm、株間30cm、深さ10cm程度の植え穴をあけ、種イモの切り口を上に向けて植え付けていきます。
・植え付けたら覆土し、手で軽く押さえてから水を与えます。
「追肥・誘引」
・つるが約15cm程度に伸びたら、追肥を施し、支柱を立てて誘引します。
・その後、乾燥を防ぐためワラや腐葉土を敷いておきます。
・また、1個の種イモから何本か芽が伸びた場合は、生育の良いものを1本残し、他は摘み取ります。
「収穫」
・収穫はつるや葉が黄色くなって枯れてきたら収穫時期です。
イモを傷つけないようにイモの周りの土をスコップで掘り起こし、手で掘り出します。
以上がJAのHPに載っていた栽培方法でした。
私の栽培方法とあまり変わらないような気がしますが、乾燥防止だけは気を付けたいと思います。
「つくね芋」とは
ツクネイモ(捏芋)はヤマノイモ科ヤマノイモ属に属する中国原産のツル性多年草で、春に種芋を植え付け、晩秋に地上部が枯れた頃、地中から肥大した芋を掘りあげて収穫するのが栽培サイクルです。
芋の形状は主に塊形・丸形で、長芋と比べると芋の水分は少なく粘りは強いようです。
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調べると、ヤマトイモ(大和いも)とも呼ばれているということですから、関東ではその名で売られています。
「つくね」といえば、すり身を団子状にして焼いた焼き鳥ですから、「つくね芋」は粘りが強いので「つくね」なのでしょうね。