皆さんは「金のなる木」の花をご覧になったことがありますか?
この花は、なかなか咲かないので、珍しい花ではないかとと思います。
今日は、この「金のなる木」の花をご紹介します。
「金のなる木」は、和名を”カゲツ(花月)”と言い、ベンケイソウ科、クラッスラ属の多肉植物です。”オウゴンカゲツ(黄金花月)”とも呼ばれています。
英語では、硬貨に似ていることから”Dollar plant” と言われているそうです。
原産地は南アフリカで、日本には昭和初期に渡来したようです。
・見事に咲いている、実家の「金のなる木」です。
名前の由来は、栽培業者が新芽に五円硬貨を挟んで硬貨がなったように見せかけ、一種の縁起物的な販売方法を取ったことから、「金のなる木」や「成金草」と呼ばれるようになったと言われています。
・薄いピンク色の小さな花です。
花が咲かないので、株に雄・雌があるという言われているようですが、これは偽りのようです。
花を咲かせるには、5~10年くらいの期間、十分に栄養成長して株が大きくなっていることが必要です。
多肉植物の生長期は春と秋で、この時期に肥料と水を与えて生長させることが花を咲かせる基本といわれています。また、8月の一番暑い時期に1ヶ月ほど水を与えずにおくと花芽が付きやすいとも言われています。
それでも咲かないときには、下記の「花の咲かせ方」をご参考ください。
「花の咲かせ方」
1.窒素肥料が効き過ぎ、栄養成長(体を作る)から生殖成長(花が咲く)に移行しない。
2.日当たりが悪い。
3.燐酸やカリ肥料が不足している。
などが考えられるようです。
春から秋にかけて十分直射日光に当てること。根にダメージを与える作業は夏までに終わらせることも大事です。
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