らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ろくでなし

2016-06-06 | ナツメロ

昔の歌は味わいがあっていいですね。
先日、歌謡番組で久しぶりに「ろくでなし」を聴きました。
「ろくでなし」は日本では越路吹雪が歌ったことで知られていますが、原曲は1964年にベルギーの歌手サルヴァトール・アダモがベルギーで発表した曲です。

「ろくでなし」(原題:Mauvais Garcon)をそのまま訳すと「不良少年」という意味だそうですが、日本では岩谷時子が「ろくでなし」と訳詞して、越路が歌ったものがヒットし、インパクトを与えたこともあって、「ろくでなし」というタイトルで親しまれているのだそうです。

今日は越路吹雪の「ろくでなし」をお聴きいただきたいと思います。
年配の方はご存知だと思いますので、どうぞご一緒にお歌いください。

〽 古いこの酒場で たくさん飲んだから
  古い思い出は ボヤけてきたらしい
  私は恋人に 捨てられてしまった
  人はこの私を ふだつきと云うから
  ろくでなし ろくでなし
  なんてひどい アーウィ
  云いかた




凄い!「黒板ジャック」

2016-06-05 | 時事

東京都小平市にある武蔵野美術大学の「黒板ジャック」が凄い!と言うことで話題になっているようです。

黒板ジャックとは武蔵野美術大学の学生たちが行っている「旅するムサビプロジェクト」という活動の一つで、現役の大学生が小学生や中学生に“アートの授業”を行うというスタンスのプロジェクトなのだそうです。
“旅する”というのは依頼があれば全国どこの学校へも訪問して、教室の黒板にチョークで『作品』を描くもので、その作品が凄すぎると話題になっているということです。

昨年NHKが報じた黒板ジャックin奄美のニュースです。


黒板ジャックは、2011年に東京都立府中西高校での活動に参加していた学生たちが「ムサビ生が来ていることをインパクトがある方法で知らせるきっかけをつくりたい」という思いから発案されたのだそうです。

・武蔵野美術大学の学生たちが高階西小学校の黒板に描いた作品(黒板ジャック)です。全てチョークで描かれています(ネットより)


黒板ジャックは、武蔵野美術大(ムサビ、東京都小平市)の学生たちが半日近くかけて描いたものが、始業開始前に消されてしまう時間限定のアートです。
作品は消えても、美術の楽しさは子どもたちの心に刻まれています。

・高階西小学校の黒板ジャック作品です。


子どもたちに内緒で制作した個性豊かな黒板の絵が、登校してくる彼らを驚かせます。
子供たちが朝いつものように学校に登校すると黒板いっぱいにチョークで芸術作品が描かれている。
黒板ジャックを目にした子どもたちは、「なにこれ」「どうやって描いたんだろう」と話したり、隣の教室の黒板を見に行ったりと、さまざまな生の反応をみせてくれるそうです。

・高階西小学校の黒板ジャック作品です。


消すのがもったいないような、見事な作品です。

数ある黒板ジャックの中からその一部をご紹介します。
2016年2月13日~15日の鳥取県大山中学校での黒板ジャック、「武蔵野美術大学 旅するムサビプロジェクト」です。
http://tabimusa.exblog.jp/22475118/


死因トップは癌

2016-06-04 | 時事

厚生労働省の人口動態統計によると、2015年(平成27年)の日本人の推計死亡者数は130万2000人でした。
1947年(昭和22年)以降、初めて130万人を超えたそうです。

死因で最も多かったのはガンですが、死亡者の6割を占める上位4疾患は以下の通りです。
1位はガンで37万人、
2位は心筋梗塞や心不全などの心疾患で19万9000人、
3位が肺炎の12万3000人、
4位が脳梗塞や脳内出血等の脳血管疾患で11万3000人でした。

この4疾患で死亡者全体の約6割を占めています。
厚生労働省では、団塊の世代の高齢化が進み、全人口に占める高齢者の割合が高まったために死亡者数が増えたとみています。

こうした中、先日、高校時代の級友の訃報メールを受信しました。
亡くなったのは関東在住のM君で、死因は1位に分類される直腸がんとのことでした。
彼は2014(平成26年)年11月に故郷の岡山で開いたクラス会には元気な姿を見せてくれていましたが、その後次第に身体の不調を訴えるようになったようで、昨年8月頃からは晩酌、3度の食事、味覚共に量や感覚が平時の五割ほどに減少してきていたそうです。

70代も半ばになれば、いつ何時、体調不良を訴えるようになっても不思議ではありません。
皆さまも日常生活において、平時と比べて何らかの変化が感じられたら、早めに検査を受けて体調管理を万全にして頂きたいと思います。


自転車運転の「危険行為」

2016-06-03 | 時事

自転車を運転する際の「危険行為」の禁止規定が設けられた改正道路交通法が昨年6月1日に施行されてから1年が経ちました。
新たに設けられた「危険行為」は、信号無視や酒酔い運転など14の危険な行為を指定し、こうした行為で3年以内に2回以上検挙された人は安全講習の受講が義務づけられました。

報道によると、施行から5月31日までの1年間で警察が検挙した「危険行為」は1万5131件で、安全講習を受講した人は24人に上ったそうです。
「危険行為」のうち最も多かったのは、
・信号無視の6457件で、全体の42%を占め、
・次いで、踏切が閉まっている時に無視して通行した違反が3884件、
・スマートフォンを操作しながら自転車を運転して事故を起こした場合などの安全運転の義務違反が1914件などでした。

また都道府県別では、
・大阪が5126件で最も多く、
・次いで東京が3581件、
・兵庫が2054件、
・神奈川が855件などとなっています。
警察庁は信号無視などは重大な事故につながる危険な行為であり、交通ルールを守って自転車を安全に運転して欲しいと注意を呼びかけています。

危険行為がワースト1位の大阪府警では、6月1日にも府内65カ所で自転車の一斉取り締まりを実施しましたところ、この日も2時間で65人に交通切符が交付されたそうです。
当日、最も多かったのは、イヤホンをしながらの運転が21件で、同時に複数の違反をした人もいたようです。

「自転車事故による損害賠償額」
加害者である自転車の運転者が自転車事故を起こすと民法第709条の不法行為責任を負い、同時に多額の損害賠償額の支払い義務を負うことになります。
「損害賠償の事例」
1.高校2年の男子が、登校時に猛スピードで下り坂を走行中、高齢者と接触し、高齢者が転倒して死亡。(損害賠償額 1,054万円)
2.
高校1年の女子が、傘をさしながら走行中にT字路で自転車と出会い頭に衝突し、相手方の左大腿部を骨折させた。(損害賠償額 505万円)
3.高校1年の女子が、道路の右側を走行中に対向してきた主婦の自転車と接触し、主婦が転倒、後日死亡。(損害賠償額 2,650万円)
4.駅付近の混雑した歩道で、自転車に乗った男子高校生が主婦とすれ違ったときに、自転車のハンドルが主婦のショルダーバッグの肩ひもにひっかかり、主婦が転倒して
  ケガをした。(損害賠償額1,743万円)
5.女子高校生が夜間、携帯電話を操作しながら無灯火で走行中に、看護師の女性と衝突。女性には重大な障害が残った。(損害賠償額5,000万円)
6.自転車で通学中、歩行者に衝突し転倒させ、脊髄損傷による麻痺(後遺障害)が残った(損害賠償額6,008万円
7.白色実線内を歩行していた老女が、電柱を避けて車道に進出時、無灯火で自転車を運転して対向進行してきた中学生(当時14歳)と衝突し、老女が頭部外傷による後遺
  障害2級の障害を残した。(中学生の損害賠償金は約3,120万円)

「中高生が加害者の場合の賠償額負担者」
ところで
収入のない中高校生が自転車事故の加害者のときは、損害賠償金の支払いは誰が負担するのでしょうか?
中高校生が自転車事故の加害者になった場合、損害賠償責任について、判例で中学生にも責任能力を認めていることから、当然に高校生にも責任能力はあるとされています。
従って、中高校生でも損害賠償金は就職して給料が貰えるようになってから支払うことになるようです。

また、民法第714条では「責任弁識能力のない者の責任は、監督義務者がその責任を負う」としているので、被害者は、加害者の親等に対して損害賠償請求をすることができます。
従って、親が子供に対して交通事故防止、自転車の安全利用について必要な監督指導を行っていないと認められる場合には親に賠償責任が発生することになるので注意してください。


大麻使用と生存権

2016-06-02 | 時事

一昨日、覚醒剤取締法違反の罪に問われた元プロ野球選手の清原和博被告に対し、東京地裁は懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
吉戒純一裁判官は執行猶予を付けた理由として、「被告の覚醒剤に対する常習性は強く、犯情は悪質」と批判した一方で、「甲子園球場を沸かせ、プロ野球を代表する打者として活躍するなど、野球界で社会的貢献をしてきたが、厳しい社会的制裁を受けている」ことなどを挙げていました。

薬物裁判では、いま注目を集めている裁判があります。
東京地裁で公判中のこの裁判は、末期がん患者が自分のガン治療のために大麻を栽培・使用したところ、警視庁に逮捕され、その後起訴されたものです。
なぜ、この裁判が注目を集めているのか。
それは憲法の保障する生存権と大麻取締法違反(所持)罪のどちらが優先されるのかと言うことです。

この事件の経緯は次の通りです。
神奈川県藤沢市の元レストラン料理長、山本正光被告(58)は、平成27年12月、大麻約200グラムを所持したとして警視庁に逮捕されました。

新聞報道では、山本被告は平成27年12月、大麻約200グラムを所持したとして警視庁に逮捕され、その後起訴されました。
弁護側によると、山本被告は平成25年6月に肝臓がんが見つかり、医療機関で治療を始めましたが、平成26年10月に余命半年~1年と宣告され、医師から「打つ手はない」と言われました。
そうした中、インターネットで大麻ががんの改善に有効な可能性があると知ったのです。

厚生労働省や農林水産省、法務省などに「大麻を医療目的で使うにはどうしたらよいか」と相談しましたが、「日本では大麻自体や大麻由来の治療薬の使用は禁止されている」と説明を受けました。
製薬会社にも「私の体を医療用大麻の臨床試験に使ってほしい」と伝えたものの、「日本国内での臨床試験は不可能だ」として断られたといいます。
そのため大麻を自宅で栽培・使用したところ、痛みが和らぎ、食欲が戻り抑鬱的だった気分も晴れたほか、腫瘍マーカーの数値が20分の1に減り、改善の兆候が現れたそうです。

山本被告は、「医師も『ありえない』と驚いていた。数値が下がったことを示すカルテもある」とし、「育てた大麻は他人に販売も譲渡もしていない。現代医療に見放された中、自分の命を守るためにやむなく行った」と話しています。

大麻取締法は大麻の栽培や所持、医療目的の使用や研究などを禁止していますが、男性は「全ての医師から見放された中、大麻ががんに効果がある可能性を知り、治療のために自ら栽培し使用したところ症状が劇的に改善した。憲法で保障された生存権の行使だ」と無罪を主張しています。

国立がんセンターのがん予防研究部第一次予防研究室室長を務めた医師、福田一典氏(62)は「大麻の医療効果に関する600以上の海外文献を検証したが、大麻ががんなどの難病に有効である可能性は高い」と指摘。
更に、「がんには万人に効果がある治療法はない。大麻も含め、どんな薬にも副作用はある。強い副作用を伴う抗癌剤やモルヒネもやむなく使用されているのが実情だ。そうした中で、大麻だけが絶対的に禁止されている現状には疑問だ。大麻ががん治療の選択肢の一つとして検討されてもよいのではないか」と話しているそうです。

海外では、既に欧州諸国や米国の20州以上で医療用大麻の合法化が進んでいるそうです。
今回の裁判は、日本での医療用大麻解禁の是非が争点になる可能性もあって、司法がどう判断するのか注目を集めているそうです。

大麻取締法違反と憲法が保障する生存権、さて、裁判ではどちらに軍配をあげるのでしょうか?


「○割強」の解釈

2016-06-01 | 雑学

テレビを観ていると、評論家や解説者が割合を言う時に、「○割強」とか「○割弱」と表現する場合があります。
例えば「7割強」と言う場合、具体的には何%位を指しているのでしょうか?
その解釈についてウェブ上でアンケートした結果がありましたのでご紹介します。

「7割強」、「7割弱」という言い方の解釈についてウェブ上でアンケートをおこなったところ、特定の選択肢に回答が集中しないことがわかったそうです。
つまり、「人によって考え方がまちまち」だということです。

例えば、「7割強」については、全体としては「74%以下を指す」と捉えている人が比較的多いのですが、60歳以上の年齢層では「71%以下」と考えている人が42%で主流になっています。
一方、若年層では、「79%以下」と捉えている人が20代で20%、10代で23%、
             「74%以下」が20代で40%、30代で32%、40代では38%となっています。
この事は、たとえば、ある数値が74%だった場合、若い人が「これは『7割強』と言ってもかまわないだろう」と思っても、それを聞いた高齢の人は「『7割強』だからせいぜい71%ぐらいだろう」というように「誤解」をするおそれがあります。

また、「7割弱」の捉え方については、どの年代でも「69%以上」という回答がもっとも多いのですが、その集中傾向は60歳以上の年層で特にはっきり見られるそうです。
「7割弱は69%以上を指す」と捉えている人は、50代が39%、60歳以上では59%になり、若年層の20代では36%、30代では46%となっています。
          
この2つを合わせて見てみると、若年層では「幅が広い」解釈を含めていろいろな考えがなされているのに対して、60歳以上の人たちは「7割強=71%以下」、「7割弱=69%以上」というように、強・弱、共に基準値より1%程度と、幅の狭い捉え方をしていることが判明したようです。

この「○割強」とか「○割弱」と言う言い方、私も基準値より強・弱共に1%程度の幅で捉えていましたが、アンケートでは年代によって捉え方に違いがあるようです。
誤解の生じないように心掛けたいですね。