ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

実家には 戻りません の 波紋

2011年01月27日 | これも自分あれも自分
私の実家の方に

私名義の土地があります

数年前に購入しました

いずれ、住むつもりで です


まるで計画性のない私たち

そして、

その土地購入には、実は隠された私の脅迫観念が裏づけされていること


父は、とても怖い人です

突然怒り出したり、

突然キレたり、

突然不機嫌になると、物が飛んできたり

物が壊されたり、

怒号を浴びせかける

そんな父でした

若かりし頃の父は、それはそれは赤のエネルギーの塊のような人

そんな父に、いつもビクビクし、

父以外の家族は、皆同じ思いをして過ごしていました


八戸に転勤になり、住み始めたら

あまりに距離が近くなったので、

彼の念が、ここまで届きやすくなっていました

私の思い過ごしなのかもしれません

私の意識過剰なのかもしれません

でも、その思いがいつしか呪縛のように感じだし、

なんとかその念から逃れようと

土地を購入してしまったのです

これで、少しは安心してくれて、

念は飛んでこなくなるだろう。。。

保険のようなものだ。。。と思っていました


思考は、きっと正常ではなかったと思います

父のいいように

父の思うように

父の思いを損なわないように


私は 子どもの頃の自分の思考回路にのっとられてしまい

正常に機能しなくなっていました


そんなとき やっぱり気がついてしまったのです

八戸に来て数年がたった段階で

実家の方には戻れないんじゃないか

精神的に難しいのではないか




はじめ、克服するために父のそばに行こうと考えてもいました

自分の中にある恐怖心を 払拭したい

そこから抜け出したい 

その壁を乗り越えたい

そう思っていたからです


でも、何年経っても、その壁は低くなるどころか

ますます頑丈になって

高くもなって

いつしか

私の中の父への感情というコップの水が

いっぱいになってしまいました

もう 入りません


あのとき、保険だと思って、嫌な思いを回避するために、

そして、壁を乗り越えるためにと購入した土地に

悲しいことに、愛着どころか

むなしささえ感じるようになってしまったのです


「実家には戻りません」発言をしました

とあるきっかけで、そんな話が父に洩れ聞こえてしまった今

実家のほうは 大変らしいのです

弟から

何か言ったの?と電話がありました

会社でも、自分たちにも、

結構たいへんだよ?と


実家のそばに住み、同じ会社で働く弟は

一手にそれを引き受けてくれています

何を話したのかを聞きたかったから

それがわかれば 心積もりもできるからさ



頼もしい言葉をくれました


計画性のない 自分の 人生

それで 多くの人を傷つけ 失望させてしまっています


ありゃりゃ

ごめんなさい

波紋は かなりディープに広まり

当分 電話も連絡もできそうにありません

私は あなたと 

正常な人間関係を築きたい

望むのは ただ それだけです


泣きたいときに 泣けて

笑いたいときに 笑えて

怒りたいとときに 怒れる

がんばれたときに がんばったよ と報告できる

いつも びくびくするのではなく

いつも 否定されるのではないかと 恐れるのではなく・・・



その正常な関係を結ぶために

私自身の父との関係で

そこから動けずにいるインナーチャイルドを

癒してあげる作業が必要なようです





子どもに 会いたい!!

2011年01月27日 | これも自分あれも自分
子どもに会いたい!と題名にしましたが、

別れたわが子に会いたい(あ、別れた子どもは、私にはいないのですが)

とか

私の中にいる子どもに会いたい

とか

学校や幼稚園に行ってしまったわが子に会いたい

とか

そういうのではなく


誰でもいいから

子どもであれば 

やんちゃな子も

おとなしい子も

泣きべそな子も

やさしい子も

不機嫌な子も

どんな子でもいいから


子どもたちに 会いたいのです

今、無性に、会いたいのです


美容室で会った2歳の女の子

スーパーで買い物カートのシートに座る男の子

駐車場をたどたどしい足取りで歩く女の子


やさしい気持ちと笑顔とで見つめる私は

すでに おばあちゃんの領域です


子どもたちの 一生懸命な命のきらめきに

賞賛の気持ちさえ抱きます

その賞賛の気持ちと

この世に生まれてきた感謝の気持ちとを

笑顔で伝えたくて

うずうずしてしまうのです


あなたが だいすき って

無条件で だいすき って

伝えてあげたくて 仕方ないのです


子どもを愛する病気です 私

愛してやまないのです


でも、その前に

私は、私の中の子どもに会いにいき

彼女の苦しみを知り

それを受け止めてあげることが 必要なのです

そこ なのです


あなたが だいすき って

無条件に だいすきだよって

言われたいのは

実は

私なのです

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