ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

虐待と 気づき

2011年02月01日 | これも自分あれも自分
虐待のことを 書きました

「暴力」という言葉は、誤解を招きます。

力による暴力だけが、暴力ではないということ。

言葉による暴力も、れっきとした暴力だということ。


虐待される

虐待している


それだけをピックアップすると、とても悪いことのように

捉えられてしまいがちです。

でも、私は思うのです。


虐待 されている側も

虐待 している側も

双方に、学びが生じているのだと

学ぶ機会を与えられているのだと


そこに 気がつくまで

そこに 関心がいくまで が 一つの学びなら

そこから どうしたら克服できるか

改善できるか

自分の心を どのようにして成長させたらいいのかと

悩み、方法を考え、挑戦すること

それが もう一つの学びだと思うのです


私も、家族の虐待の実態から学ばせてもらっていることが

とてもたくさんあります

罵倒されたり

大きな声で怒鳴られている人の恐怖が分かる

人の表情から、心を読み取り、平和に過ごせるための方法を編み出す

逃げても追いかけてくる問題を 改善する対策を見出す

人を 待てる


お互いに、気づきのチャンスを与えられているというプロセスなのです

だから、虐待のすべてが悪いとは思っていません

虐待しているかもしれない・・・と気にするのではなく

自己嫌悪に陥るのではなく、

そこから気づいて、何かを得てほしいという思いで、

奮起して書いたのです。


私には二人の弟がいます。

それぞれに家庭を持ち、子どもを持って、幸せに暮らしています。

私と、すぐ下の弟は、虐待をする親の行動を

物心つくころから、いえ、たぶんお腹の中から目撃してきています。

そして、それに対して、とてつもない嫌悪感を持ってきました。

反面教師になっていったのです。

ああいう親には、ああいう大人にはなりたくない・・・と、

弟も私も、心に誓い、

同じように激昂するときがあっても、

それをどうしたら抑えられるのかを探求してきました。

3人兄弟の上二人は、自ら気がつき、克服しよう、連鎖を止めようと

努力をしてきたといえます。


一方、一番下の弟はというと、

彼も、絶対に親の絶対的脅威に対して、嫌悪していたのだと思うのです。

その場から逃げるすべも、得ていました。

でも、彼は結構、虐待に近い子育てをしていると、私も、

そして他の家族も、感じています。


子どもを叱るときの、激昂

子どもの理由を聞かずに、わけも知らずに、すべてわが子が悪いと決め付ける叱り方

人格を否定する言葉
「だから、おまえは馬鹿なんだよ!」と吐き捨てたり、
「はっきりしゃべれよ! 突っ立ってんじゃねーよ!」と追い討ちをかけたり、

正直、一緒の空間にいると、

私の胸が小さくなってしまうのです。


同じように、育てられたものね・・・と、同情もします。


同じ親に育てられていて、このように二分する。

その人にとっての、その人なりの気づきが、そのように分けてしまうのでしょうか。

早く気がついてほしいと、願わずにはいられません。



浄化の 新月

2011年02月01日 | これも自分あれも自分
2月3日は、新月だ。

2月3日の11:30から、48時間のうちに、願い事を書き記してみましょう。

あまり多くなく、2から10つの願いを紙に書くと、

叶いやすいそうです。

私の持っている手帳によると、4日の15:11~19:23は、

月の動きが鈍くなるので、その時間帯を避けて、願い事を書くといい、

とありました。



新月と満月は、浄化の日。

数日前から、私の瞳の色が、

濃い茶色から、薄い茶色に変わってきています。

浄化しましょう。と体が教えてくれます。


夜、眠れていません。

お酒を飲んでいても、お布団に入っていても、

まるで眠気が襲ってきません。


久しぶりの感覚です。


八戸に来た最初の夏

適応障害だと診断を下され、睡眠薬に頼って、むりやり眠っていた時期がありました。

眠れない、というのは

肉体的にというよりもむしろ、精神的にかなり過酷です。

昼間、平常心でいられなくなるのですから。

無気力になってしまい

自分の体なのに 動かすことが難しくなるのですから


眠れない夜は、まだ2日です。

眠れないのと同時に、走馬灯のようにフラッシュバックする子ども時代の

心理状態と、

実家へ迷惑をかけているのだという、自責の念とで

号泣しています。


枕を毎晩濡らすのも、とても久しぶりです。


暗い暗い、今の自分を

誰にも見られたくなくて、

誰にも会いたくないのです。


でも、今朝引いたエンジェルカードは、

友人と会って、楽しみなさい!というカードでした。

だから、今週は珍しくまったく仕事が入っていないので、

午後、身内のように親しくさせていただいている友人を呼んで、

おしゃべりしました。

途中、子どもが幼稚園から帰ってきて、

すごろくをして遊んだので、たくさんの会話ができたわけではないのですが、

それでも、少し心がすーーーっと、癒されました。


人は、人でしか、癒されないし、

助けられないのです。

それを、十分に知っているのは、私です。


だから、ムリにでも人と会って、話していくことが大事だと思います。


明日は、小学校の役員会があります。

信じている人たちが、待っています。

だから、私は役員を引き受けているのだと思います。

でも、仕事が思うようにできず、

もっと素晴らしい人材を残していきたい、という思いがあります。

いい人材が揃っている今、

私は引きたいと思っています。


お世話になった方々に、たいへん申し訳ない気持ちがいっぱいあるのですが、

今後のためにも、私は

私じゃないほうが、いいと思っているのです。


かなり、病にかかっている?

そうかもしれません。

すべてを 拒否したい。のかもしれません。

皆さん、ごめんなさい。

痛いよね。こんなブログ。

そして、こんな私を見たくはないと 思います。


ただ、この弱い自分をさらけ出せる自分は、すげーと思います。

バカなやつなんだとも、思います。


虐待 DV 

2011年02月01日 | これも自分あれも自分
配偶者、もしくは恋人から受ける虐待。

親から受ける虐待。

多くの場合、被害にあうのは女性、そして子どもだ。


知っていますか? 虐待の実態。

○身体的な暴力

 これは、目に見えやすく伝わりやすいので、報道もよくされますし、

 周知されていることと思います。

 内容は、殴る、蹴る、首を締める、突き落とす、妊娠中のお腹を蹴る、

 熱湯をかけるなどなど。その種類は多岐に渡ります。

 タバコで根性焼きをする、なんていうのも、ありますね。


○性的な暴力

 実は結構多いそうです。

 望まないセックス、避妊に協力しない、子どもの前でセックスをする等
 
 子どもに対する性的な暴力の中に、この子どもの前でセックスをしたり、
 ポルノビデオを見せたりするということも、性的暴力のうちに入ります。


○精神的な暴力

 これは、見えにくく、伝わりにくく、被害者の方に落ち度があるのではないかと誤解されやすく、表出されにくい虐待です。

 言葉による暴力:誰のおかげで飯が食える、バカだ、能なしとののしる、
         侮辱する、ぶっ殺すぞなどと脅す

 威嚇:壁を叩く、物を投げる、壊す、ペットをいじめるなど

 経済的:俺の稼いだ金をどう使おうが俺の勝手、生活費を渡さない、 
     借金をさせる、働かない

 行動制限:外出、会う人、付き合いを制限、行動監視、夫の決めた規則に
      従わせる、嫉妬深い(家庭内ストーカー)

 
これらの暴力は、一つに限らず、様々な組み合わせがあり、
加害者がいたら加害者の数だけ、多くの種類の虐待ケースがあるということになる。

こう見てみると、自分にだって当てはまるかもしれない・・・
と感じるかもしれない。

もし、そう思ったら、自分自身を見直すいいチャンスだと思ってほしい。

もしかしたら、知らないうちに、身内を、親しい人を、
傷つけてしまっているかもしれないから。

人とお付き合いするときに生じる、傷やショックは、必ずつき物だ。
でも、それが実は虐待なのかもしれないとなると、話は別だ。

被害者の精神的影響も、重大なのだが、
加害者側の精神的回復へのサポート、治療というのも必要となる場合があるからだ。

加害者が、自分の非を認め、素直に治療に専念するケースは、
必ずしも多くはないだろうが・・・。


加害者の特徴として、挙げられていたので少しピックアップ。

 ・外面がよく口がうまい(外では紳士、家では豹変)
 ・感情が変わりやすい
 ・自己中心的
 ・暴力の正当化
 ・共感性に欠ける   など


私の身内に、とても近い身内に、加害者そのままの人間がおります。
被害者である家族は、いつもビクビクして、顔色をうかがって、
自分の考えなど述べる自由はなく、何を言っても、何をしても、
否定しかされない、そんなのはくだらないとののしられるのがオチだと、
いつしか諦めてしまう。

そして、誰にも会わなくなってしまう。引きこもってしまう。

それは、社会に出たくないのではなく、社会に出てもどうせ自分は、
能無しで、役立たすで、迷惑をかける人間なんだと、過小評価し、
すっかり諦めてしまっているのだ。

実のところは、自分はまだイケル。
自分には力があるはず。
自分は、社会に認められていい存在なはず。

と、心のどこかで淡い希望の光を宿しているにも関わらず、
結局のところは、自信がなく、自分の存在自体に疑問を感じてしまうという、
悪循環に陥り、堂々巡り。 どこにも出口を見出すことができないでいる。

そして、誰かに助けを求める。 外に救いを求める。
誰かのせいにする。 そうさせた環境が、社会が悪いと言う。
自分自身で、這い出そうという気力を出したくない。
このまま、堂々めぐりをして、なんとか人生を終わらせようとたくらんでいる。 自分には、価値がないと思い込んでいるから。


病的に なってしまうのだ。

社会の中で生きていかねばならないのに、

社会に適応できなくなってしまうのだ。

それが、被害者である私なのだ。

そこにとどまっていることを選択している、私自信なのだ。


被害者の状況;自己評価の低下、自責感、孤立感、不安、不眠、うつ状態

トラウマとなってしまった人は、フラッシュバックして、虐待を受けていた時の感情が蘇り、不安定になったり、体験を思い出させるような事柄を避けようとして、周囲の人と疎遠になったり、現実感がなくなったりする。


いいですか?

私に言います。

だからって、なんですか?

あなたは、いったいどこをさまよっているのですか?

すべては「空」

すべては「無」だと知っている人が

何をぼんやりとしているのですか?

あなたは、バカです

「空」である過去と

「無」である現実とに囚われすぎて

何をナルシストになっているのですか?

あなたがなりたい人間の形は、その形でしたか?

もう一度、考えなおしてみてください。

あなたが、思い描く自分の未来像を。

魂が光輝き、その輝きを多くの人と分かち合うのが、

あなたの生きる目的。


今のあなたは 輝いていますか?

過去の囚われの身となり

今の傷にばかり憂慮しているあなたは

見苦しい


早く 上がってきなさい

人のせいにするのではなく

虐待のせいにするのではなく


誹謗されたからといって

傷つく言葉を言われたからといって

あなた自身の心の奥は

守られていることに気がつきなさい

傷ついたと思っているのは あなたの表面だけ

かさぶたは もう実はすっかり癒えている


かさぶたは ブローチじゃない

かさぶたは みっともない

あなたは そんな人じゃない

がんばれ! 自分!!

上がれ!! 自分!!








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