久しく会っていなかった友人に会った。
久しくじっくりと話してなかったから、あっという間に4時間過ぎていた。
久しく連絡もしていなかった彼女に、最近偶然会ったことが、
今回のランチのきっかけだった。
偶然の出逢いは、「神明さん」と親しみを込めて呼ばれる神社のお祭りの夜だった。 なにか、偶然なんだけど、どこか運命的なものを感じたのか、
その夜、彼女からメールが来た。
「こんど、ランチしよう~~」と。
そして、偶然にも私は、ぽっかり空いた午後の日をすかさず見つけ、
その午後を彼女と会うことに、すぐさま決めた。
いつもなら、また仕事が入るかもしれないとか、学校のことで何かミーティングがあるかもしれないと、予定を入れるのを待つこともあるのだけれど、このときばかりは、神明さんでの再会ということもあって、急いで予定に組み込んだのだ。
会ってみたら、いつもとおりの彼女で、いつもとおりの透き通った大きな瞳で、まっすぐにこちらを見ながら、いろんな話しをしてくれた。
体調が優れなかったことや、仕事のこと、これから先のことなど、
いっぱいいっぱい話した。
窓の外の緑が、私たちの話をしーんと聴いていた。
前の日の強い風は、きっと太平洋に消えて、穏やかな青い空に、数分ごとに変化する雲のスライドショーが、頭上に見えた。
穏やかだった。
店は、ほどなく満席になった。次々と来る車の往来に、目を向けながら、そして彼女の吸い寄せるような大きな瞳に帰りながら、弾む声を聴いた。
とても辛いことを経験しながら、それを糧にしている彼女が眩しかった。
繊細で、敏感で、びくびくしながらも、でも絶対的に強い。
それが、彼女の魅力だった。
現代の人間は忘れてしまった能力を持つ彼女は、どこか私の感覚と似ていて、そこがとても安らぐのだ。
私は、ここでは変だけど、変じゃなんだ!って確信を持てるような、
同種族のような親近感を覚えるときもある。
精鋭な感覚
超自然な触角のごとき頭上のアンテナ
エネルギーの振動を察知する敏感さ
話しながら、忘れていたことをたくさん思い出した。
空を見上げること
水を感じること
木々のそよと一緒に揺れること
体の声を聴くこと
心の声に耳を傾ける時間
最近、してなかったことばかりが、蘇ってきて、心の中にこんこんと湧き出てくる泉を発見した。
「物事は、とても単純なのに、人間はいかにも難しいことのように考えるのは、なんでなんだろう?」
そんな私の問いに、同意してくれる彼女。
「物事の本質は、いたって簡単で単純なのに、難しくしているのは本人だよね。」
ほんとに、そう思う。
やりたいかやりたくないか
話したいか話したくないか
欲しいか欲しくないか
悲しみたいか笑ってたいか
様々な問題があると思うけれど、そのつど、自分に問うてみると、
どっちなの?
こっち
難しくさせる思考は、こっちって割り切れるものじゃなくって、だってあれがこうで、これとそれがあんなだから、私はこうじゃないと思っていても、こうなって。。。。みたいに、付録がいっぱい付いてくる。
付録がいっぱい付いてくると、本当に純粋な根本の問題は見えなくさせてしまう。
本来は一本の糸なのに、いろんな糸を持ってきては、絡めて行く。
絡めている張本人は、どうしよう・・・って悩んでいる本人だったりする。
なにがしたいん?
悩みたいんでしょ?自分が。
悩みたいときもある。 だから、そんな時は悩んでいいと思う。
いろんな糸を持ってきては、ああでもない、こうでもないと理由をつけて、問題解決を後回しにしていることが、居心地がいいときもあるから。
私ってなんてこうなの?
いつもこうだわ・・・
自信なくって。。。
そんな風に、思いたい時、正直あるもん。
そういうときは、そこに浸っていていいと思う。
そっとしておいてあげようと思う。
私も、きっとそういうときは、愚痴愚痴言わせてもらって、
的確なアドバイスなんか要らなくて、ただただ聞いてほしいだけで、
実はそっとしておいてほしいから。
ただ、いつまでも・・・は、いただけないと思う。
それは単なる大人の甘えだと思う。
いつかは、このこんがらせている無数の糸は、
自分で持ってきた糸なんだって、自分自身で気がつかないと。
そのことに、懐で感じることができたとき、要は腑に落ちた時に初めて、
人は、自分で心の糸をほどき始めるのだ。
人から言われて、ほどくのではなく、
人からほどいてもらうのでもなく、
あくまでも自分で、自分の周りで起きていること、友人、家族との
関係の中から、何かに気がつき、そして、行動するのだ。
人の絡まった心の糸の話しをしながら、
私は彼女と出会ってよかったと思った。
久しくじっくりと話してなかったから、あっという間に4時間過ぎていた。
久しく連絡もしていなかった彼女に、最近偶然会ったことが、
今回のランチのきっかけだった。
偶然の出逢いは、「神明さん」と親しみを込めて呼ばれる神社のお祭りの夜だった。 なにか、偶然なんだけど、どこか運命的なものを感じたのか、
その夜、彼女からメールが来た。
「こんど、ランチしよう~~」と。
そして、偶然にも私は、ぽっかり空いた午後の日をすかさず見つけ、
その午後を彼女と会うことに、すぐさま決めた。
いつもなら、また仕事が入るかもしれないとか、学校のことで何かミーティングがあるかもしれないと、予定を入れるのを待つこともあるのだけれど、このときばかりは、神明さんでの再会ということもあって、急いで予定に組み込んだのだ。
会ってみたら、いつもとおりの彼女で、いつもとおりの透き通った大きな瞳で、まっすぐにこちらを見ながら、いろんな話しをしてくれた。
体調が優れなかったことや、仕事のこと、これから先のことなど、
いっぱいいっぱい話した。
窓の外の緑が、私たちの話をしーんと聴いていた。
前の日の強い風は、きっと太平洋に消えて、穏やかな青い空に、数分ごとに変化する雲のスライドショーが、頭上に見えた。
穏やかだった。
店は、ほどなく満席になった。次々と来る車の往来に、目を向けながら、そして彼女の吸い寄せるような大きな瞳に帰りながら、弾む声を聴いた。
とても辛いことを経験しながら、それを糧にしている彼女が眩しかった。
繊細で、敏感で、びくびくしながらも、でも絶対的に強い。
それが、彼女の魅力だった。
現代の人間は忘れてしまった能力を持つ彼女は、どこか私の感覚と似ていて、そこがとても安らぐのだ。
私は、ここでは変だけど、変じゃなんだ!って確信を持てるような、
同種族のような親近感を覚えるときもある。
精鋭な感覚
超自然な触角のごとき頭上のアンテナ
エネルギーの振動を察知する敏感さ
話しながら、忘れていたことをたくさん思い出した。
空を見上げること
水を感じること
木々のそよと一緒に揺れること
体の声を聴くこと
心の声に耳を傾ける時間
最近、してなかったことばかりが、蘇ってきて、心の中にこんこんと湧き出てくる泉を発見した。
「物事は、とても単純なのに、人間はいかにも難しいことのように考えるのは、なんでなんだろう?」
そんな私の問いに、同意してくれる彼女。
「物事の本質は、いたって簡単で単純なのに、難しくしているのは本人だよね。」
ほんとに、そう思う。
やりたいかやりたくないか
話したいか話したくないか
欲しいか欲しくないか
悲しみたいか笑ってたいか
様々な問題があると思うけれど、そのつど、自分に問うてみると、
どっちなの?
こっち
難しくさせる思考は、こっちって割り切れるものじゃなくって、だってあれがこうで、これとそれがあんなだから、私はこうじゃないと思っていても、こうなって。。。。みたいに、付録がいっぱい付いてくる。
付録がいっぱい付いてくると、本当に純粋な根本の問題は見えなくさせてしまう。
本来は一本の糸なのに、いろんな糸を持ってきては、絡めて行く。
絡めている張本人は、どうしよう・・・って悩んでいる本人だったりする。
なにがしたいん?
悩みたいんでしょ?自分が。
悩みたいときもある。 だから、そんな時は悩んでいいと思う。
いろんな糸を持ってきては、ああでもない、こうでもないと理由をつけて、問題解決を後回しにしていることが、居心地がいいときもあるから。
私ってなんてこうなの?
いつもこうだわ・・・
自信なくって。。。
そんな風に、思いたい時、正直あるもん。
そういうときは、そこに浸っていていいと思う。
そっとしておいてあげようと思う。
私も、きっとそういうときは、愚痴愚痴言わせてもらって、
的確なアドバイスなんか要らなくて、ただただ聞いてほしいだけで、
実はそっとしておいてほしいから。
ただ、いつまでも・・・は、いただけないと思う。
それは単なる大人の甘えだと思う。
いつかは、このこんがらせている無数の糸は、
自分で持ってきた糸なんだって、自分自身で気がつかないと。
そのことに、懐で感じることができたとき、要は腑に落ちた時に初めて、
人は、自分で心の糸をほどき始めるのだ。
人から言われて、ほどくのではなく、
人からほどいてもらうのでもなく、
あくまでも自分で、自分の周りで起きていること、友人、家族との
関係の中から、何かに気がつき、そして、行動するのだ。
人の絡まった心の糸の話しをしながら、
私は彼女と出会ってよかったと思った。
ありがとう。
状況は、どうあれ
全ては自分自身から出たこと。
ならば、ほぐすのは自分しかいないのだけれど。
糸が複雑に絡むのは、
自分ひとりで生きているのではないから。
自分ひとりでは、生きられないから。
人は、相手の中に、自分とは違うものを見出すことで悩み苦しむのでしょうね。
コメント後先になってしまいました。
マーガレット今充電中。
すまん!
私もよく、絡まってるから~~
前進しているのかさえ わからなくなりますが・・・
もしかして、歩いていると思ってたのに、逆向きのエスカレーターに乗ってて、いつも同じ景色じゃない?って思ってしまう時も・・・
そんな時は、同じ景色でもいいのさね
いつかは、流れる景色に出会えるものだから