ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

青森市で 児童虐待死

2011年12月16日 | 子ども
悲しい事件が 起きました。

日本中で、起きている悲しいことの一つです。

6歳の男の子が

実の父親に 暴行をされ続け

亡くなってしまう という 事件です。


その子は、いったい どんな気持ちで

暴行を受け続けただろう・・・と

彼の心とつながると

とてもとても悲しくなります


お父さん、すんごく怒ってる

ぼくのこと、すんごく怒るのは

ぼくが悪い子だからだ

ぼく、悪気があったわけじゃないけど

お父さんがこんなに怒ってるのは

やっぱり、ぼくが悪いんだ


いたいっ いたすぎる

そんなに 力いっぱい 殴らないでほしいよ

ごめんね お父さん

ごめんね お母さん


ごめんなさい 

ごめんなさい

ごめんなさい

ごめんなさい

ごめんなさい・・・


体中が痛いのに、

痛いと言えず

苦しそうな息子を助けることができないでいる家族


何度となく思う「ごめんなさい」

そう 思いながら

息を 引き取って いったかもしれない・・・


腹立たしさと 悲しさと

どこか悔しさとが いっぱいです

そして 情けなさと・・・



わたしの、下の子と

歳が一つしか違わないその子は

その家族に そしてお父さんに 

世の中に 学びを 置いて

天国へ 帰っていきました


こんなこと 繰り返したくない

ひどすぎます


わたしたちに できること

おなじ過ちをしないことはもちろん

お父さんの虐待をしてしまう心にも 目を向けること

お父さんも、病んでいます


これは、わたしの想像、妄想ですが・・・

いえ 過去に経験したことのある

過去に目にしたことのある 辛かった出来事ですが・・・


お父さん 

どうして頭に血が上ると 手が出てしまうの?

どうしてそんなふうに 人を家でも外でも関係なく引きずり回したり 

殴ったり

物で叩いたり

大声で叫んだり 

威圧したり 

追いかけまわしたり することができるの?

お父さんの 心の闇は なんなの?

お父さんが 傷ついてきた分を

ここで取り戻そうとしても

それは無理だよ


暴力では 取り戻せるどころか

結局は また 一人ぼっちになるだけだよ

そこに気がついて ほしい


お父さん 心が 泣いているんだよ


家族が それを理解する努力は必要

時間をかけて お父さんの心の闇を 溶かしていくお手伝いのために

わたし達は 家族になったんだと 思う

人が 死んでから気がつくのは

ショックが大きすぎるから

お願いします

そんなことが 起こらないうちに

なんとか 誰かが気がついてほしい・・・


ああ でも

それぞれの 家族の 形が あるよね

一概には いえないんだ


わたしがね 日頃しているのはね

機嫌の悪そうな親子でも

なにか不穏な空気の家族でも

眉をひそめて見つめるのではなくて

できるだけ

優しいまなざしで 接すること


眉をひそめられただけで

否定されたと 思ったとしたら

その積み重ねで

人は きっと へそを曲げていくような気がするから


わたしは できるだけ やさしい顔で いたい と思っています

ま 歩いている時に しかめっつらしているときは

考え事しているとき ですが・・・ヾ(´▽`;)ゝ


互いの存在を 受け止めあうこと って

できるようで できないですよね

そこを とりあえずは、がんばるんです


で 受け止め切れなかったら

受け止めなくてもいいんです

そのときは

静かに そこから

離れたらいいんです


離れることすらできないで

必死に なんとかしよう

必死に 自分が成長すれば・・・と

思っていたから

辛かったんです わたし


体に変調をきたすまできたら

もう限界なんです

そのとき すでに 脳の思考は

正常ではなくなっていますから

なにを しでかすか わからないまでに 至ります


だから

そうなってからでは 遅いので

離れることなんです

距離を置くということなんです

身も、 心も、 です



わたしは、いまは 離れて暮らすことが 最善と思っています


わたしが わたしを 保つため

家族が 家族で いられるため

愛している家族だからこそ の 決断なのです










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