カンボジアとの国境の町、アランヤプラテートへ通じる国道33号線をワッターナ・ナコーン交差点で左折、国道3395号線、国道3486号線を63km進むと右手に球形の小山が現れます。高さ30mのカオ・ロンです。
山頂にはシヴァ神を祀った煉瓦造りの上部が崩れた祠堂が建っています。
東向き祠堂の前には、新しい礼拝堂が築かれ、仏像が安置されています。
砂岩の基壇に建つ祠堂です。かっては前方に2期、後ろに1基の4基の祠堂が建っていました。
東以外の3方向は偽扉で、扉の上は煉瓦を削った彫刻が施されています。
また、その上にも小さな偽扉が施されています。
11世紀に建立されたプラサート・カオ・ノイの中央祠堂と同じ建築様式です。
山頂には煉瓦や砂岩のヨニなどが散乱しています。
麓へ降りてきました。麓の参道横には現代寺院があります。
カオ・ロンの北側には砂岩で囲まれた30mX30mと50mX150mのバライがあります。
プラサート・カオ・ロン出土品が保管されています。ミニ・ストゥーパです。
石碑です。かっては祠堂の入り口を砂岩の枠で構成、そこにはマレー半島出身でクメール帝国の王位を簒奪したスールヤヴァルマン1世(在位:1025年~1050年)に関する記載があったようです。
プラサート・カオ・ロンの東南13kmにタ・プラヤーの町があります。さらに4kmでカンボジアとの国境のゲートです。
国道348号線を進みます。
タ・プラヤーの町の入り口に建つモニュメントです。
国道348号線にあるタ・プラヤーのゲートです。
ワット・タ・プラヤーです。
この寺院には先史時代からクメールまでのたくさんの遺物が集められています。
展示場所を探します。こちらでは、修行中の女性たちが午睡中です。
境内を歩いていた僧侶に尋ねると、展示室の鍵は管主が持っており、現在外出中でいつ帰ってくるかわからない、とのこと。以前は鍵もなく自由に鑑賞することができたそうですが、心無い人が展示物を持ち帰るようで、盗難防止で鍵をつけたそうです。
ということで、書籍「Ancient Khmer Sites in Eastern Thailand」のワット・タ・プラヤーのページを載せます。
タ・プラヤーのある村で女性がビーズのネックレスを売っていました。
他に出土品はないかと尋ねると、村人がいくつもの土器を持って来てくれたのですが、どれも欠けたり、割れていたので写真の束ねたそろばん玉のような土器を譲り受けました。
写真は「ウ・トーン国立博物館」展示品です。装身具と思っていたそろばん玉でしたが、紡績のコマだったようです。
プラサート・サドック・コック・トムに寝泊まりしていた芸術局のナマ氏がタ・プラヤーで没収してきた、村人の掘りだした前史時代の遺物です。
ポリ袋に仕舞っていたのを並べてくれました。
山頂にはシヴァ神を祀った煉瓦造りの上部が崩れた祠堂が建っています。
東向き祠堂の前には、新しい礼拝堂が築かれ、仏像が安置されています。
砂岩の基壇に建つ祠堂です。かっては前方に2期、後ろに1基の4基の祠堂が建っていました。
東以外の3方向は偽扉で、扉の上は煉瓦を削った彫刻が施されています。
また、その上にも小さな偽扉が施されています。
11世紀に建立されたプラサート・カオ・ノイの中央祠堂と同じ建築様式です。
山頂には煉瓦や砂岩のヨニなどが散乱しています。
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麓へ降りてきました。麓の参道横には現代寺院があります。
カオ・ロンの北側には砂岩で囲まれた30mX30mと50mX150mのバライがあります。
プラサート・カオ・ロン出土品が保管されています。ミニ・ストゥーパです。
石碑です。かっては祠堂の入り口を砂岩の枠で構成、そこにはマレー半島出身でクメール帝国の王位を簒奪したスールヤヴァルマン1世(在位:1025年~1050年)に関する記載があったようです。
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プラサート・カオ・ロンの東南13kmにタ・プラヤーの町があります。さらに4kmでカンボジアとの国境のゲートです。
国道348号線を進みます。
タ・プラヤーの町の入り口に建つモニュメントです。
国道348号線にあるタ・プラヤーのゲートです。
ワット・タ・プラヤーです。
この寺院には先史時代からクメールまでのたくさんの遺物が集められています。
展示場所を探します。こちらでは、修行中の女性たちが午睡中です。
境内を歩いていた僧侶に尋ねると、展示室の鍵は管主が持っており、現在外出中でいつ帰ってくるかわからない、とのこと。以前は鍵もなく自由に鑑賞することができたそうですが、心無い人が展示物を持ち帰るようで、盗難防止で鍵をつけたそうです。
ということで、書籍「Ancient Khmer Sites in Eastern Thailand」のワット・タ・プラヤーのページを載せます。
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タ・プラヤーのある村で女性がビーズのネックレスを売っていました。
他に出土品はないかと尋ねると、村人がいくつもの土器を持って来てくれたのですが、どれも欠けたり、割れていたので写真の束ねたそろばん玉のような土器を譲り受けました。
写真は「ウ・トーン国立博物館」展示品です。装身具と思っていたそろばん玉でしたが、紡績のコマだったようです。
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プラサート・サドック・コック・トムに寝泊まりしていた芸術局のナマ氏がタ・プラヤーで没収してきた、村人の掘りだした前史時代の遺物です。
ポリ袋に仕舞っていたのを並べてくれました。
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