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ヒンドゥー教や仏教とともに叙事詩ラーマヤナや舞踊等の文化もインドから伝わります。
舞踊は802年に国内を統一したクメール王朝以来の宮廷舞踊として発展、踊りは神々や王に捧げるものであり、祖先を祀るための神聖な儀式でした。
1431年、第8代アユタヤ国王サームプラヤーの侵略で王都アンコール・トムは陥落、クメール王朝は滅亡します。
クメール官吏と共に踊り子や音楽楽士、建築師、彫刻師など宮廷芸術伝承者を含む9万人が捕虜としてアユタヤへ連れ去られ、カンボジアのクメールの古典文化は一瞬で根絶します。しかし、クメール宮廷文化はアユタヤの宮廷で伝承、発展します。
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1945年、フランスから独立すると舞踊団は王宮管轄になり、シハヌークの母コサマック王妃はアンコール・ワットの寺院彫刻から踊りの動きや衣装を見直して、新古典舞踊を興隆させました。
タイ風であった衣装をクメール風に改めたり、アプサラダンスを創出したのもコサマック王妃です。古典舞踊は王室庇護のもとで開花します。
1975年、ポル・ポト政権になると踊り子などの舞踊関係者も王室に関わる者として9割が虐殺され、再びカンボジアの伝統芸能や文化が壊滅します。
ポル・ポト政権が崩壊後の1980年に生き残った数名の舞踊関係者によって復興の取り組みが始められます。
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かって王宮で演じられる古典舞踊では神聖な儀式で、舞踊中は国王ですら、水さえ飲むことが憚れたようですが・・・。
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水の精モニメカラが宝玉を狙う悪魔リエムソーを退治する物語です。「恵みの雨」を祈願する、雨乞いの儀式に奉納された舞です。
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古代インド伝来の叙事詩ラーマヤナのカンボジア版、リアムケー(タイではラーマキエン)の一節で、魔王ラーバナ(トッサカン)に誘拐されたシータ姫を救出するために、猿軍がランカー島へ渡る石橋を建設中にラーバナの娘ソバン・マーチャ(金の人魚)が石を動かしてしまいました。ハヌマーンがソバン・マーチャに橋造りの協力を求めるお話です。
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