泊まった「チャイ・ナート・リゾート」に咲いていた「砲丸木」の花です。タイでは「サーラ・ランカー」と呼ばれ、「スリランカの沙羅双樹の木」の意味で聖木として寺院の境内でよく見かける花木です。しかし、原産は南米アマゾンで、本来お釈迦さまとは無関係です。
手前の丸いのが実で、名前の由来となっている砲丸です。
午前8時、少し遅い朝食です。
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国道340号線を南下して午前8時30分、「ワット・プラ・ボロマタート・ウォラウィーハン」へ再びやってきました。
右手前は、結界石に囲まれた布薩堂、その奥が礼拝堂、そしてウートン様式の仏塔です。
布薩堂の向かいの建物内の仏像は補修中です。
施無畏印の仏陀立像です。
礼拝堂へ参拝です。
ご本尊の手前に水を貯めた水槽があり、台座のような四方形に角穴の開いた石が沈めてあります。
お賽銭が投げ込まれています。
降魔印の仏陀像です。
仏足石も安置されています。
寺院博物館の再訪です。前回アップした写真との重複もあります。
モン族の顔の特徴をよく表したと言われる、ドヴァラヴァティ様式の仏頭です。
クメール様式の禅定印を結んだ仏陀像です。
アユタヤ初期のウートン様式の青銅仏です。
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ドヴァラヴァティからクメール、スコータイ、ウートン、アユタヤへ連続する美術様式が網羅されています。チャオプラヤ川とメナム・ノイ川の分岐点でメナム・ターチンへも近く古代から交通の要所であったようです。
右は土器の台付小皿です。真ん中の2点はトカゲのレリーフですが、何に使われたものか分かりません。
磚仏とその左はサンカロークの鉄釉で器面に斑点を描いた小壺です。
真ん中は青磁のカニのようです。
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ワット・プラ・ボロマタートで売られていたお守りです。寺院から出土した磚仏です。
同じケースに並んでいたドヴァラヴァティの青銅仏です。アユタヤ時代のものです。
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