映画館、にまず驚いた。
簡素。コンクリート打ちっぱなし。壁に部分的に西洋風の絵がグー。
狭い空間。昔のアングラの劇場顔負け。
客席数少なそう。支配人さんの丁寧なご挨拶に感心。
「バレエ・リュス」とあり、勘違いしていたが、ニジンスキー、ディアギレフ時代
ではなく、その後のバレエリュス・モンテカルロの時代の話だった。
映画の中でもっとも優れていたのは、「音楽」だったが、映画「アマデウス」の音
楽の人だとかで、これは当たり前。
期待していったが、期待ほどではなく、「微笑ましい」クラスの内容だった。
歳を取ったダンサーたちが、皆笑顔でかわいらしい。
特に男性ダンサーが高齢なのにアスレチックでハードな運動をしていて、ひたすら
感心。
やっぱり、この時代より、ニジンスキー、ディアギレフの時代の方が見たかった。
でも、老人ダンサーたちの明るさには和んだ。みな楽天的で、この映画のそういう
ところは素敵だった。
バランシンものとしては、NHKで以前放映されたものの方が、よほど優れていると
思う。リファールや、日本であまり知られていないこの時代のバレリーナ、何人か
の紹介としてはよくできていた。
また、バレエ団の栄枯盛衰の流れがよくわかって感慨深かった。
老人のダンサーが多く写っているが、若い頃は美男美女だったんだろうな~と想像
した。その映像のダンスシーンの長いものがないので、それが伝わりづらかった。
昔のバレエ映画「赤い靴」はこのドキュメンタリーに比べても、映画としてつくず
く良くできていると思った。バレエはブームなのかもしれないが、ものは、昔の方
が良かったんじゃないかと思う。バレエ映画もしかり。
簡素。コンクリート打ちっぱなし。壁に部分的に西洋風の絵がグー。
狭い空間。昔のアングラの劇場顔負け。
客席数少なそう。支配人さんの丁寧なご挨拶に感心。
「バレエ・リュス」とあり、勘違いしていたが、ニジンスキー、ディアギレフ時代
ではなく、その後のバレエリュス・モンテカルロの時代の話だった。
映画の中でもっとも優れていたのは、「音楽」だったが、映画「アマデウス」の音
楽の人だとかで、これは当たり前。
期待していったが、期待ほどではなく、「微笑ましい」クラスの内容だった。
歳を取ったダンサーたちが、皆笑顔でかわいらしい。
特に男性ダンサーが高齢なのにアスレチックでハードな運動をしていて、ひたすら
感心。
やっぱり、この時代より、ニジンスキー、ディアギレフの時代の方が見たかった。
でも、老人ダンサーたちの明るさには和んだ。みな楽天的で、この映画のそういう
ところは素敵だった。
バランシンものとしては、NHKで以前放映されたものの方が、よほど優れていると
思う。リファールや、日本であまり知られていないこの時代のバレリーナ、何人か
の紹介としてはよくできていた。
また、バレエ団の栄枯盛衰の流れがよくわかって感慨深かった。
老人のダンサーが多く写っているが、若い頃は美男美女だったんだろうな~と想像
した。その映像のダンスシーンの長いものがないので、それが伝わりづらかった。
昔のバレエ映画「赤い靴」はこのドキュメンタリーに比べても、映画としてつくず
く良くできていると思った。バレエはブームなのかもしれないが、ものは、昔の方
が良かったんじゃないかと思う。バレエ映画もしかり。