KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

移動しました!(^。^)/

2005-08-26 | 手しごと*スローライフ
RayeのメインHP「GOD HUG YOU」をこのブログ内に移動いたしました!
カテゴリーのGOD HUG YOUならびにGOD HUG YOUワークショップから内容をご覧いただけます。
これからはこちらで更新してまいります。
今後ともどうぞ宜しくお願いします!

智香ちゃんの詩

2005-08-26 | 神様、天使、平和の祈り、愛の言葉
智香ちゃんは詩人です。
びっくりするくらい美しい言葉が生まれるのです。
どうぞ智香ちゃんのこころの世界をお楽しみください。


「風(チワワのすみれちゃんへ)」

そーっと風がふるえている
やさしい人
大好き 大好き
そんなにやさしい
私は 心の目をむける
やさしい人
とっても美しいな
風 風
地球にのって どこまでも
あした 明日
いつまでも仲良く
トコトコ
ストン ストン
風があふれてる

愛ありますように


わたしの小さな妹、すみれちゃんは4歳になったばかりのチワワです。
1歳になるときに誘拐されたり、大好きだった飼い主の死を目の当たりにして
いつしか人も動物も車も自転車もみんなみんな怖くなってしまいました。
怖いのでどうしても吠えてしまいます。でも人に慣れると今度はいなくなるのが怖くて不安で不安でたまらなくなってしまいます。
そうしてすみれちゃんは心臓と肺に治らない病気を抱えてしまいました。
ところが、智香ちゃんとはたったの3秒でお友達になり、本当の兄弟のようにしています。(Rayeのブログ参照 http://blog.goo.ne.jp/raye-angel/)
そのすみれちゃんに書いてくれたのがこの詩でした。
不思議なほどにすみれちゃんを描いてくれています。
どんなに表面は優しくしても、中身を見抜いてしまうすみれちゃん。
そうか、優しい人だから好きなんじゃなくて、美しいから好きだったのね。
智香ちゃんといつまでも仲良しでいてほしいです。☆Raye☆



「風(あんなちゃんの誕生日に…)」

そーっと風
何を見てるの?
風 風 また風が吹いてきた

ひかり ひかり
地球のみどり

明日 明日 いつも元気

私たちに天の神様を
授けてくださった神様
私たちのこの力が
心の中でふくらみます

しーっ 静かな風です
私たちのこの力が
神様に戻ればいい

小さな神様 好きだよ
ひかり それも ひかり

そーっと風
愛ありますように

byともか

北海道に住む12歳の少女詩人・智香ちゃんから、私の誕生日に美しい詩が届きました。

《 風 》 智香作

私はたくさんの風でした
そこにいっぱい広がっています
小さな小さな風が
静かに吹いてきました
とっても仲良しでした

また ひかりがもどってきた
生きる心に
天の神さま もどってきて

私は心とひかり
風はそよ風
いっぱい楽しいひかり
また春がやってきました
このひかりに
生きる心に
故郷 感じています
愛する人たちの…

愛ありますように

智香ちゃん、どうもありがとう
Rayeより心を込めて

シュタイナーいずみの学校

2005-08-26 | 神様、天使、平和の祈り、愛の言葉
☆シュタイナースクール いずみの学校☆

「シュタイナースクールいずみの学校」は北海道の伊達市にあります。
何から何まで手作りのちいさなちいさな学校です。
「シュタイナー」と言うのはオーストリア生まれの思想家で、そのシュタイナーの人間学をベースにした教育を行っているのがシュタイナー学校です。
なあんて書くととっても難しい感じですが、「子ども達一人一人の魂と真っ直ぐに向き合い、思考・感情・意思、そして頭・心・身体を愛と芸術に満たしながら育てる教育」と考えていただけたらよいかもしれませんね。
現在いずみの学校では幼稚園の子ども達、そして一年生から11年生まで80名あまりの子ども達が日々の生活を楽しんでいます。
わたしは縁あっていずみの学校で「演劇の講師」をしています。
(いずみの学校ではドラマとよび「演劇」は正規の授業科目なのであります!素晴らしい!!)
わたしは一学期間に三週間づつ、いずみの学校で暮らすのです。
実は私自身は「先生」だと思っていません。多分子ども達もそう思っていないでしょう(笑)
ついでに子どもだとも思ってなかったりします。
(私には大人とか子どもとか分けて考えるのが好きではないのです)
そうですね、私達は純粋に「友達」で「仲間」なのでしょう。
そんな変わり者先生のわたしの体験したいずみの学校での日々とちいさな仲間たちの事を皆さんに知って欲しくてこのコーナーを作りました。
いずみの学校にあふれている愛が皆さんのところまで届きますように…。


☆いずみの学校の秋祭り☆(2004・11・7)

11月7日、日曜日、冷たい風の吹く中、いずみの学校で秋祭りが行われました。
シュタイナー学校の教育はあくまでも子ども達の為に行われている為、通常授業時間の見学などは出来ません。
でもこの秋祭りは学校を良く理解して頂き、地域の方との交流を深めたいと、学園祭のような形で一般の方々をお招きして行われます。
秋祭りは、学校の子ども達、先生方、父兄の皆さんが協力して作り上げます。
今年もたくさんの模擬店が出されました。
その一つ一つを詳しくレポートいたしましょう!(^^)

まず、シュタイナー幼稚園こどもの園からは「みつろうキャンドル作り体験」のお部屋。
お部屋に行ってみると、優しい笑顔のりゅうこ先生がベビーピンクのエプロン姿でお出迎えをしてくれました。
「皆さん、今日は蜂さんのお部屋にようこそおいでくださいました。いまから、ご一緒にみつろうキャンドルをつくりましょう」
優しい声に導かれてお部屋にはいると、はちみつの良い香りでいっぱいです。
「では、糸をしっかり持って、私の後について真似してくださいね!
♪太陽の光と優しい花が キスして出来た贈り物♪」
りゅうこ先生の口から優しい歌声が流れ始め、お部屋の真ん中、蜂さんのモビールを囲むように置かれたみつろうポットの中に糸をたらしては水で冷やし、糸をたらしては水で冷やしていきます。
いつしか、くるくる回るわたしたちの口からも歌が流れ始めた頃、糸には可愛らしいみつろうキャンドルが出来上がっていました。
お母さん達がにじみ絵の綺麗な虹色の紙でキャンドルを優しくくるんで、毛糸のリボンをつけてくれました。
お部屋を出た後もしばらくははちみつの香りに満たされていて良い気持ちでした。

次は一年生のお部屋。一年生のお部屋はそれはそれは素晴らしいネイチャーコーナー(季節のテーブル)のお部屋になっていました!
シュタイナー学校では「季節のテーブル」と言って、教室や学校のあちこちに自然の恵みを飾ったり、羊毛で作られたお人形で季節の様子が作られたりするのです。
今日の一年生のお教室は教室そのものが大きなテーブルに見立てられて、まるでおとぎに国に来てしまったようでした。
部屋の四隅を囲むようにテーブルは置かれ、丁度季節が秋から冬に移り変わっていく様子が見事に表現されていました。
片隅では木の実を使ってちいさな飾りを作るコーナーなどもあり、とても和めるお部屋でした。

二年生は「羊毛体験」のお部屋。お部屋に入ると、たくさんの人!
そして美しく染められた羊毛の山!なんてきれいなんでしょう!
お教室のあちこちで美しく染められた羊毛(羊の毛を刈り取って洗ったものを染めた状態・フリースと言います)にカーダー(羊毛をほぐすブラシのようなもの)をかける子ども達やスピンドル(コマのように回して羊毛によりをかけて毛糸につむぐ道具)を回す子ども達がいます。
もちろん大人たちも参加していました。
なかなかこのスピンドルを回すのは大変なのです。子ども達が回して先生が糸をつむぐ様子なんていうのも見られました。
お部屋の片隅では虹色に染められた羊毛の販売コーナーもありました。
とても安くてたくさんの色を分けてもらいました。これから作品にするのが楽しみです。
(続く)


☆ミカエル祭といずみの学校の子ども達☆
(2004・10・2)

10月2日、いずみの学校では「ミカエル祭」が行われたそうです。
ミカエルとは地球を守り、導く、勇気の天使の名前です。
キリスト教、特にカトリックの方には馴染み深い名前かもしれませんね。
本来は9月29日がミカエルの日なのですけれど、今年は二日の土曜日にお祭りが行われました。
シュタイナー学校では季節などにまつわるいろいろなイベントが行われます。
ミカエル祭は秋を代表するイベントの一つで、「勇気の天使ミカエル」にちなんで、天使ミカエルの力がもっとも働くこの日に、困難に立ち向かう勇気を思い起こすのです。
毎年いずみの学校ではすべての学年の生徒が協力して野外劇を行います。
今年の題材は「オキクルミカムイと悪竜」のお話。
演じるのは三年生です。これに各学年の生徒がいろんな形で加わります。
今年、上演前の3日間、三年生、五年生、二年生と一緒に演劇の授業をする機会を得ました。
カムイ(神)によるエゾ(北海道)の国創りに始まり、アイヌの歴史が次々に語られます。
三年生は神さまになったり、人になったり、山や海や動物達になっていきます。
そしてオキクルミカムイが登場、神と自然と共に感謝して生きるアイヌの人々を苦しめる、大魚アメマスやその親玉悪竜と戦うのです。
最初三年生は一生懸命演じていましたが、どうしても形だけになってしまいがちでした。
そこで、一緒に演技を練習することにしました。
まず「演技」はせりふを読んだり、教えてもらった形をやることではないことを説明しました。
一番大切なのは、やっている人たちが「本物」になることなのだと。
相手はまだ三年生ですから、あんまり難しい事をいってもうまく伝わりません。
そこで実践!
演じている子ども達のとなりでせりふに合わせて状況説明をしていきます。
そりゃあもう、出来るだけリアルに(笑)
「ほら、向こうに見えている駒ケ岳になるんだよ。見てる人が皆をみて,
あっ!駒ケ岳だ!って思うように駒ケ岳になって見て!」
子ども達はぐーん!と背伸びをすると手先をぴいんと伸ばし、顔を上げて天高くそびえる神々しい駒ケ岳に変身します。
「よくやった、オキクルミ!ほめてはやるが安心するな。今度は俺が相手だ!!」
悪竜の声が響きます。
「誰だ!生きているものを脅かす、その声は!」
オキクルミが答えます。
「さあ、皆、どこから聞こえるんだろう、このおそろし~い声は?ほら、太陽は隠れて真っ暗だ。冷たく恐ろしい風も吹いてきた。(本当は快晴なんですけどね)声はいろんな所から響いてくる。そら!右だ!今度は後ろ!さあ、もうだめかもしれない。村人はどうする?オキクルミはどうする?」
オキクルミ役は皆の前にすっくと立ち、腕を広げ守りながら、あちこちを伺います。
村人たちはあちこちから聞こえる声におびえながら、オキクルミ神の後ろに隠れます。
ほんの少しの言葉で子ども達は「本物」になっていくのです。
それは子ども達が言葉に宿る「本物の力」にとっても敏感だからじゃないかってわたしは思います。
言葉には「言霊」があるといいます。
善き言葉、よき思いには「愛」が宿ります。
では「善きもの」「愛」ってなんなのでしょう?
わたしはそれが「かみさまの力」なんだと思っているのですよ。
例えば「春」と言う言葉には「春の力」が宿り、「冬」と言う言葉には「冬の力」が在るのです。
そのことを子ども達の心は自然に知っています。
だから子どもたちに「愛」のないただの言葉で語っても、返ってくるのは「ただの言葉」です。
でも語りかける人が「本物の言葉」で語りかければ「本物の言葉」が返ってくるんですよね。
それは「かみさまの言葉」であると言えると思います。
三年生はそのことを強く教えてくれました。
本物の言葉でせりふが言えた時、彼らの目には見えないものが「本物」として見えているのです。
そしてそれは、その演技を見るものにも彼らを通して見る事が出来るのですね。
三年生の上達は素晴らしいものでした。
さらに二年生の歌、五年生のアメマスや木の妖精たちの「言葉」がないからこそ、心からの思いが生きてくる演技も眼を見張るものがありました。
さらに本番では一年生や四年生の歌や8~11年生の作曲したオリジナル曲とオーケストラが素晴らしい効果と力をもたらしたことでしょう。
残念ながら本番は観る事が出来ませんでしたが、上演後、先生のお一人からメッセージを頂きました。
「ミカエル劇、最高でした!皆がひとつになる体験をしました。」と。
人は自分以外の人と手をつなぎ合う時、なかなか自分を消すことが出来ず、また相手を認めることができず躊躇しがちですね。
「演劇」は決してひとりでは出来ません。たとえ一人芝居をするとしてもです。
演じる人、作る人、支える人、観る人、役割は様々です。
でも、それが、どれか一つでも欠けたら「演劇」にならないのです。
「皆が一つになる」
それにはそれぞれの中の勇気を奮い立たせることが必要ですね。
演じる方も、観る方にも、それが出来たとき「感動(愛)」が生まれます。
それは「ミカエルの勇気」の源でもあると感じています。
「勇気」を教えてくれたいずみの学校のちいさな天使たちに心から感謝と愛を捧げたいと思います(^^)


☆四年生の腕白天使たち☆

シュタイナー学校は1年生から12年生までの一貫教育です。
現在いずみの学校の生徒は80名あまり。二つの校舎が少しだけ離れたところにあって、ひとつの校舎は1~5年生まで、もうひとつの校舎には6~11年までの生徒が家族のように芸術にあふれた授業と先生方の愛の中で学んでいます。
今日はその中でも「四年生」のことをご紹介しましょう(^^)
とにかく四年生は元気!元気!元気!
(まあ、腕白とも表現できますが…^^;)
この間、四年生とシアターゲーム(シュタイナー学校では演劇の授業があるのですよ)の授業をしました。
腕白で反抗期も始まり、なかなか一筋縄ではいかない彼らなのですが、集中したときの結束力が凄いのです。
「人を信じるゲーム」と言うのがあります。
眼をつぶり、身体をすべて人に預けるゲームです。その身体は他の人が全員で支えます。
もし、誰かひとりが冗談をしたら、力は抜け、支えきれず怪我をさせてしまいます。
最初は冗談をしながら参加していた彼らも、体験することでその難しさや重要性がわかってきます。
キラキラした瞳、皆真剣です。
「わたしが倒れてもちゃんと支えてくれますか?」
ひとりの問いに全員が答えます。
「はい!!」「いいよ!」「大丈夫だよ!」
皆がひとつになる瞬間です。
いつもは腕白でたくさんの人を翻弄している彼ら。
遊び終わって、誰かが言いました。
「先生!人を信じるって面白いねえ!」
そう!そうなんだよね、四年生!
本当に皆が言う通りだよね!
信じることは「面白い!」、そこには「ハッピー」が生まれるもんね(^^)
どうぞ、そのまま人を信じることが面白い大人になってね!
四年生の腕白天使たちから幸せをもらった瞬間でした。

☆北海道のちいさな歌天使、智香(ともか)ちゃん☆

智香ちゃんは今、シュタイナースクールいずみの学校の6年生。ダウン症という宝物を持ってこの世に降りて来たの女の子です。
智香ちゃんの好きなものは音楽。朝早くから、夜寝るまで彼女の心の中には音楽が流れ続けています。
彼女の音楽は時として「言葉」や「絵」となって溢れ出てきます。
「愛ありますように。」
彼女の詩は必ずそう締めくくられます。
「光」「愛」「幸せ」「大好き」「愛してる」
智香ちゃんからあふれ出る言葉が「愛」や「光」そのものなのですね。
そんな智香ちゃんがわたしは大好き!
わたし達に幸せを分けてくれる天使、智香ちゃん、ありがとう!
これからも智香ちゃんに
「愛、ありますように」(^^)

※これから、智香ちゃんの作品や詩を少しづつご紹介して行きたいと思っています。
みなさまどうぞ、お楽しみに!!




天使たちの住む場所

2005-08-26 | 神様、天使、平和の祈り、愛の言葉
☆天使達のいる場所☆

天使は天国にいるもの…、そう思っていませんか?
ところがこの地上には羽のない天使がたーくさん暮らしているのです。
わたしが出会った「ちいさな幸せの天使達」をご紹介するコーナーです(^^)

☆魔法の音を奏でるTAP天使たち「TAP DO!」☆

私には「魂の家族」と呼ぶ素敵な仲間たちがいます。今日はその中でも、特別大好きな仲間を紹介します。
その名は「ポケ」ちゃん!
冗談のようなこの名前がいつか世界を代表する
エンターテイナーとしてこの地球上を駆け巡ると私は疑うことなく信じています。
(私の予言は当たるのだ!)
このポケちゃんが率いる、タップダンス・バラエティ・エンターテイメントユニットが「TAP DO!」
ポケちゃんが率いるだけあって、そのメンバーは素敵な方ばかり。
TAPの女神とも言うべき、白い歯輝く笑顔の素敵なマキさん、
これまた抜群のダンス力とバトンを持たせて笑わせるならこの人、ナオミさん。
なんと後ろ向きでもピアノが弾けちゃう、踊れるピアニスト、モモコさん。
さわやかな笑顔に熱い魂、太鼓を叩かせたらこの人、マサルくん。
このメンバーに強力なお二人のゲストダンサーと、バラエティエンターテイナーポケちゃんが加わるわけですから、そりゃあもう面白くない訳がない!
先日その素晴らしいステージを観て参りました。
いや~ホントに参りました~(ペコリ)
北海道行きを一日伸ばしてまで行ったかいがあったってものです。
最初っから、もう釘づけになりました~、ってこれじゃ良く分からないとは思うんですが、TAP DANCEの素晴らしさといい、音楽の熱さといい、笑いの絶妙感がもうこれでもかっ!ってな具合に襲い掛かってくるのですからたまりません。
心に何かを抱えている人がいらっしゃったら、ぜひTAP DO!のステージに足を運ばれることをお勧めします。
こころの底から笑顔になれること請け合いです。
なんてったって、あの方たちの正体は「天使」なんですから!
そうでなきゃ、お客さんがあんな笑顔で帰っていく訳ありませんもの。
ええ、私は確信しました。
TAP DANCEの靴音はハートの音。
魂の響く音なんだと。
それをつむぐTAP DO!の皆さんはまるで魔法使いのようでした。
皆さんも一度、TAP DO!のTAP天使たちに会いに行ってみませんか?
魔法のとりこになっちゃうこと確実です!
(次回の公演は四月だそうです。ポケちゃんのHP、「ポケWAY」のTAP DO!のページhttp://pokeway.hp.infoseek.co.jp/tap.htm
にも足を運んでみてくださいね!)

☆大地の鼓動

今日は幼稚園に古くからの友人(魂の家族達)が二人、パーカッションの演奏会に来てくださいました。
まーちゃんとあすかちゃんです。
パーカッショニスト、ミュージカル俳優、アカペラ歌手とそれぞれの場でものすごく活躍している彼らはとっても多忙なんです。
そんな中、本当に快く幼稚園に来てくださったのです。
子ども達は突然現れたお姉さん、お兄さんにすぐ懐いてすっかり仲良しに(^^)
そして待望のパーカッションコンサートが始まりました!
アフリカの太鼓、ブラジルの太鼓、手遊び、次から次から一緒に遊べる全員参加型の楽しい楽しいショーでした。
アフリカの太鼓「ジェンベ」が鳴り響くと子ども達から自然に拍手が出て、立ち上がり身体を弾ませて踊ります。
「せんせえ、からだがかってにうごいちゃうの!」
「おもしろ~い!」
終演後は子ども達と皆でお庭で食事をしました。
「仕事柄たくさん幼稚園に行ったけど、ここは本当に子ども達がのびのびしているね。それがダイレクトに伝わってくる!」
「すごい手ごたえがあった!」
二人が言ってくれました。
楽しい時間も過ぎて二人が帰ってからのこと、こんなことがありました。
「ねえ、先生?」
「なあに?」
「あのね、アフリカではライオンさんやぞうさんも太鼓を聞いているの?」
「そうかもね」
「みんなで踊ったらきっと地面が揺れちゃうね。わたしもアフリカに行って動物さんと太鼓叩きたいなあ~」
子ども達の中に「アフリカの鼓動」が生まれた瞬間でした(^^)
踊るアフリカ、私も行ってみたいなあ。

☆だいちゃんとひみつのくじら

わたしは幼稚園で補助教員のパートタイムをしています。
私のお世話になっている「なおび幼稚園」は園長先生の自然や自由を愛する心と相まって、子ども達がそれはのびのびとすごしているのです。
先日、幼稚園ではお芋堀遠足が行われました。
三歳の年少さんから、六歳の年長さんまで180人が一緒にどろんこになってお芋堀をしました。
しばらくして幼稚園ではお芋の絵を描いたり、お芋スタンプをしたり楽しんだのですが、年少さんのクラスでも、おいもスタンプをした上の方に好きな絵を描くことになりました。
やはり年少さんですから趣旨が良く分からず、お芋堀なのに全く違う絵を描いちゃったりするんですけどね(^^;)でもそれがとてもほほえましかったりするんですよね。
だいちゃんという男の子が一生懸命クレヨンを握って色を塗っていました。
私はその前にぺたんと座ってだいちゃんが色を塗っていくのを眺めていました。
だいちゃんは赤をぐるぐるぐるっと塗ると、すぐ違う色をその上に重ねてしまいます。
次から次にいろんな色たちが乗っかって行きます。最後に深い深い青をのせました。
しばらくして、隣で絵を描いていた子達がいなくなりました。
すると、だいちゃんはクリクリの大きな眼をこちらに向けて、そおっとこういいました。
「せんせい、だいちのひみつおしえてあげようか?」
「ひみつ?おしえてくれるの?」
「うん!(ぐっと顔を寄せて小さな声で絵を指差して)あのね、これは海なの。このなかにおおきなおおきなクジラがおよいでるんだよ。
幼稚園よりおおきなおおきなクジラだよ」
「そうなんだ。きれいな海だね。」
「そうでしょ?このいろは(赤をさして)ゆうがたのお日様の色。(黄色をさして)これは朝おはようってお日様のいろ。(ピンクをさして)これはお花のいろでしょ、海にうつってるの」
だいちゃんの絵は大人が見るとただクレヨンでぐちゃぐちゃに色が塗りつぶしてあるようにしか見えません。
けれどだいちゃんには本当にクジラやお日様が見えているのです。
ほんものが映っているんですね。
どこかで子どもが書いた絵を見かけることがあったら、その中にいろ~んな叡智が隠されているんだと想像してみてください。
決して「お日様は赤でしょ!」とか「星の形はこうでしょ!」なんて言わないで。
かれらの目にはちゃーんと「本当の世界」が映っているのですから。



しあわせのかけら

2005-08-26 | 神様、天使、平和の祈り、愛の言葉
☆しあわせのかけら~やさしさのたね☆

この世界は美しいところだと思います。人も花も石も動物も空も海もみんなみんな綺麗です。
そして眼に映るものだけでなく、言葉も音も動きもみな美しいものです。
そしてそれらを美しいと感じられる私たちの心もまた美しいものですね。
そんな美しい世界から私のこころにふわりとふれた美しいものをご紹介いたします。

【みんなでやさしさのたねを蒔きましょう】
GOD HUG YOUからの提案です。
私達、この世界に住むすべての人々や動物、
植物、鉱物たち、そしてまだ見ぬ宇宙の全ての方々が幸せであるよう、一日に一回だけ想いをはせてみませんか?
毎日のどんな時間でも結構です。
心の中で、
「みんながしあわせになれますように」
とお祈りしてみませんか?
今より、ほんの少しでもすべての上に
幸せの光があふれることを願って…。

【七月】
七月は星祭の時期。
私たちには見えなくても、空には絶えることなく星達が輝いているのですね
そう思うと雨の続くこの時期も何かに守られているような気がしませんか?
私の郷里では、七夕の短冊に名前を大きく書きます。
七夕は天国に戻られた方々がお盆に戻ってくる出発の日なんだそうですよ。
短冊に書かれた名前を見て、「ああ、今年はあそこにいるのだな」ってそれを目印にしてお帰りになるのです。
今年は皆様もなくなられた方の為に一枚、名前を書いて見られてはいかがでしょうか?

【七月の歌】

笹の葉 さらさら 
軒端に揺れる
お星様 きらきら
金 銀 砂子

五色の短冊
私が書いた
お星様 きらきら
空から見てる


【六月】
紫陽花の花が七色に色づく季節ですね。
雨の音もしっとりくらきらとして、
なにもかもが、まるで紗をかけたようにかすんで
とても美しいこころ落ち着く季節のような気がします。
夏の前のひと時を家でしっとり過ごすのも素敵ですね。

【6月の詩】

あめふりくまのこ

お山に雨がふりました
あとからあとから降ってきて
ちょろちょろ小川ができました

いたずらくまの子 かけてきて
そおっとのぞいて見てました
魚がいるかとみてました

何にもいないとくまの子は
お水をひとくち飲みました
おててですくってのみました

それでもどこかにいるようで
も一度のぞいて見てました
魚をまちまち見てました

なかなかやまない雨でした
かさでもかぶっていましょうと
あたまに葉っぱをのせました


【五月】
五月になりました。
カトリックでは5月はマリア様に捧げられた月なのだそうです。
近くのお家の庭では美しい薔薇が咲いています。
緑も輝いて、美しい月ですね。

【5月の詩】

ナバホの祈り~夜の道

私は美の中を歩く
日がな一日歩く
めぐる季節に
美しさを見いだしながら
美しい鳥…
楽しげな美しい鳥と歩く…
私は花粉の道を歩く
足元で跳ねるバッタと歩く
足を露でぬらしながら
私は美とともに歩く
私の前の美と歩く
私のうしろの美と歩く
私の上の美と歩く
私のまわりじゅうの美と歩く
美しいものに惹かれてここにきた
美しいものを求めてまた歩く
最後はもっとも美しいものに会うだろう


【3月の詩】

雪どけ    北原白秋

とろろんとん、
とろろんとん、
とろろん、とんてん、とたんやね、
とろろん、とんてん、音がする。

とろろんとん、
とろろんとん、
とろろん、とんてん、雪どけだ、
とろろん、とんてん、ほら、とける。

とろろんとん、
とろろんとん、
とろろん、とんてん、豆こぞう、
とろろん、とんてん、またはねる。

とろろんとん、
とろろんとん、
とろろん、とんてん、そら、はずめ、
とろろん、とんてん、春がくる。

とろろんとん、
とろろんとん、
とろろん、とんてん、とたんやね、
とろろん、とんてば、雪どけだ。


《1月の風景》

♪1月の歌♪
冬ながら 空より花の散りくるは 
雲のあなたは春にやあるらむ
(古今和歌集より)

【新しき年】
2005年の幕があきました。
2004年の最後の一日、わたしの暮らす東京は美しい雪に包まれました。
しんしんとつもりゆく雪。何もかもを真っ白に変えてゆく雪に、神様の深い愛を感じました。
悲しみの深かった昨年の地球を雪が真っ白に、真っ白にしていって、すべてが浄化されていくような、静かな喜びに満たされました。
2005年の朝は雪にお日様の光がまばゆく輝いていました。
今年は少しでも多くの方がしあわせに満たされますように。
すべての世界に平和がありますように…。



《12月の風景》

【優しい人に…】
みなさんは優しい人になりたいって思ったことがありますか?
私はいつもそう思います。そう思うって事は実際はそうじゃないって事なんですけどね~。
私の大好きな映画に「クリスマスキャロル~スクルージ」と言うミュージカル映画があるのですが、この作品を見るたびに「優しくなりたい」って心から思うのです。
お話はお金しか信じない金貸しスクルージが、クリスマスの前の晩に過去・現在・未来の三人のゴーストたちの来訪を受けて、真実の愛や優しさに気付くというお話です。
映画の中で、悪夢から一転、クリスマスの朝に目覚めたスクルージが「間に合った!」と言いながら子どものように喜ぶシーンがあります。
私はいつもここで嬉しくて涙してしまいます。
スクルージさんは本当の愛に気付くことが出来たようです。
私も本当の愛に目覚めることができるのでしょうか?
今年のクリスマス、優しい心で迎えられますように…。


【クリスマスの灯り~アドベントガーデン】
12月といえばクリスマス。
私のお世話になっているシュタイナー学校ではクリスマスに向けていろいろなイベントが行われます。
その一つが「アドベントガーデン」と言うもの。
クリスマスを迎える前の四週間を待降節(アドベント)と呼び、毎週一本ずつキャンドルに火をつけて四本目の明かりが灯されるクリスマスを待つのです。
その一番最初に行われるイベントがアドベントガーデンなのです。
広いお部屋に森から集めてきたもみの枝をぐるぐると渦巻き状に並べ、人が通れるくらいの美しい緑の螺旋の道を作ります。
その中央、螺旋の頂点には大きなキャンドルが飾られています。
もみの枝のところどころには金色の星型が置かれます。
そしてアドベントの日、会場は明かりがけされ真っ暗になります。
みんなが螺旋の道の周りに用意された席につくと、どこからか美しいライアー(竪琴)の音が流れ、
美しい一人の天使が螺旋の道を歩き始めます。
ゆっくりとゆっくりと歩いて、天使は真ん中のキャンドルに明かりを灯すのです。
そして、今来た道をゆっくりと戻り、今度は座っている人々の手を一人ずつひいて、螺旋の道の入り口まで導きます。
天使が赤いりんごにもみの枝と蜜蝋キャンドルを
立てた「りんごロウソク」を手渡してくれます。
手渡された人は天使の笑顔に励まされながら、
真っ暗な螺旋の道を灯りに向かって一歩ずつ一歩ずつ歩いていくのです。
そして灯りにたどり着いたら、自分のキャンドルに
火を分けてもらい、今来た道を引き返し、手に持つりんごロウソクをもみの枝の間に光る星の上に置いて戻ってくるのです。
このアドベントガーデンは
「自分の意思で暗闇を歩み、
 自分の手で心に灯りを灯し、
 その光を次に歩んでくる人の為に置いてゆく」
と言う意味があるのです。
このイベントに初めて参加した時、本当に感動しました。
知らない方も知っている方も、一人一人が自分で歩いてゆくのを見守り、そして歩いて行けたことに心の中で喜びを噛み締めるのです。
誰もが自分のちからで灯りをつけ、誰かの為に灯りを置いていく…、素晴らしいお祭りでした。
日本人はお祭りと言うとわーっと騒ぐイメージがありますが、シュタイナー学校にはこんなしみじみと噛み締めるお祭りがたくさんあるのです。
ことしのクリスマスは皆さんもゆっくりと時間を噛み締めてみませんか?


《11月の風景~管理人が北海道出張の為お休みしました》


《10月の風景》
【10月の歌】 
木の実降る 音からからと 藪の中 《高浜虚子》

【秋の紅葉】
そろそろ紅葉の季節ですね。
今年は台風が多くてたくさんの木が立ち枯れてしまったと聞きます。
先日、北海道で車窓から見た景色もそうでした。
折れてしまった白樺林、かれてしまった草木。潮で枯れ、丸まった葉っぱ。
今年の北海道の紅葉はいつものように望めないところもあるようです。
悲しいなあと思っていた時、北海道をこよなく愛する、某有名ミュージカル劇団で俳優をやっている兄貴からメールをもらいました。
「北海道の台風、大変だったね。でも、天災だから北海道はそれを受け入れるよ。
自然には人間の計り知れない《再生》の力が宿っているからね。
屋久島がそうだよね。(わたし達は鹿児島県の出身です)
人間が手を入れて綺麗にするより、自然が自分のちからで創り出すアートを見守りたいよね。」
我が兄貴ながら、いい言葉だなあと思いました。
今年の台風は「再生」の為に天から贈られたギフトだったのかも