KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

盆の入り~老後無事

2009-08-13 | KOFUKU日記
お盆になりました。
たくさんのご先祖さまがこの日を楽しみに
お家にお戻りになっていらっしゃることでしょうね。

時の彼方に住まわれる人々を想うとき、
そこに人生というドラマがあったことを思います。
死を観ることは生きていたという証しだなと思います。
なんというか、その証を立てる日まで颯爽と生きたいと願う自分がいます。

我が家にはお仏壇などもありませんし、
お盆の準備はこれと言ってしませんが、
2日ほど前からお戻りになられている方の
気配なども感じていたので、
天国に帰られた方々へ思いをこめて、
白玉のお団子をお作りさせて頂きました。

白玉粉をぬるま湯で丁寧にこねて、一つ一つ形を作り、
ゆであがったものを丁寧にまた水で洗って
つるんとした美味しいお団子になりました。
きなこと黒蜜とゆであずきの3種のお味です。
部屋の吊り棚の上にお供えさせて頂きました。
食べてくれると嬉しいなあ~(^^)

地元ではお供え物のお下がりを頂くと病気をしないと言って
子どもたちが頂く習慣があります。
今日のお団子も後でお下がりをぴーちゃんと分けっこしまーす(笑)

さて、昨日はお友達が

「あなたの幸せは私の幸せです」

と、素敵な言葉を贈って下さいました。
とても嬉しく、その言葉で幸せになりました~。
贈ってくださったお友達に感謝です(^^)

私もその様に周りにいる人、(生きている人も時の彼方に住む人も)
の幸せを思える人間でありたいと心から願う今日この頃です。


今日も好きな詩をひとつご紹介します。
颯爽と行きたい我の憧れです(^^)


「老後無事」   河上 肇

たとひ力は乏しくも
出し切つたと思ふこころの安けさよ。
捨て果てし身の
なおもいのちのあるままに、
飢え来ればすなはち食い、
渇きくればすなはち飲み、
疲れ来ればすなはち眠る。
古人いふ無事是れ貴人。
羨む人は世になくも、
われはひとりわれを羨む。



いいなぁ、シンプルでそれでいて清涼にて神々しい。
まるでぴーちゃんの境地だぁ!