KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

永遠の森ガール(笑)

2009-11-17 | KOFUKU日記

皆さん、昨今、巷でよく耳にする「森ガール」ってご存知ですか??
最近は街のあちこちで生息している一部女子たちの総称です。

カテゴリーとしては「ゴスロリ」や「パンク」って感じの
スタイルと同じくファッションをメインとし、
独特のライフスタイルの在り方をも含めています。

で、先日、若きお友達のえりちゃん(高校3年生)が
私を見て「あんじゅは森ガールだよね~」と言ってくれました。
ガールですよ、皆さん!GIRLでございますよ!
ええ、女は永遠の少女(少女と書いておとめと読むべし!)
ですけれども、私に普通に娘がおりましたら、
多分その子どもよりもきっと若い世代のえりちゃんに
「森ガール」と呼んで頂きましたのは光栄~~~。
(アリガト、えりちゃん

で、その森ガールとは何ぞや?といいますと、
こんな感じかしらん~。
ナチュラル系だけどちょっと個性的なおしゃれさん。

《モデルは大好きなお人形のプーリップちゃん》

森ガールには、これまたいろいろと定義があるんですが、
言葉辞典から引用しますとね、こんな感じでございます。

☆森にいたら似合いそうなファッションや生活をしてる女の子のことで、
それらは「ゆるい」、「ゆったりとした」といった感じのものが多い。
「美しい」や「きれい」というよりも
「かわいい」ということに価値観が置かれている。
mixiの「森ガール」コミュニティの管理人が、
友人から「森にいそうな格好だね」といわれたことから始まったという。☆

なんだそうで~、はからずもこの年齢にして
森ガールと言われたアタクシ、、、
その50項目から自分に当てはまるものを拾ってみました。
さて、いくつ共通項があるのやら・・・?

○ゆるい感じのワンピースがすき
○素材にはこだわりたい
○民族系の服装もすき
○Aラインがでる服装をする
○ちいさな子が着るようなワンピースもすき
○スモッグのようなワンピースやブラウスがすき
○ボルドー・深緑・紺・茶色など、深い色合いがすき
○短いネイルのほうが落ち着く
○ニットやファーで、もこもこした帽子がすき
○ポンチョやボレロがすき
○古いものに魅力を感じる
○懐中時計がすき
○手作りがすき
○季節は秋と冬がすき
○いつか北欧にいきたい
○香水は付けるならほんの少し漂う花の香りがいい
○チェックやドットがすき
○レトロな花柄すき
○タイツ・レギンスがすき
○ラウンドトゥがすき
○スニーカーを履くならスリッポンでゆるくかわいく
○普通のボタンより、くるみボタンがすき
○マフラーもストールもぐるぐるまきにしたい
○冬はタートルネックが基本                   
○重ね着がすき
○パフスリーブにきゅんとする
○童話がすき
○色白
○ゆるいパーマをかけている(天然パー子です^^;)
○カフェでまったりするのがすき
○カメラ片手に散歩をするのがすき
○雑貨屋さん巡りをついついしてしまう
○すきなものはついついコレクションしちゃう、コレクター
○本屋さんでかわいい本を見つけると嬉しい
○家具屋さんにいくとわくわくしてしまう


おおおお!なんと35項目もヒット!
ってか、この年齢でこれだけヒットしてんのもどうよ?
って感じですが…(^^;)

でも私は実は森ガール系だけど、それよりもナチュラル系です。
あと、そこからおしゃれする時は少し英国風トラディショナルや
ノーブルな感じのロリータ系が入るンざまス(笑)
森ガールさん達のようなドットと花柄のダブル使いとか
派手な色の組み合わせのお洋服はもう無理だわね(笑)着こなせませぬ。
どっちかって言うとこんな感じ。
シンプルなラインのナチュラル系ですね。



今日の私の格好もこんな感じ。
チャコールグレーの長袖カットソーの上に
茶とブルーのチェックのエプロン風ワンピース。
チャコールグレーのレギンスに茶のダブルガーゼに
ピンタックとレースのついた7分丈のぺチパンツ。
黒のソックス、チャコールのレッグウォーマー、
ラベンダーブルーのメリノウールの大きめカーディガン、
自分で紡いで編んだシルクのストール。

とにかくあったかくて、優しくてまったりふんわり、
そして女の子チックな格好が好きなんです。
アメリカ人の友人はみんな口をそろえてこう言います。

「絶対カリフォルニアには住めないね」
「なんで?」
「ホットパンツとTシャツ一枚で暮らせる人とは思えない」
「…そーね」(爆)

確かにアメリカに暮らすなら、秋が深くて雪に埋もれる土地がいい。
そんな私であります。
実は夏以前から私たちの手しごと工房では
テーマが「森ガール」だったんですよ。
森ガール的手芸、今年はそれでやってます(笑)

いろいろ検索してたら、森ガールは80年代の
オリーブ少女に共通するという記事がありました。
はい、私、少女時代、まさに「オリーブ少女」でした。
ライバル誌のデルモもやってましたしネェ~。
おかげさまで今もストリート系やヒップホップ系
ギャル系のお洋服やスタイルには全然興味惹かれません。
昔もお立ち台で踊っていらしたお姉さま方や
いろいろいらっしゃったけれども、そっち系まったく興味なし。
だって、お化粧も、お洋服も、佇まいもどれを見たって
とってもチープで安っぽく感じちゃうんですもの。
(お好きな方、ごめんなさい)

オリーブ少女時代のお洋服はとっても素敵だったデス。
素材がよくて、ディテールも凝ってて、格好よかった。
そして何より上品でノーブルな感じがしました。
当時は音楽もブリティッシュでノーブルなものがはやってました。
ヨーロッパのビジュアル系のバンドもはやってましたね。
昔の海外のビジュアル系のバンドは奇抜な化粧とかじゃなくて
本当に本当に「キレイ」だったのですよ。
そこからパンクなどが生まれて、いろいろ変わってたわけですが。
私はパンク系ではなく、今のゴスロリ系のはしりでした。
レース、シフォン、ベルベット、サテン、アンティーク、
自分達をビスクドールだと思ってお洋服着てました(笑)
今のゴスロリ系はパンク系の壊れた感じが入りまくってますが
以前のロリータはホントに「きれい系ロリータ」だったんですよ。
人間的な中身もお洋服に合わせてお作法とかお勉強もしたり。
外見だけじゃダメだったんです、あの頃は。
その頃も今みたいにアンティークな美しいものがブームでした。
善きものはいつの時代でも善きものです。
残念ながら今ではあのレースわさわさのブラウスは着られませんが。
美しい時代でございましたね。

そんなきらきら、キラリンの少女時代をすごしましたので、
今はおっとり「外国のおばあちゃんスタイル」が落ち着くんです(笑)
そうなの、私は森ガールではなく、田舎のグランマです(^^)

肌触りのいいゆるめのお洋服、ゆったり編んだニット、
足元を暖めるレギンスやウォーマーを身にまとって
そして、ゆったりあたたかなところでまったりと座って
糸を紡いだり、手芸したり、保存食つくったり。
自然とお話して、少女時代から好きなものをいつまでも愛する。
懐かしいものを手にとっては時間の流れを感じる、
そんな田舎のグランマ。永遠の少女的生き方。

女の子は永遠の「森ガール」なのかもしれません。