KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

金柑蜜煮

2011-12-09 | KOFUKU日記
 
《コタツ犬のまろたんとピーちゃん》

今朝の薩摩はこの冬一番の冷え込みです。
夜半から風がすごくて冷えも深くなってきました。
今朝はさすがのやんちゃっこチビたちもコタツで丸くなっています。

こちらの冬の食べ物と言えばこれ。

金柑です。
南の国では柑橘類が豊富にとれます。
こちらで有名なのは世界一小さくて甘い「桜島小みかん」
あとはボンタンとかデコポンとかいろいろですね。
あとちょっと古い家の庭には必ず金柑とビワがあります。

お正月、昔の鹿児島のおせちには必ず金柑の蜜煮(甘煮)が入っていました。
おなかが痛かったり、風邪をひいたり、葉の痛いとき、
金柑のシロップをお湯で割って飲みました。
金柑の蜜煮はこの国ではなくてはならない冬の風物詩です。

今日は寒いので、金柑を煮ながら過ごそうと思います。
まずはヘタ取りをして切り込みを入れて下ゆでをすると致しましょう(^^)

このちびぽっちを取るとえぐみが減りますのよ。
金柑に傷をつけないように包丁でなく竹串などで丁寧にとるといいです。
それから縦に数か所切り込みを入れます。
これで下ゆで準備完了です。



それにしても金柑、善い色だなぁ
暖かくなりますなぁ


《10:6追記》

下ゆで完了!
お台所が金柑のいい匂いでいっぱいです。
ああ、こういうのがしあわせなんだわねぇ。
これから少しさまして中の種を一つずつ取りだします。
このひと手間がおいしいを産むのであります。
そだ!今夜は鶏ごぼうご飯を炊こうっと!

《11:22追記》

ただ今種取を終わって水でさらし中。
その間、風が弱まったのでちび達はお庭探索。

 

風でお隣の銀杏の大木の落ち葉がいっぱい落ちています。
庭の落ち葉、これもまた風情があるなぁ。
私は昔の花壇っぽいきれいな植え込みも好きですが
断然、作りこみのない自然な感じが好きだなぁ。