KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

お誕生日

2011-12-16 | KOFUKU日記
寒くなりましたね。
こちら南国もかなりの冷え込みになってきました。
今朝はものすごく寒かったです。
温度差で結露のすごいことこの上なし(^_^;)
お天気のいい日にからりとお布団を干したい今日この頃です。



寒い日は風も強くて、今朝はお隣の銀杏の大木から
たくさんの葉っぱが雪の様にゆっくりと庭に降っています。

そんな今朝はお夕飯の残りの蟹鍋の残りの蟹身をほぐして
桜島大根の葉っぱと一緒にお雑炊にしてみました。
ほかほかの湯気が温かく身に沁みます。



我が家のちびさんたちもこの寒さでコタツ犬になっています。
お洋服も欠かせなくなりました。

お昼間はヒーターの前のもこもこフリースの上に寝ています。
 
そんなちびさんたち、そうは言っても風の子さんたちですから
毎日、お庭遊びかお散歩は欠かせないのですが、
それでも自由に動ける範囲が少ないと走り足りないので
時々じいちゃんに車でお散歩に連れて行ってもらいます。
良く連れて行ってもらうのは指宿の手前、喜入石油基地の横にある運動公園。
海に隣接する広~~~~い芝生のグランドです。


ね?広いでしょ?
ちびさんたちはここがお気に入り。
ここをノーリードでガンガン走りまくります。
なんせ走っても走っても道路に飛び出す心配がありません。
しかも田舎なんで平日はほとんど人いないしね(笑)

 
《公園は芝生で海と松林に囲まれています》

家族みんなで来るときは、家族もここで座り込んで和みます。
そういうところがやっぱり田舎は善いです。
自然を楽しめる環境があるというのはありがたいですね。
長い間、東京に、しかも街中に暮らしていたので余計です。


さて先日は実家のシェアメイトでもある
親友カンナ嬢21歳のお誕生日でした~(^◇^)
ささやかな宴席を設けました。


《お食事を写メるカンナ嬢》

カンナちゃんはお肉とイタリアンが大好きなので、
とろとろチーズをたっぷりかけたミートスパゲティと
我が家の定番、沖縄ソーセージのハムステーキと
サラダとスープを作って家族でお祝いしました。


甥っ子ちびくんはなんとハート形のケースに入ったピアスをぷれじぇんと!
いやいや11歳にして女性のハート鷲摑みでございました。
つか、カンナ嬢はちびくん初のアクセサリーを捧げた女性になったようでございます(笑)
ささやかなお祝いでしたが、和やかな時間になりました。


実はクリスマス・イブは相方さんのお誕生日です。



命日の11月19日から、このお誕生日までの時期は
私にとって心から平和を祈る時期でもあり、
そして気持ちが深く沈みこむ時期でもあります。

そんな中でカンナちゃんのお誕生日があったり
家族が近くに居て、何かと周りに動きがあることは
その間は一人の思いの中に居られなくなるので
それはそれでありがたいことです。
それでも想いは決して無くならないので、人の心の痛みと言うのは
本当に根が深くなるものなんだなと実感しています。

10年前、以前のパートナーを亡くした時、親しい先輩が
「死によってできた傷は無くならない。だけど瘡蓋にはなるよ」
と、言ってくれましたが、ほんと傷は無くならないんだなぁって思いますね。
特にこの時期になると思いだすことばかりになり…。
まあ、そんなこんなのこの時期です。

喪があけたこともあってか、この頃は周りの方が
未来に向かう様な言葉をかけてくださることが多くなりました。
明るい未来を生きるのが死んだ人の為よ、みたいな言葉が多いです。
それはそれで、とてもありがたく受け止めています。

中には新たな人とのご縁を願ってくださる方も居たりしますが、
何だかそういうのを聞くと、私はとても落ち込んでしまいます。
もちろん、その方のお気持ちは嬉しいのですけどね。

いや~、さすがに10年の内に2度も真実に愛する人との永久の別れを経験すると…。
だって「永遠の命」のある人や「死なない人」はいないですからねぇ(^_^;)
もう、こういう別れは体験したくないなぁ~と思っています。

なので縁を終えられて離婚をされる方のバイタリティにはついていけないです(・。・;
先日もそういう方から「今度こそ素敵な人を探します!」宣言が来ましたが
一向にその前向きな姿勢についていけませんでした。

同じ終わりでも、愛が終わって別れがきて終わるのと、
愛の中にあって、予期せずお別れがきて終わるのでは
こんなにも気持ちが違うもんなんだなぁと思いましたね。
私はまだ当分、動けそうにありません。

ただ、ありがたいことにうちの末っ子ピピちゃんは
相方さんとお誕生日が同じ日なのです。
おかげでこれからも相方さんのお誕生日を一緒に祝う事が出来ます。
家族にとって特別なものであった日を続けて祝えることは
本当に嬉しく、ありがたいことだなと思っています。
来週はまたささやかながら、お誕生日をお祝いしたいと思います。

喪があけて、いろんなオメデトウも言えるし、
今年はお年賀状もかけるようになりましたが
相方さんとのお別れや、今年の震災をはじめ、
多くの方の未だ癒えない悲しみなどを考えるに、
クリスマス祝いや年賀状書きなど、一向にそんな気持ちにはならずにいます。

ただ今年ほど平和を祈りたいと願う年はない気がします。
今年は年賀状ではなく、クリスマスから新年に向けて
世界の、親しい人の平和を祈るお手紙を書きながら、
出来る限り心静かな冬を過ごしたいと思っています。