《お外ってあちゅくて、まぶちぃのでちゅね。byろま》
《今週、ちびたちは初めて土の上におりました》
《週末にお散歩デビューを控えております》
日本全国、真夏日が続いていますね。
一昨年の夏もそうで、冬が深かったのを覚えています。
暑さが厳しくなっている地域の方は十分に水分を取られて予防なさってくださいね。
また温度差でくれぐれも風邪をひかれませんように。
《暑いときは無理をせずひと休みして涼を取りましょう》
《お外から帰ってきたふう君もお部屋でひと休み(^^)》
《今日の原発関連ニュース》
福島第一4号機の燃料棒(新燃料)が試験的に一本取り出されたそうです。
本日も行われるそうです。
gooニュースより 新燃料1体を試験的に取り出し…福島第一4号機
事故なんかにつながらないように慎重にやってほしいデスね。
また、新燃料棒とは言え、放射線などの増加があるやもしれません。
関東の皆さんは風向きなどにご注意くださいね。
《外はかなり暑いので、ちびたちも部屋から出たがりません》
さて、こちら南国も類にもれず30度超えていますが、
何故かまだ梅雨のまんまの九州は湿気がすごいです~(・.・;)
台風はあまり影響なくて済みましたが、九州北部の方が心配です。
なんせ、このところの雨で地盤も緩んでいるので、
実家の隣の崖を見る度に崩れない様に祈っております。。。
ちびさんたちは100日目を迎え、ますます大きく成長中デス。
なんせ、まだ100日しかこの世におられませんのに
もう皆さんそろって、2キロ越えです。ええ、通常の2倍です(・。・;
《おっきいちわわでちゅけど、にゃにか??by南国ちわわンズ》
《ちなみに左、3か月の息子ろま君、隣・一歳の母ぴぴちゃん》
《もう、どっちかわからんわっ!←家族の声》
つい最近までは3匹まとめて持っても大人一匹分でしたが
現在、3匹まとめて持ったら米袋持ってるみたいです…ずっしり…
ええ、ちょっとした修行風味デス…(-_-;)
両手で水桶持って走るジャッキー・チェンの気分です…
とはいえ、これまでの急成長からは、少し止まった感ありデスよ。
緩やかな成長になってきた感じがします。
しかし、週末のお散歩デビューに向けて庭に出始めたので、
まだまだこれから光合成して大きくなるんでしょうなー(^_^;)
いやー、修行だ、修行!腕が細くなるかしらん?(笑)
でも、おかげさまで今のところはみんなみんな健康で元気で御座います。
《お顔もスタイルもはっきりしてきた、みやちゃん》
《ふう君は大きなケージの上のまろ君のお気に入りの場所まで登れるようになりました》
《おやつもごはんもお腹いっぱいたべちゃうぞ!食欲満点だじょ!》
《この三つ子は半端ない食欲とイタズラ具合です(^_^;)》
《もー、メリダとおそろしの森のCMでクマちゃんズ見る度にうちのちびに見えてならない(笑)》
《はむすたーのはむちゃんとも上手に遊べるようになりました(^^)》
《ときどきお互い噛んでるけど…(^_^;)善き友達見たいです》
《昨日はハムちゃんケージを持ち上げて、脱走を手引きしていました(^_^;)》
《気づいてよかったよ、、、ホント油断ならない(笑)》
このところ、可愛かった上野のパンダちゃんや
水族館のシロイルカちゃんが天国に行ってしまって
とても切ない思いをしたのですが、あのちびさんたちの分まで
いま生の幸せを享受している動物たちが、亡くなった子の命を一緒にして、
これからも元気で幸せに過ごしてくれたらいいなと思っています。
ちびさんたちのはじめての夏が幸せな夏となりますように。
多くの小さい命たちにも過ごしやすい夏となりますように。
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《蝶の妖精さんとお話する少女》
さて、この暑さの最中ですが、植物や虫たちはとても活発です。
庭の植物たちもぐんぐん成長しています。
しばらく前から、トンボがすごい数で飛んでいて、
最初その数に驚いたのですが、その後に長雨になりました。
その後、大きな水たまりの上をつがいで飛び回っておりましたが、
あれはきっと雨が沢山降ることを知っていたんだなぁと感じています。
彼らは一体どうやって知るのだろうか?すごいものです。
ちなみに、うちの実家の隣はもう目の前が山です。
山と言うか、山に入る手前の森です。竹林もあります。
大きな樹もあり、そのせいか、庭に居れば
沢山の鳥や虫たちの姿や歌声や羽音に出会います。
10メートルはある、大きな椿の木からはたくさんの蝶々が飛んできます。
オレンジの、青いの、緑色の、いろんな色の蝶。
中でも立派なアゲハ蝶がとてもたくさん飛んでいて、
大きいのは私の両手のひらをくっつけたくらいあります。
ちびたちに手が届くくらいの所をひらひらと飛んできてくれるので
ちびさんたちも庭で蝶と一緒に走り回ります(^^)
ネイティヴアメリカンの世界では蝶は生命力のシンボルとされていて、
美とか喜びとか、変容とか、神様に願いを届けてくれるお使いでもあるそうです。
そういえば、相方さんに一番最初に贈った手作りの贈り物は
拾った石に羊毛をまいてフェルト化させて
羊毛の蝶を乗せたペーパーウェイトだったなぁ…。
光りのある青い羊毛を使った玉虫色の蝶だったことを覚えています。
蝶はふとした時に自分から生まれてくるモチーフかもしれないデス。
ところで、私はネイティヴアメリカンの考え方に共感する部分が多くあります。
彼らが日本人と同じモンゴロイドで同じDNAを持つせいなのかは解らないけど、
ネイティヴアメリカン、そしてアイヌ民族やケルト民族などなどの
先住民と呼ばれる人たちの世界観は、日本人の根底と繋がっている気がします。
どこの先住民たちの世界観のなかにも、
この世は大いなる神秘の力が創造したものであって、
自然と共に生活し、太陽や月、海や山、木や大地、
すべてのものには精霊が宿っていると信じ、
それらと会話し、助け合って生きていました。
神や仏、自然やこの世のすべての物に
八百万の神がいて、私たちがいると感じて生きている、
昔の日本人の生き方の中には同じスピリットがあるなぁ、と感じるのです。
残念ながら今の日本にはそういうスピリットを
持っている人というのを感じる事は少ないけれど…。
私はいろんな世界の生き方に共感を持ちながら生きてますが、
特に先住民の方々の世界観がとてもしっくりくるのですー。
例えば、ネイティヴアメリカンの方々と言うのは
「大いなる神秘(グレート・ミステリー)」
「大精霊(グレート・スピリット)」などと呼ばれる、
つまり創造主なる宇宙の真理が存在すると考えています。
「宇宙の真理」である「大いなる神秘」には始まりも終わりもなく、
この「大いなる神秘」のもとでは「二つ足も四つ足」も、
「石も草も木も」すべてが平等。
人間以外のものを呼ぶ際も、「熊のひとたち」
「石のひとたち」「鳥のひとたち」といったふうに呼ばれて、
人間も人間以外のものもはっきりと区別されません。
どの部族でも、様々な精霊が信仰されていますが、
これらもすべて「大いなる神秘」のもとにある存在です。
またネイティヴの社会には「上司」や「部下」「上意下達」といった、
主従・上下関係というものはありません。
すべての事は「大いなる神秘」のもとに平等であって
一つ一つが尊重されるべき存在だからです。
キリスト教も、仏教もイスラム教も
「宇宙の真理」のひとつと考えるため、
ネイティヴアメリカンにはなんの矛盾もなく、
古来からの考えや信仰と両立するのです。
彼らはこの「大いなる神秘」の意のままに生かされている、
と考えていて
「大いなる神秘のもとにすべてが繋がっていて、すべては共有される」
と考える彼らにとって、その意に逆らう
「我欲」や「欲望」は軽蔑されるものです。
ネイティヴの人たちは誰かが亡くなって、
喪が明けると「ギブ・アウェイ」を行います。
故人の持ち物すべてを、感謝と共に仲間に贈り物として捧げるのです。
故人の持ち物だけでなく、亡き人の伴侶であった
自分の持ち物すべても捧げる人がほとんどだそうです。
「富を貯め込むこと」は、ネイティヴの世界では美しいことではないそうです。
今もこのギブ・アウェイは行われていますが、
すべてのものを捧げ、例え無一文になり、何もかも失っても
贈り物を受けた仲間たちが、その人の生活に必要なものを
それぞれ持って、すぐに訪ねてくるので心配ないのだそうです(^^)
その様にして富はめぐらせるものだと言っていました。
リーハイというネイティヴアメリカンの友人から聞いたお話です。
その宇宙や地球につながった生き方もそうですが、
私は自然を含む他者を自分としてとらえ、感謝を決して忘れない、
彼らの生き方の謙虚さにとても惹かれるのです。
ネイティヴアメリカンたちは織物でも籠でも何でも
およそ人間の手によって作られるものは、
どんなに技術にたけた人であろうと
必ず一つ間違って作り上げるのだそうです。
何故なら完全というのはグレートスピリットのみに在り、
自分たちは自然の中の織り糸の一本として生きていて、
一人のチカラや意志のみで生きているのではなく、
多くのものに命を支えられてこそ生きている事を、
感謝を心が忘れぬように、その様に作るのだそうです。
そして、それは戒めやルールとして在るのではなく、
自然に生きている世界に存在しています。
そこが、とても大切だなぁと感じています。
以前、関東でミュージカルショーカフェをやっていた頃、
一部を除いた全てのショーは全て私が企画構成台本を書いていましたが、
ある時、「アース・ビート」と言うショーを作りました。
ディズニー映画「ポカホンタス」でも有名な
ジョンスミスの物語をベースに構成したショーでした。
俳優たちの朗読と即興によるネイティヴアメリカンの詩で始まり、
かれらインディアンの美しい文化の様に現代の文化を残したい、
という思いから、ドイツにある、ゴミ箱が一つしか存在しないと言う
小学校の物語、ミミズのカーロのお話をしながら、
自然に分解し、土に還る「ゴミ」に出来るものではない、
「本当のゴミ」であるガラスや鉄くずなどで出来ている
ガラクタを集め、それで歌いながら即興演奏をするのです。
ゴミではなく、文化として残る楽器として生まれ変わらせるために。
それからキーボディストによって、現代の文明が生んだ楽器
エレクトーンによるネイティヴの世界をイメージした即興演奏。
これらは本当に即興で、2度と同じ音楽は聞けなかった。
最後にジョン・スミスとインディアンの友人「イーグル」との物語が始まる。
イーグルはジョンの青い瞳を空になぞらえて「スカイ」と呼ぶ。
この小さなミュージカルの中で、ネイティヴアメリカンのハンドトークが出てきます。
イーグルのこのセリフに合わせたボディランゲージ。
「私たちは兄弟。大きな命の輪の中で生きている。」
自分で書いたものだけど、とっても好きな言葉。
そのボディランゲージ、ハンドトークはこの形を表しているのです。
我が国・薩摩の島津家家紋…そう、じつは偶然おんなじ模様なんですが
これは、「メディスン・ホイール」と言います。
輪は始まりも終わりもないという世界観を表し、
4つの方角や色、人種、季節、人生など、
さまざまな意味を内包し象徴しています。
十字は神聖な数、バランス、調和などの「4」を表し、
輪はすべてのものと自分はつながっているという意味の「円」です。
もっと詳しく見てみるとこのようなものです。
4つの意味合いが 多数あるそうです。
例えば・・・・
メディスン・ホィールの4つの兄弟
•黄の人•赤の人•黒の人•白の人
4つの人間の本質
•肉体•感情•知力•精神
人間が越える4つの丘(人生のサイクル)
•思春期•青年期•壮年期•老年期
4つの聖なる植物
・タバコ 祈り・いのちの蘇り
・シダー 勇気・清浄・成長
・セージ 浄化・洞察・死後世界が変わった時におもむく方角
・スウィート・グラス 福を招く
この4つのポイントは、輪の上を時計回りに巡ります。
輪を見る者の右側に「東」がくるように。
「南」は下であり、「西」が左、「北」が上に。
ネイティブアメリカンでは、人は誰でもメディスン・ホイールの右側、
すなわち東に生まれ落ち、その輪を南、西、北と巡る旅に出るとされています。
このミュージカルショーは、このメディスンホイールの意味を
それぞれの魂でそれぞれに感じてほしくて作ったものでした。
ミュージカル作品を私流にアレンジしたり、解釈して、
作り上げた華やかな作品が多い中で、全く地味な存在のショーでしたが、
自分も、キャスト達も大好きな作品だったと思います。
それは何故なら、人間として生きている深い意味を
魂でそれぞれに感じさせてくれる、ネイティヴアメリカンたちの
尊いスピリットが根底にあったからだと思うのです。
演じる度に魂の根っこが、宇宙や地球と静かにつながっていくのが分かる、
そんな作品でアリマシタ。
同じようにアイヌ神謡集を訳した、アイヌの知里幸恵さんや、
金子みすずさんなどの人生をドラマにしてきましたが、
どの人が残されたものにも、同じ感性があったように思います。
この宇宙や地球や自然と共に生きているの生き物の一つが
人間というものなのだな、と心に強く感じました。
昨年、震災が起こり、原発事故が起こった時、
私の中に浮かんだのは、彼らの生き方でした。
「7代先の子孫の幸せを考えて今日を決める」
そんな彼らの生き方を、同じものをきっと持っていたのに、
日本人はいつしか忘れてしまっていたのでしょう。
同じようなスピリットを感じるせいか、私はジブリ作品の中で
「千と千尋の神隠し」がとても好きなのですが、
ちょうどその公開時、夏木マリさんの個人的なお手伝いをしてて
お声を演じていた銭婆(ぜにーば)のセリフを聞かせてもらいました。
「一度あったことは忘れないものさ
思い出せないだけで」
私はこの作品の中で、このセリフが一等好きです(^^)
人間の本来、魂の中に持っている真理を
そのまま言葉にした感じだなぁと思いました。
きっとねー、思い出せるんですよね。忘れてないから。
例え、この世で経験してなくても、ネイティヴの考え方で言えば
イノチは巡って今に居るのだから、きっとその時代の
「大切なココロ」を覚えているはずに違いない。
私はそう思うのです。
「天に向かってつばを吐けば自分に降りかかる」
もし、日本人がそんな生き方をしてきたのであれば
起きたこと、これから起きることを真摯に受け止めながら
心の奥深くに眠る思いを、思い出す努力をして、
大切に生きていけたらいいなぁと思うのです。
本当の自分を忘れないようにしながら。
今だからこそ、そんな気持ちが大切じゃないかなぁ、と。
原宿で劇場とカルチャースクールをやっていた時に、
地球を感じる為のダンスレッスンをやっていたんですが、
そこに参加したダウン症を持つ御嬢さんが
「一人ずつ、地球に感謝してみましょう」
と言う先生の問いに対して、きちんと正座をして
「ありがとう、ごめんなさい」
と、手をついて頭を下げたのです。
とても感動していると、先生が言いました。
「ああ、まさに感謝だね。
愛を感じて感じて、有難うございます、
自分の行いを感じ謝る、ごめんなさい。」
本当にその通りだと思いました。
感謝って言葉を改めて感じた日でした。
今日のこの日も、感謝を持って生きられたらと思います。
心の引き出しに大切にしまってある言葉をご紹介します。
いずれもネイティヴアメリカンに伝わるものです。
人間性を養いなさい
自分自身が誰なのかを知り、
生まれ持った使命を見つけ出しなさい。
自分自身への憐れみの心を育てなさい。
そうすれば自分自身の問題が見え、
自分の持つ能力がわかるだろう。
正当で情深い自己評価こそ、自分自身を助け、
さらには他の人を助ける基盤になるのだ。
七ヵ条の教え
★
変化は必要です。
もしあなたが不幸なら、
何があなたを幸せにするかゆっくり考え、
必要な変化を受け入れなさい。
★
あなたの喜びは私の喜びです。
だから、あなたのためにすることが
私の負担になるはずがありません。
★
誰かに判断を下す前に、
その人のモカシン(インディアンの革靴)を
二週間は、はいて歩いてみましょう。
★
あなたが生まれたとき、
あなたは泣いていて
周りは笑っていたでしょう。
だから、あなたが死ぬときは
周りが泣いていて、あなたが笑っているような
人生を歩みなさい。
★
生きることと死ぬことは
ひとつのサイクルです。
だから、死ぬことは
季節の移り変わりのように
素晴らしいのです。
★
魚は水のことを考えません。
インディアンは死のことを考えません。
★
自然は、正しい者の上にも、
悪い者の上にも同じように
甘い雨を降らせます。
「ネイティヴアメリカンの平和の祈り」
わたしたちに 平和を 教えてください
月がのぼってくるかぎり いつまでも
川の水がながれるかぎり いつまでも
空に陽がかがやくかぎり いつまでも
草原に草が生えるかぎり いつまでも
わたしたちに 平和を 教えてください
Let Us Know Peace
Let us know peace.
For as long as the moon shall rise,
For as long as the rivers shall flow,
For as long as the sun will shine,
For as long as the grass shall grow,
Let us know peace.