KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

この世界と生きる*原発とこどもたちの言葉

2012-08-02 | これからの世界





早いもので八月になりました。
オリンピックも開幕しましたね。
ダニー・ボイル監督演出の開会式、とても素晴らしかった~。
たまに開会式で感じる、それぞれの国の凄さを見せつける演出ではなく、
本当にあったか~い「イギリス愛」を感じました。
ああ、この人、この国愛してるんだなぁ~って感じた4時間でした。
頑張って観た甲斐があったというものです。

選手の方は国を背負い、それぞれ厳しい思いがあると思いますが、
応援者は結果のみを批評せず、オリンピックの、あの美しい精神を
あの204個の国の花びらが連なってひとつになった聖火の花のように、
私たちの心が体現して応援していけたら素敵だなぁ~って思っています。

「勝つことではなく、参加することに意義があるとは、至言である。
人生において重要なことは、成功することではなく、努力することである。
根本的なことは、征服したかどうかにあるのではなく、よく戦ったかどうかにある。」

日本選手の途中退場など、いろいろと疑念はありますが
その前にオリンピックの精神は「世界の愛と平和の心を一つにする」ことだから。
どんな困難な時期にあったとしても、人としてそれを忘れたくないです。
それを忘れてしまうと、人ではなくなって、困難も乗り越えられなくなると感じます。
愛と平和の気持ちに満ちたオリンピックとなりますようにお祈りしたいです。





《善い風、善い光だなぁ》



さて、八月最初の南の国は台風でした。
久しぶりの台風らしい、すごい風でした~。
やっと吹き返しがおさまってきました。

さて、今日もぼーっとして一日が終わりましたが( ̄◇ ̄;)
まだ体調や気力が十分ではありません。
それでも7月半ばから、ひどく崩していた体調は少しずつ回復に向かっています。
7月半ばから臥せっていたんですが、今度の風邪はほんとしんどかったな~。
でもやっと、起き上がって動くのもすこしずつ楽になり、
先日、久しぶりに家族に同伴してもらってお買いものへも行けました。
おかげさまでお盆の用意なども出来て助かりました~。
近くに助けてくれる人がいるって有難いことですね。

食事もしっかり目に取れるようになりました。
先日の土用の丑の日は「う」のつくものをという事で、
今一つ、体調不良の私は身体にやさしいおうどんを頂きました。
これで、しっかり体調戻るといいな~と思ってましたが、
食べたら食べたで食べ疲れ?というか、
張り切って2日動いたら、また体調不良みたいになる感じで。
まだまだ微妙な体調なのですな~。抜けきってないっていうか。
この時期の体調変化は引きずるので気をつけたいところですが、
これを機に、ダイエットでも目論みたいってのが本音デス(´∀`*)笑


それにしても、人生はいろいろあるもんですね(;^ω^)
私も、こっちに戻ってから、あれこれ対応しなければならない事があったんですが、
それらがすこし落ち着いてきたな~と思ったのもつかの間~って感じです。

まずはまたも実家のあれこれに没頭することになりそうです。
母の入院に関して、あれこれ対処することが春まであって、
それが終わったら、実家の生活の要になってる車が故障して、
そうしたら3,4月にチビさんたちの妊娠出産が在り、
やっと無事に育ってくれてワクチン類がやっと終わりまして、
これでしばらくは…と、ほっとしたのもつかの間、
母が今の病院から急にでないと行けなくなったのです。

今のところ、自宅介護か、転院、施設、どこにいけるかわからない状態。
どうなるにしても、自分の生活にも関わってくることです。
今後のことを早々に具体的に考えねばならなくなったので、
これからまたちょっと心労の重なる日々となりそうです。
ココロがバテないように頑張らねば~ヽ(´ー`)ノ

はぁ~~~~~~~~~~ε=(・д・`*)ハァ…
いかん、いかん、深呼吸、深呼吸(笑)


さて、今回、体調を大きく崩して、つくづく感じたことですが、
人間はとても自然ないきものなのだなーって事です。

もちろん、これらは私だけの感覚なのですけど。
うまく言えないのだけど、もちろん薬とかって大事かと思いますし、
いま解明されている科学や医学を軽んじてるとかじゃないんですけどね。
ただ薬やサプリとかよりも、もっと自然にある、そういう成分っていうか、
そういうもの達とうまくつながることが大事なんだなって感じたんです。

例えば、深く息を取るとか、そういう事が当たり前にできるためには
自然と息を深く吸えるような心持ちがすごく重要じゃないですか?
人はいい香りを嗅いだり、気持ちいいと思う空気があれば、
自然と「うーーーん!いい気持ちー!」と息を吸い込むものですよね。
それが本当に大事なんだなぁ、って。
それって、「はい、息を大きくすってぇ~!」って、
意識して吸うのとはね、ぜんぜん違うんだなって。
それを自然にできてるってすごい事なんだなって。

本来は人間は自然とお互い呼応して生きているものだから、
これって、本当はものすごく当たり前の事なんだけど、
それに気がついてない肉体と心の持ち主が多い気がします。

私はもともと、自然にそいながら生きる事に心地よさを感じる人なので
あんまり科学とか医学の力には頼りすぎない方かもしれません。
逆に身内近くには、そう言う科学的、医学的力を持って、
何とか対抗策を考え、意地でも若さや命と言うものを保ちたい系の方もいますが、
私はそういうこだわり自体に自然を感じなくて好きじゃないのデス(笑)

だからってガンガン老けたいわけじゃないですよ~。
キレイになりたいって欲求はホント素敵だと思うんですけどね。
ただ、年をとりたくない、若さを失いたくない、死にたくない、
って言う風には私自身は全く思いませんのデス。

この感覚は自分のやってる職種の人間としては珍しいかもしれないな。
まあ、体が資本なので、こだわりがある人が多いから。

ただ、私は無理な若さの維持なんかしてるより、
自然と一緒に年を重ねていける方が何倍もいいなーって思う。
周りから言わせれば、私はもともと結構エイジレスな感じらしいですが、
相方さんをなくしてから、そんな私も一気に年を取ったと思いますね。
なにもしなくなりました。しなくなったというよりは、
そんな気を遣わないといけない相手がいなくなったんですね。
そこはちょっと寂しいことではあるのですが。

ただ、それがね、そんな年齢感じる生活がね、意外と心地よくて~(´∀`*)
良く、女を捨てるとか言いますけど、その「女」って意味が
自分の中で、世間の感覚とものすごく変わりました。
キレイでいたい部分が、どこだか見えてきた感じですね。

帰ってきて、環境がものすごく変わりました。
でも、そのおかげで、いろんなことに気がつけたんですよね。
自分の年齢とか、実はこれまでほとんど考えたことなかったんですけど( ̄◇ ̄;)
逆にここに来て、年月の流れに深く気がつくようになったんです。
その年齢や体の調子で感じるものも違うから、
変化していく時を体の変化と共に感じていけることが
自然で幸せなことなんだなって思うようになったんですよねー。
もう隠居生活ですから、そう感じるのかもですけど(;´∀`)

まあ、田舎で青空と自然に囲まれて、それと生きる生活だからね~。
だからって言って、ワタクシはぜんぜんナチュラル命じゃないので、
全然エコロジストでもないし、ロハスな人でもないし、
ベジタリアンとかマクロビアン、ヴィーガンでもございません(;^ω^)
そういうこだわりも全く無ーし!(ヾノ・∀・`)ナイナイ(笑)

なんといいますか、単純な話です。
今、自分に与えられてる世界の中で、
できるだけ自分と自然を感じて生きていたい派なのデスわね(笑)
私の場合、どっちかって言うと、自然な世界に通じている。
それをビシバシと感じるようになったのです。

今回、病んでたら息するのも出来なくてですね、
噛めないし、飲めないしで、大変だったんですけど、
薬とか、ビタミンとかもとってたんですが、
それよりも断然、今のカラダとシンクロするところに目を向けて、
それらを取る方が体も心も楽になりましたのデスね。
それで、ああ、生きてるんだなぁ、ってわかったし。

歌なんかを教えてますとね、発声とかするでしょ?
やっぱり身体の流れとは違ったりするわけなんですよね。
それはそれで、技術として絶対必要なんですが、
で、人間は如何にそこを克服しようかと考えるわけです。
確かにそれによって、いろいろと解決したりもするんだけど、
例えば理屈ではかなっているけど、それが本来ある姿を阻むこともあると思うんです。
うーん、例えば、背中やお腹に手を当てないと声出ないとか、
あるポーズを取らないと声が出せなくなっちゃったりする人が多いとか。
今の人間は全てがそんな感じになっちゃってる気がするんです。
大切なのは、それを自然に行える様になることなんですけどね。

そんな風に、本当は人ってとても自然と呼応していると思うんです。
そういう自然感覚を生かしながら、生きてきたのが人間のはずなのだけど、
今の世の中は人間が垣間見た少しの知識を使う事が先に立ってしまい、
自然を感知する力が薄まってのいるかもな~って感じてました~。


天使になった相方さんと言う人は、本当に自然な人で。
びっくりするくらい「生きて」いる人でした。

親しい人が言うのです。
普通、向こうに行った人の写真を見ると「写真を見てる」気持ちになるけれど、
相方さんは本当に生きている、嘘のない人だったから、
写真を見ても「本当に生きている」と思ってしまう、と。

10年前に亡くしたソウルメイトのG君も同じように「生きて」いた人で、
彼が亡くなった時は、皆が彼の亡骸を観て、こう言ったものです。
「人って本当に魂と肉体は別なんだね。Gちゃんはもうその体に居ない」と。

彼ら二人はミュージカルとストレートプレイ、とジャンルは違いましたが、
演劇と言う芸術の世界に置いて、お互いをとても尊敬し理解する仲間同士でした。
嘘のない生き方をする。ただひたすらに嘘のない真実(芸術)を追求していく人生の上では、
彼らはそのようにしか生きられなかったのだと思います。
この現世的には良くも悪くも嘘の付けないお人たちでありました。

彼ら二人はどちらも俳優です。
それぞれのジャンルに置いて、人様に「天才」と言わしめた方たちです。
とても才能のある人たちでした。

彼らが他の方よりも、美しく、そして才能があったのは、
何よりその人間力が素晴らしかったからだと感じています。
結局、すべての芸術は、その人の上に現れるものですから、
その人間がずるかったり、嘘つきだったりすれば結局バレるものなんです。
最初は技術や見た目でごまかせる部分も多いけれど、
それは、世界を極めれば極めるほど解ってきます。
やる方だけでなく、観る方もそうなのです。

ところが人間は嘘を重ねる生き物ですからねぇ。その方が楽だし。
簡単に嘘の魅力に負けちゃうものなんですよねぇ。
実際、そういう人、いっぱいいますもんね(;^ω^)

ところが、相方さん方は、本当にそう言う事がなかった人なんですよね。
そう言う意味でも、ポリシーを持って嘘をもたない彼らは、
この世では、人として生きるのが大変だったろうに、
本当に勇気あるすごい人らだったなぁと思うのです。

そんな彼らの隣にぴったりといたから、本当に当たり前のように、
嘘をつかないことが、どれだけ人生に置いて大切で、
自然と語り合うことが大事かと感じることが出来ました。
それが、当たり前であることが、どれだけ凄い事かも。
彼らの様に、それが「素」である人は、なかなか居ないからです。

自然と向き合うと言うことは、あるがままの自分と向き合うことでもあったりします。
これは非常に簡単であって、非常に難しいコトです。
困難と自分に立ち向かう勇気を持てなかったら出来ない事なのです。

自然、という言葉からは少し離れてしまいましたが大事な事だと思っています。
スゴク、困難な時代だからこそ、大切にしないといけないのは、
今の人間が知りえる理屈とか、人間が築いてきた知識の束よりも、
人間としての本来の本能に訴えかけてくる事の様な気がするんです。
今だから、その声を聴き、見ないといけない気がするんです。

そういう事が、彼らとすごし、別れを経験し、
そして、今、ここに戻ってきて良く解るのです。
うまく説明は出来ないけど。

だからこそ、寂しさも深いのデスよね。
そんな素晴らしい彼らが、今、ここに生きてはいないのだから。
それは本当に寂しい事だけど、そこに向き合わなくてはなりません。
それが今の私のミッションだから。


そんなこんなで、このところ、原発や地球や宇宙に対する感覚も
自分が何を一番大事にしたいのか、いろんな事を通して感じる事が出来ました。
とてもありがたい事でした。

それは説明するのは難しいのでしないでおきます。
ただ、一つ。争いや憎しみは私にはイラナイ。
私の知ってる宇宙や地球にはイラナイ。
そう思う。
それより、感じたようにしっかり動いて行こうと思っています。
それが一番大事だなぁ、と思います。


最近、原発に対するこどもたちの言葉を聞きました。
自分のココロに感じることにとても近い波動があるものです。


5歳の子がこう言うの、

 もしも神様がもう1つ地球をくれたなら

 きれいにきれいに住むんだ、

 原発はいらない、

 車は電気自動車がいいな、

 排気ガスがなくなって、

 水と空気をよごすものがなくなって、

 あちこちで泉が湧いて、

 のどがかわいたら、

 両手にすくって飲んで、

 次に胸いっぱいに空気を吸って、

 深呼吸する、

 イジメもなくなり、

 テロも戦争もなくなり、

 原っぱで相撲をとり、

 サッカーをやるの、

 神様、

 どうか地球をもう1つください、

 古い地球は、

 神様の国にあるクリーニングやさんに出して、

 きれいにしてください、

 そして、

 銀河系とちがうどっかの宇宙にもってって、

 恐竜の星にしてください、

 その星にヒトはいりません、

 神様、

 新しい地球をください、

 大事に大事に大事にしますから。




「自分をえらんで生まれてきたよ」の作者、いんやくりお君の言葉から

「原発というよりウラン。
地面の下で植物や石と静かに話していたのに、
無理に引っ張ってきたから、怒って熱くなるのはあたりまえだ。
謝らないとね。
そして、食の安全とか命の大切さとか、教えてくれてありがとう、って拝むんだ」



「自分をえらんでうまれてきたよ」より

ぼくは、病気を選んで、生まれてきた。
希望をもって、生まれてきた。
心を感じることで、勇気が出る。
それがつまり、希望のことなんだ。

心は、神さまのかけらで、体は、地球のかけらだよ

すごい秘密に、気づいたよ。
時間があるから、ものはある。
時間があるから、光はある。
ものは、ぜんぶ、時間でできている

神さまがくれたものは、たくさんある。
まず、心。気持ち。いのち。体。
それから、考える、頭。
ぼくは、神さまからのプレゼントなんだ。
だから、自分をたいせつにする。
自分をたいせつにすると、
地球へのおみやげに、なるんだよ。..



私も生まれ出でる時から彼と同じ感覚がある。

この世界を忘れててはいけない、
人間の力を過信しすぎて大事な事を見失うな、
とココロが熱く語りかける。

私がここを選んで生まれてきたから、
ここを愛して生きていたいと思うのデス。