KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

ほかほかのメッセージ~一期一会の心構え

2013-11-20 | 相方さん(米澤観児氏について)


《大好きだよ~♪(*´・з・`*)チュッ♪仲良しさん♪》


昨日は相方さんの3回目のメモリアルディでした。
朝からご供養で、相方さんの好きだったものを並べて
チビ達と食しつつ、静かに穏やかに一日を過ごしました。

そんな中、多くの方が相方さんに心寄せてくださり、
また私たちにまで心温まるメッセージをお届けくださり、とても嬉しかったです。
本当にありがとうございましたヽ(*´∀`)ノ
この場をお借りしまして、深く御礼申し上げます(_ _)



ところで、私にとって、この3年って長いんだか短いんだか、
今ひとつわからない不思議な時間だったんですよね。

やっぱりそれは、あの日から時が止まっている部分もあれば
無理矢理に時が流れていってるところもあるからなんだろうなぁと思っています。

でも「あら?時間って本当に経ってたんだなー」って毎回思うのは
毎年、アドレスや住所がわからなくなってしまう方が結構いることですね。

私は相方さんが亡くなってから、自分のケータイを処分して
相方さんのを名義変更して、そのまま引き継いで使っています。

理由は、相方さんは合わなくても、一度ご縁を繋いだお友達のことを大切にしていて
手書きで住所録を作ったり、ケータイのアドレス帳に残したりして
連絡先をとっても大事にしていたんですよね。

なので、その気持ちとつながりをそのまま残してあげたいなぁと思い、
それに、何かしら連絡もとることもあるかもと思って、そのままにしてあるのです。

その記録を頼りに、メモリアルディとかに、全員とは言わずとも、
一度なりとも、お知らせ頂いた方などにご連絡するのですが、
スマホに変えた方も多いし、お引越しされた方も多いのでしょうね。
毎回、いくらかの方が宛先が分からずで戻ってきてしまいます。

もちろん亡くなっている人間に住所変更のお知らせなんてくる訳もなく…。
(いえ、もちろん、くださる方もいるんですけどね^^)
私が知る人でもないんですが、それでもやっぱり淋しいものがあります。

ものすごく親しい方でも、ナシのつぶての方は多いので、
そういう方にとっては、そんなものなのかもなぁ、とは思うんですけど、
なんとなく、相方さんが寂しいだろうなぁ、なんて思えてしまったりして…。

いえ、向こう様も相手があたしなのがわかってるので、
余計にご連絡もらえないのでしょうけどね。本人じゃないし(^_^;)
わかっちゃいるけど、毎回「あー、そうなんだァ、この方も~」って
アドレス帳に線引いたりするのは、やっぱり寂しいものですね。

そういう時でしょうかね、世の中はかわっていってるんだなぁ~
時間は過ぎていってるんだなぁ~、とかって思うのは。
私の中ではそれが時の流れを感じる瞬間です。

その反面、相方さんの生前以上にお知らせくださる方もいて、
変わらぬ友情にありがたいものだなぁとも思います。(感謝)

そういう経験もあってか、私は相手から返事がなくても
こちらからご縁を切る様なことはしたくないなぁ、
って、強く思うようになりました。





《君たちとの出会いも奇跡》




私の尊敬する方の中に聖心女子学長であられたシスター渡辺和子さんがいらっしゃいますが
シスター渡辺がおっしゃっているコトバにこういうのがあります。


《「出逢い」とは美しいことばであり、

多くの場合、相手との最初の邂逅を指す。

しかし最初の出逢い以上にたいせつなものは、

同じその人と、絶えず新たに出逢うということではないだろうか。

馴れてしまわないということ。

それは一期一会の心構え、緊張感といってもよい。》


私はこの言葉が好きです。
一期一会の心構え。慣れないという事。
これは相手に対する思いやりの現れです。
つまりは愛の現れです。

相方さんはまさにそういう感覚の持ち主だったなぁと思うのですよね。
親しさという甘えや軽んじる気持ちから、相手にどんなに理不尽なことをされて
笑顔の影でどんなに心痛めたり、怒ったりしていても、
結局、相手が反省していると見れば、何度でも許して受け入れてしまう人でした。
それで、また繰り返されて傷ついてしまうとしても。

私は、そんなお人好しな相方さんが大好きでした。
まあ、そのしわ寄せは、人から見えないこっちに流れてくるわけですが(笑)
でも、良かったんですよ。それで彼が外で笑ってられるなら。
その相手の方は、きっとだあれも彼がそんなこと思ってたとか
それでとても悩んでたとか、痛み抱えてたとは思っていないだろうけど。
彼はニコニコ、なんでも受け入れていたからなぁ。

でも、それが良かったの。うん。
あれは、彼の愛が深かったから出来たこと。
周りが何も知らないでいられるのは、その愛が包んでいたから。
だから、それで良かったんです。

だから、私もそんな風になりたいと思うんですよ。
誰が自分を忘れても。
私は相手とその感謝を忘れないように
相方さんのように生きていたいと思うのです。


さあ、また、今日から新しい一年の始まり。
やることいっぱい。
今年の冬は忙しい。
でもずーっと忙しくていい気がする。
そういう忙しさを幸せというのだろうから。


皆様
メッセージ、本当にありがとうございました!
m(__)m