ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

2019羽衣音楽祭に行ってきました-じーじの2019北海道の旅

2024年08月16日 | ひとり旅で考える

 2019年のブログです

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 昨日は東川町であった2019羽衣音楽祭に行ってきました。

 もう23回目になるのだそうです。

 以前にもおじゃましたことがあるのですが、東川町にあるかなり広くて立派な羽衣公園で行われます。

 野外ステージのある公園、大きな池や山もあって、ふだんから子どもたちが元気に遊んでいる公園です。

 そこで行われるアマチュアバンドの音楽祭、12組のバンドが朝の10時半から5夕方5時半までの7時間、素敵な演奏を聴かせてくれます。

 ふだんはあまり音楽とは縁がないじーじですが、生演奏はやっぱり違います。

 聴いているうちにこころがゆるやかになってきて、ひさしぶりにお昼から生ビールをいただきます。

 酔いもあって、こころがさらに浮き立ちました。

 アマチュアバンドといっても、あちこちでライブをしていたり、CDを出している人たちもいて、レベルは高いです。

 英語での上手な歌に、会場にいたアメリカ人のかたが拍手をする光景も見られました。

 空は青空、白い雲、気持ちがいいです。

 トンボやチョウチョと戯れながら、いい音楽を楽しみます。

 池のまわりでは子どもたちが走りまわり、笑顔で見守るおかあさんと、あぶないわよ!と叫ぶおかあさんで賑やか。

 至福のひとときでした。     (2019.8 記)

 

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田中千穂子『プレイセラピーへの手びき-関係の綾をどう読みとるか』2011・日本評論社-その1・プレイセラピーに学ぶ

2024年08月16日 | 子どもの臨床に学ぶ

 2011年のブログです

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 田中千穂子さんの『プレイセラピーへの手引き-関係の綾をどう読みとるか』(2011・日本評論社)を読みました。

 田中さんは、遊戯療法学会で2回ほどお話をお聞きしたことがあるのですが、いつもとてもわかりやすく、しかも子どもさんとお母さんの両方に優しい目配りをされていて、素敵だなと感心させられるお話でした。

 今回の本は、プレイセラピーをできるだけ言語化したということで、本当に判りやすい記載で、すごいなと思いました。

 じーじも少しでも同じような営みをしたいなといつも考えていますが、まだまだ修行不足だなということを改めて反省させられました。         (2011.5 記)

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 2023年12月の追記です

 読み返してみると、この時、すでに遊戯療法学会で、田中さんのお話を2回お聴きしていたのですね。

 じーじ、えらい!えらい!です。

 家庭裁判所で、別れた親子の面会交流の試行をするようになって、子どものこころを理解するためには、遊戯療法の勉強をしなければまずいのではないか、と思うようになったのですが、正解でした。

 それまでの、精神分析や心理療法、家族療法などの知識に加えて、遊戯療法の知識はすごく参考になりました。

 遊戯療法学会で、田中さんや山中康裕さんのお話を生で聴けたことは、じーじの宝物になっています。

 さらに勉強を続けていこうと思います。      (2023.12 記)

 

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じーじ、朱鞠内湖(しゅまりないこ)でこころの美しい人々に感動する!-じーじの2018北海道の旅

2024年08月16日 | ひとり旅で考える

 2018年のブログです

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 昨日の東川の天気予報は曇りのち雨、しかし、朝から雨でした。

 それで曇り空を求めて、今回の旅2回目の北への旅をしました。

 前回は目的地は設定せずに、しかし、結果的に、美深の町まで行って、村上春樹さんの『羊をめぐる冒険』をめぐる旅(ややこしいですね)をしました。

 しかし、今回は違います。朱鞠内湖(しゅまりないこ)。じーじには似合わない美しい響きの湖です。 

 たまたま何日か前の北海道新聞で朱鞠内湖の記事を読み、戦争中にできた人工湖と知って興味があったところに、同じ日、宮下奈都さんの短編集『遠くの声に耳を澄ませて』(2012、新潮文庫)を読んでいたら、やはり朱鞠内湖を舞台にした小説が出てきて、その中で、何もないところ、と書かれていて、こころが動きました。

 こういう偶然は時々あることですが、やはりユングを尊敬するわたしとしては、この天の声を大切にしようと思いました。

 ということで、愛車タント号に乗って出発、なんと隣りの比布町に入ると雨も上がりました。

 快調なドライブで塩狩峠を越え、剣淵町、士別市に入り、ここから国道40号線と別れて、幌加内に向かいます。

 幌加内はお蕎麦で有名な町で、道の両側は蕎麦畑とじゃがいも畑。

 どちらも白い花をつけますので、白いじゅうたんのような畑が続き、夢のような景色です。

 1時間ほど走って、朱鞠内の集落。

 昔、ここまで鉄道が伸びていたということで、びっくりします。

 間もなく、朱鞠内湖に到着。

 今の朱鞠内湖は、何もないところ、ではなくて、湖畔に遊覧船やモーターボート、貸しボートがありました。

 しかし、人は少なく、喧騒からはほど遠く、静かな、美しい湖でした。

 森林と湖水と空が綺麗で、「美」に疎いじーじでも感動します。

 まるで東山魁夷の絵のようだと思いました。

 しばらく、静かで、美しい景色を堪能し、お昼のパンを食べて、帰ることにしました。

 と、ここでアクシデント発生、なんと財布をどこかに落としてしまいました。

 車の中や歩いたところを探しますが、見つかりません。

 しかたなく、恥ずかしさをしのんで、貸しボート屋さんに、財布の落とし物が届いていませんか?とお聞きすると、なんと拾った人が届けてくれたので、案内所に預けたとのこと。

 お礼をいって、案内所に行くと、困っているかもしれないと思ってすぐに駐在所に届けに行ったということ。

 恐縮をしていると、届けに行った職員さんと連絡を取ってくれて、まだ届け出前なので駐在所の前で待っていてくれるという。

 すぐに急行し、駐在所のところで、職員さんに免許証を提示して本人確認、無事、財布が戻ってきました。

 善意の素早いリレーのおかげてありがたいことに財布が戻りましたが、考えてみれば、こんな奇跡のようなことはおそらく都会などでは考えられないことで、財布を拾って届けてくださった方をはじめ、ボート屋さんのご夫婦、案内所のおじさん、駐在所まで届けに行ってくださった美人の職員さん、みなさんに本当に感謝です。

 朱鞠内の人たちは、こころも美しい人たちでした。     (2018.8 記)

 

 

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じーじ、露天風呂でネコちゃんに見つめられる(?)-じーじの2018北海道の旅 

2024年08月16日 | ひとり旅で考える

 2018年のブログです

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 事件(?)は昨日の夕方に起こりました。

 いつものように近くの露天風呂に行くと、大雪山がきれい。

 久しぶりに全体がきれいに見えるな、と感心をしていると、そこに一匹のネコちゃん。

 え!ネコちゃん!

 そうなんです、黒いネコちゃんが露天風呂にやってきて、こちらを眺めています。

 なんで、ネコちゃんが露天風呂にいるんだ!

 長く生きてきたじーじも、露天風呂でネコちゃんに会うのは初めて、びっくりです!

 ネコちゃんはこちらの驚きにもかまわず、悠々とこちらを眺めています。

 メタボ気味のじーじはちょっと恥ずかしくなり、思わず湯船に沈みます。 

 ネコちゃんは慌てず、さりとて抗議もせず、大きな目でこちらを見ています。

 めすネコちゃん、なのでしょうか?

 湯船に沈んだじーじがだんだんのぼせてきて、困っても、ネコちゃんは平気です。

 じーじはいつものように湯船のそばの大きな岩に腰かけたいのですが、じっと見つめられているとそれもできません。

 じーじ、ピンチ!

 と、その時、ネコちゃんは女湯のほうに去っていきました。

 やれやれ、北海道での大冒険が始まりました。

(そういえば、去年は露天風呂でアブくんとの闘いがありました。北海道の露天風呂はなかなかワイルドです)     (2018. 7 記)
 
 

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