ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

全国中学校体育大会をテレビで見て、じーじ怒る!-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年08月19日 | じいじ日記を書く

 2022年8月の日記です

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 ビールを呑みながらテレビを見ていたら、じーじの好きな陸上競技をやっていた。

 全国中学校体育大会。

 じーじは子どもの頃、足は遅くて、陸上は苦手だったが、それでも、おとなになって、陸上競技を見るのは、なんとなくそのストイックなところに惹かれて好きだった。

 ところが、今は、選手紹介がまず、華々しく(たかが中学生ですよ!)、いろんなポーズをやっている。

 これは陸上に限らず、水泳やその他のスポーツでもすごく派手になっていて、じーじはこれが大嫌いでチャンネルを変えてしまうが、今では中学生の大会でも同じようで、じーじはここまでとは知らなかった。

 しかも、勝利者インタヴューもある。

 繰り返すが、たかが中学生ですよ(失礼かもしれないけれど…)。

 中学校のチャンピオンでも、高校に進めば、ただの普通の選手になる可能性もあるだろうし、今からそんなに大騒ぎをする必要はまったくないと思う。

 若い芽を伸ばしたいなら、できるだけ静かに見守ったほうがいいのではないか?

 頑張っている中学生たちを見ながら、テレビやマスコミ、その他の関係団体の大人たちに踊らされているような彼らを見るのは辛かった。

 責任のあるおとながきちんと子どもたちの将来を見据えて、子どもたちのちからをうまく伸ばしてほしいなと思う。     (2022.8 記)

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 1週間後の追記です

 先週に引き続き、全国小学生陸上交流大会というのを見る。

 こちらは、選手紹介の時に、手を挙げて頭を下げるくらいで、ポーズを取る子は少なくてホッとする(中には目立ちがり屋もいたが、愛嬌ですむ感じ)。

 インタヴューも3位までで、みんな頑張ったね、という感じでなかなかいい。

 びっくりしたのは、昔のソフトボール投げでなく、大砲の弾みたいなのを投げる競技(ピッチャーの山本由伸選手が練習の時に投げているやつのミニ版ですかね?)。知らなかった。

 時期が時期だけに、大砲の弾よりはソフトボールのほうが平和そうだが、じーじの考えすぎか?    (2022.8 記)

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 2024年夏の追記です

 昔、じーじが家裁調査官をやっていた時、スポーツエリートの子どもが挫折をした非行少年を時々見かけた。

 小さいころから運動が得意で活躍してきた子どもでも、高校では普通の選手で、注目をされなくなり、運動に熱中できずに挫折をして、代わりに悪さをする子が多かった。

 かわいそうだったが、彼らが自分で新しい道を見つけるのを見守ることしかできなかった。

 それでも、見守るおとなの存在が大切なのだろうと思う。

 静かに、温かく、見守る、おとなが大切なのだろうと思う。    (2024.8 記)

 

 

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ちいさな、ちいさな、子どもたちの物語2019-じーじの旅・親子のスケッチ

2024年08月19日 | 「おとな」の親を考える

 2019年のブログです

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 道の駅で休憩をしていると、いろいろとほほえましい光景を目にします。

 今朝は、歯ブラシをくわえたお父さんのうしろを、同じように歯ブラシをくわえた小さな男の子が歩いていて、なんとなく笑えます。

 その後ろには、髪の毛をまとめながら歩いているお母さんのあとを、これまた髪の毛をまとめようと苦戦中の小さな女の子が歩いていきます。

 見ていると、親とそっくりのことをしていて、きみたちは間違いなく親子だね、と言いたくなります。

 子どもというのは、本当に親と同じことをします。

 無意識のことなのでしょうが、すごいです。

 それも親の背中を見てのことですので、油断できません。

 できれば、いい背中を見せてあげたいな、と思います。

 自分ができなかった反省をこめて…。          (2019.8 記)

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 2024年夏の追記です

 今年も道の駅で歯ブラシ親子(?)を見つけました。

 まずはお兄ちゃんが歯ブラシをくわえて車から登場、続いて、次男坊、三男坊が歯ブラシをくわえて下車します。

 これで終わりかな、と思っていると、末っ子の女の子が歯ブラシを加えて出てきて、4人兄妹でした。

 最後にパパとママも歯ブラシをくわえて登場して、みんなで仲良く道の駅の洗面所に向かいました。

 すごいですねぇ。    (2024.8 記)

 

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