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ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が新潟市で公園カウンセリングなどを相談、研究しています

北海道東川町の歩道には何本もの大木が昔のまま残されています-じーじの2017北海道の旅

2024年08月20日 | ひとり旅で考える

 2017年のブログです

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 北海道東川町にいます。

 朝夕、散歩をしています。

 散歩をしていて気がついたのですが、東川町の歩道には何本もの大木が昔の姿そのままに残されています。

 最初は歩くのに、なんだか邪魔だな、と思ったのですが、よく考えてみれば、昔からの大木が、歩道を作るときに、意図的に残されているわけで、これはすごいことだと思います。 

 これが、ほかの町や都会だったら、道路整備で歩道を作るときに、邪魔になる木は切ってしまうのではないでしょうか。

 それが、東川町では、歩道の景観や便利性より木のほうが優先しています。

 人にだけでなく、木にも優しい町なのですね。

 木に優しいということは、逆に、人にも優しいということでしょう。

 また、歩道だけではなく、公園はもとより、学校や病院、役所などをはじめとする公共の施設でも、その周囲や駐車場には必ず大木が並んでいます。

 おかげで、散歩の途中でも木陰が多く、涼しく散歩ができます。

 人だけでなく、エゾリスさんやキタキツネさん、ヒグマさん(?)にも優しそうです。

 いい町です、東川。     (2017.8 記)

 

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木部則雄『こどもの精神分析Ⅱ-クライン派による現代のこどもへのアプローチ』2012・岩崎学術出版社

2024年08月20日 | 子どもの臨床に学ぶ

 2012年のブログです

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 木部則雄さんの『こどもの精神分析Ⅱ-クライン派による現代のこどもへのアプローチ』(2012・岩崎学術出版社)を読みました。

 とてもいい本です。

 特に、子どもの精神分析アセスメントが良かったです。

 丁寧に、判りやすく、アセスメントと治療との関係などが詳しく述べられています。

 とても勉強になりました。

 感動をしたついでに『こどもの精神分析Ⅰ』も読み直してみましたが、前回より少しは理解できたかなと思いました。

 この間、クライン派ではメルツアーさんの本を何冊か読みましたが、少しずつでも理解が深まっているように思えます。

 しかしながら、まだまだ難しいのも事実で、さらに勉強をしようと思います。          (2012.9 記)

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 2024年1月の追記です

 かなり久しぶりに本書を読んでみました。

 子どもの精神分析アセスメントの様子が詳しく書かれていて、当時、じーじの家庭裁判所での調査の仕事の参考になったことを思い出します。

 本書では、子どものアセスメントの実際の様子の記載の横に、その解説が書かれており、初学者にもとてもわかりやすいです。

 アセスメントの様子をのちに自らスーパーヴィジョンしている箇所もあり、改めて勉強になりました。

 さらに、学びを深めていこうと思います。          (2024.1 記)

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 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ  

    1977年、ある四流私立大学文学部社会学科を卒業、浦和、新潟家庭裁判所などで家庭裁判所調査官として司法臨床に従事する  

    2014年、定年退職間際に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士)を修了 

    2017年、臨床心理士になる

 仕事 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています

 学会 精神分析学会、遊戯療法学会会員

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区

 mail  yuwa0421family@gmail.com    

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